《弁護士に成り立ての頃》
 弁護士登録(1985年)したころは、人権派弁護士と呼ばれ、弁護士会の委員会も弁護士2年目から日弁連の女性の権利に関する委員会(今は「両性の平等に関する委員会」と呼ばれています)、4年目から日弁連の公害環境委員会(原子力部会)に所属していたのですが、1989年10月から日弁連広報室の嘱託になり(1993年9月まで)、当時の日弁連事務総長から「広報室に君のような旗幟鮮明な弁護士が来るのは異例だ」といわれ、傾向のハッキリした委員会に所属するのは望ましくないといわれました。そうはいっても女権委員会では既に部会長、公害委員会でも副部会長でしたのですぐやめるのも無責任なので任期満了時に更新せずにそれらの委員会からは離れることになりました。

《弁護士会の法律相談センターとの関わり》
 その後、委員会に所属しないのも寂しいので、法律相談なら弁護士誰でもがすることだから「色」があるとはいわれまいと、所属会である第二東京弁護士会の法律相談センター運営委員会に入りました。さらに日弁連の「法律相談事業に関する委員会」で二弁の委員が委員長になるときに実務要員として送り込まれ、いつのまにか法律相談センター畑の弁護士となってしまいました。
 1999年6月から2002年5月までは日弁連の公設事務所・法律相談センター(先の「法律相談事業に関する委員会」が名称変更)事務局長となり、この頃はもっぱら「弁護士過疎地域」に公設事務所と法律相談センターを作る旗振り役を務めていました。また、この頃、法律相談にもカウンセリングの要素を考慮すべきではないかということで、日弁連の公設事務所・法律相談センターが臨床心理の専門家たちと「面接技法研究会」を続け、相談技術やカウンセリングの考え方を勉強させてもらいました(どの程度身についたかは心もとないですが)。
 2007年4月に第二東京弁護士会の法律相談センター運営委員会の委員長になることになり(2009年3月まで)、その際に日弁連の公設事務所・法律相談センターからは足を洗わせてもらいました。委員長終了後は、法律相談センターとの関係では平委員のご隠居さんとして時々顔を出す程度ですが、東京の3つの弁護士会が法律相談センター運営のために設けている東京法律相談協議会で労働相談の運営を担当していたこと、もともと弁護士になって以来労働事件を比較的多く担当していたことから、第二東京弁護士会の労働問題担当の部署に派遣され、今では2011年に設立された「労働問題検討委員会」の委員長(2013年4月から)になっています。
 弁護士会の法律相談センターの相談担当は、弁護士になってすぐに事務局から求められて登録しました(当時は、相談担当弁護士への登録が少なく、どちらかというと「奉仕」の雰囲気でした)。1998年に弁護士会が多重債務専門の法律相談センター(四ッ谷法律相談センター)を開設する際には、法律相談センターの事務局から登録する弁護士が少なくて困っているといわれたために、好きなだけ使っていいですよといったら月1回担当名簿に載せられて、債務整理・過払い請求弁護士の道も歩むことになりました。
 しかし、その後、時代は変わり、法律相談センターの相談担当を希望する弁護士が増えて抽選まで必要になり、私自身は、法律相談センター運営委員会の委員長になるときに、全ての相談担当名簿から外してもらいました。弁護士会の法律相談センターの相談担当からは卒業というところです。

《現在の私と法律相談》
 今は、自分が担当する法律相談は、私を直接指名して事務所に電話をしてくる方(ほとんどは私のサイトを見て電話をしてくる方)だけになっています。
 直接自分が行う法律相談と別に、労働問題検討委員会の方では、法律相談センターの労働相談の相談カードを(もちろん、名前や連絡先などの個人情報は消して)検討する「労働相談事例検討会」を定例的に行い、むしろ多数の労働相談の内容を検討させてもらっています。また、法律相談センターの「あっせん」(法律相談センターでの相談経由の事件受任の際の弁護士費用を決める)、第二東京弁護士会の「市民窓口」(弁護士への苦情への対応)、司法支援センター(法テラス)の再審査(法テラスの決定に対する不服申立の上訴審)の委員をしていて、それらの時にほかの弁護士の対応をチェックする役で勉強させてもらっています。
 そういう自分自身が日々行う法律相談と、弁護士会でいろいろ担当する立場からほかの弁護士が行った法律相談やその後の事件処理を見ての経験で、今なお、法律相談も、弁護士業務も、奥が深いなぁと思う日々です。

《事務所について》
 私の事務所は、神田錦町にあるにもかかわらず「大手町共同法律事務所」を名乗っています。
 大手町にもなく(大手町から歩いて来れますが)、庶民の事務所なのになぜまるで大規模な企業側の事務所のような名前なのかは、過去のいきさつでいわく言い難いところがありますが(^^ゞ
 実態としては実働弁護士2人、床面積27㎡の小さな事務所です。
(実働2人というのは、当事務所に登録している福島瑞穂さんが現在社民党に出向中で実働していないためです)
 狭いのに原発訴訟とか大規模労働事件とか刑事再審事件とか事件記録の膨大な事件を受けているので、事務所のフロア中そこここに事件記録が積み上げられています。思い切り散らかっていますので来られる方は覚悟してきてください。

事務所の住所
 〒101-0054 東京都千代田区神田錦町1-1-6 神田錦町ビル3階

電話番号
 直通     03-3291-0807
 事務員用  03-3291-2244  事務員は平日9:30AM-5:00PMにいます。
 当事務所では代表番号は設けていません。電話番号は弁護士別です。

FAX番号   03-3291-6353