桜と娘と自分と


必死で写真におさめようと
自撮りしていると




「 撮りましょうか?」
と声をかけてくださる人が
必ずいる





本当に優しい








姉にも1歳になる息子がいるが
東京に住む姉いわく、
これはあちらでは
有り得ない
ことらしい






東京では、他人にいかに干渉しないかが
肝 だそうで



関西に帰省すると
ベビーカーの中まで覗き込んだり
頭をなでたり
干渉関西人に驚く と同時に

そのあたたかさに羨ましくもなるらしい









干渉しないがマナーの東京と
干渉してなんぼの関西と

どちらがどうかは好みが分かれるだろうけれど






少なくともわたしは 育児 という孤独のパラレルワールドで

声をかけてくれる人がいるのは

ありがたい


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よしむら
 



「 まま、いつも ありがとっ 」

1歳児の娘が突然そう言ったので
驚いた





そんなこと、6年世話をやいている夫にも
言われたことが ない










それにしても
こどもというのは
こちらが教えるでもなく
面白いほど自分で学んで
どんどん成長しているから
頼もしい













「 親はなくとも子は育つ 」

3ヶ月ぶりにまともに娘と遊んだ夫が
誇らしげに言っていたが

夫が言うと
無性に苛立つ







よしむら

家事や育児は
労働にカウントされていない




夫の
言動のふしぶしで
感じる








もちろん

夫が休みゼロで働いてくれているおかげで
娘とのかけがえのない時間を過ごすことができ
感謝している














ワンオペレーション妻は
24時間体制で就労していても
お給料が発生しない分

やっぱり
労働にカウントされていない

























なにが寂しいって




「 今日トイレでおしっこできたよ!」
「 お友達にごめんなさいが言えたよ!」

娘の成長をともに喜びあう時間もないこと

のように思う









よしむら

娘が寝た
20:00


ここからがようやく
自分の時間






たまっていた仕事を暗闇の中でこなし

録画している桃李を観たり





眠たくて眠たくて仕方なくても
意地でも寝ない








娘と過ごしている時間は

食べることについても
買い物も
トイレでさえも
自分のことは後回し















だけれども
いちにちの終わりに
寝ている娘の布団の中に
もぐりこむ幸せは


たまらなく
これ以上の幸せは

ないように思う


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よしむら


先日
オレンジ色の口紅を買いました






気づけば
娘のものばかり買っていたので



久しぶりに買った自分のものが
口紅で










春から娘が通う教室の顔合わせがあり
あまりにも貧相な顔に口紅を塗ってやりたくなったのです










産後間もない頃
娘とお乳中心の毎日で
ほとんど裸のような格好で過ごしていたわたしに
友人が


「 大丈夫 恥じらい は戻ってくるから 」と言っていたけれど
当時はもう、戻ってこないと思っていたそれは

ようやく
少しずつ

戻ってきたの かも しれない。。







よしむら



1カ月ぶりに
夫が休みでした




1カ月も
夜通し働いていた夫を
労うこともできないほど
その妻も

疲れ果てていました











夫というものは
休みとなると家族で過ごすのが当然

と思って家族で出かけようとするクセがありますが




妻 ひとり

になる時間も
実は欲しかったり

するのです


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よしむら


京都亀岡から
トロッコに揺られ


嵐山で下車し


ぶらぶら歩いて



常寂光寺へ向かう道の途中

その団子屋はあります






まだ結婚する前に
夫と
訪れた冬の京都




寒い寒い と言って
団子屋に入った私たちは

 ぜんざい を食べました











時は経ち、先日
今にも雪が降ってきそうな寒さの中



娘と3人
あの日のように

手をつなぎながら
常寂光寺へ歩いていました





思い出の団子屋を見つけた私と
ほぼ、同時に夫が



「 この団子屋! 」そう言うので


ほんの一瞬だけ
あの日のふたりにタイムスリップしたような
気に 

なっていた私にむかって





「 あの頃は もっと可愛らしいかったなぁ・・・ 」
夫がつぶやいたので






ひとりでタイムスリップしていた私は


団子屋の暖簾をくぐって中に入り

ぜんざいを食べている
あの頃のふたりに会えるのならば





「もうちょっとよく考えて!」そう
アドバイスするかもな・・・と
思ったのだけれど

今日は言わないことに

しました



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よしむら


土曜日などに開催される


” お父さんと遊ぼう会 ” などに

お母さんだけど娘と参加すると




お父さんの出席率の高いことにも驚きますが

お父さんのオシャレにも驚かされます






みんなニットの首元から
白い襟付きのシャツがのぞき


綺麗サッパリ してるのです









パパがギラギラしていると
その横にいるママもツヤツヤで

その相乗効果か
娘や息子も自信に満ち溢れて
見えるのです





いつも
母子家庭ぎみの われわれ親子は




うらやましく過ごす
土曜日なのです







よしむら



不思議と
魅力があって



なーんだか
あれこれ悩んでなさそうで




なんだかんだで
人生うまいこと転がっている



そんな、
私と真逆の 友人と


各々の夫について語り合っているときに







「 わたしって頑張ってる! 」って
いつも自分で思うようにしている



と言っていたのを聞いて
なるほどな~!! と感激しました











確かに、
自分のことを後回しにしても
夫のこと、こどものことを考えている

” 自分 ”


褒めてあげること

忘れていました











欲しかったダイヤのピアス
買ってあげたい気分です



よしむら





20歳で結婚し


30歳で離婚して


シングルマザーの友人が




娘2人も もう中学生になり




ようやく落ち着いて、恋愛をしている











その彼女がよく言う


「 遺伝子は ずっとついてくる 」







別れてサヨナラしたはずの夫が
そうやってついてくるのだそうだ
 












たくましい彼女にまた
夫の愚痴を聞いてもらおう









よしむら

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