まず心が動いたら そこに言葉をのせていこう。

監督とは、今週秋公開の『玄牝(げんぴん)』について話す。

愛知県岡崎市にある自然分娩の吉村医院の吉村医師と

妊婦さんたちと助産婦さんたちを四季を通じて撮った作品。




マッサージをしながら、あれこれ話していたら、
お月さまが出てきて風が涼しくなってきて、
夜になっていた。

「脱皮するのですね」

と言ったら大笑いしていた。「手当をしてください」と。





私は、自らミッションをもっていた。

「玄牝」を多くの人に見ていただきたい。

生命を女の人が体内で育む凄さとぬくもりと生命の神秘と素晴らしさを知ってほしい。

私は、『玄牝』を見てから、子どもを産んでいないのに、
女の強さを自覚、実感できるようになってきている。

母の産んでいただいたことを深く想うようになった。

人がむしょうにいとおしくなっている。 


子どもの頃の表情の自分をいとおしくなっている。
 
まず、こんな想いが大事なのだと感じている。