続・菓子箱電車で行こう!

とりあえず「手」動かせば、なんか「!」が浮かぶかもしれんよ~

8b.追補

書き漏れが多々ありますので、ちょっと追加。
台車はエンドウのDT-64/TR-249に若干のパーツを作り足して使いました。

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川崎重工製の2・3・8・9号車(DT84形)と4号車(TR266形)には紙と1.6鉄棒で作ったヨーダンパを取り付け。
縦のダンパーはコイルスプリングにφ1.6鉄棒に挿入したものを全車に貼り付けました。


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J-TRECの5・6・7号車(TR267形)はヨーダンパ受けの部分が異なります。

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先頭車用のDT83にはヨーダンパーが付いていません。定員0名だからでしょうか。

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1・10号車のラジエター部のパイプにはφ1.6アルミ針金を使いました。ココだけホンモノの金属光沢w
赤いテープ様のものはコピー用紙を赤マジックで染めたものです。

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各種表示灯にはスワロフスキー奢りました。

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乗員・乗客のみなさんはいつも通り着替えていただいて。
乗務員・クルーさんの人員についてはツアーデスクからお電話いただいた時に「何名お乗りになります?」とお伺いした時のご回答を参考に配置しました。

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5号車ラウンジこもれびに設置された電子ピアノ+奏者さんも作っておきました。

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5号車の床の一部は車体側にも設置して、そこに椅子やソファ・机やクラビノーバを貼り付けてあります。
車体と床板との電気的接続については、今回はコネクタを使用しました。

次。前面のヘッドライトとテールライト。

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光源は2012表面実装型LEDを使用し、ピラーの形に収まるようにしました。
一番上がテール用赤色、残り4石が白色ですが2石ずつ15mAのCCR(定電流レギュレータ)で回路を組みました。CCRユニットは左上に見える別体構造で運転室の下に格納してあります。

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ちょっと見難くてスミマセン。レンズはφ0.5光学繊維を6本並べて遮光用の紙を挟みの繰り返しで4ユニット、その上にt0.5アクリル板を2mmに切ったものを乗せて5連に見せています。
このあたりは「Made of 紙」の"でんたく"さんが作った四季島の完コピです。
"でんたく"さん、ありがとうございます。

それをカバーする先頭車前面の三次曲面ガラスをどうするか、いろいろ探したところ

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とりあえず1個購入して車体に当ててみたところ、良い具合でしたのですぐに追加を買いに行きました。もちろん中身は夏の間に使います。
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見られる程度にはキレイにできました。

以下、車内の様子です。

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10号車展望室「いぶき」

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5号車ラウンジ「こもれび」の電子ピアノ付近

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同じく5号車ラウンジ「こもれび」のバーカウンタースペース。
カウンター上のランプも点灯します。

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6号車ダイニング「しきしま」高床部。
テーブル上のランプは本来電球色ですが、室内灯とのコントラストを出すために白色LEDを使用しました。

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6号車の厨房部分には廊下との間に大きな開口部があります。

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7号車の四季島スイート。階上は掘りごたつのリビングスペース、階下はベッドルームです。

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こちら平屋式の「デラックススイート」

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普通のスイート(本来の意味での「寝室と居間が別になっている居室」じゃないです)。

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その一般スイート客室で走行させてきました(随行カメラマン氏の撮影です)。

ツアー参加までの6か月で必死に作ったもので、製作途中の写真が殆ど無く、ほんと申し訳ありません。
おまけに、6月初旬からの屋上機器・室内艤装に根詰めてしまい「テニス肘」を発症してしまいました。しばらく工作机に向かうのは無理みたいです。

𓇌𓍯𓐚𓇌𓈖𓍯𓋴𓇋𓈖𓈖𓍯𓐚𓇌𓇋𓂋𓅱𓊪𓄿

8.形式写真

一応の竣工は見たのですが、10輛もありますから先に側面からの写真だけアップします。

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E001-1
上野側先頭車。詰められるだけ詰め込んだ機器のせいで、実物の重量はアルミボディなのに驚異の64.1t。ちょっと規格の低い釜石線に入線するときなどは後ろからEast-iが線路の状況を確認するために付いてくるそうです。LCXアンテナが装備されていますので、新幹線(青函トンネル)区間の位置確認のために1号車が必ず上野側に位置します。
モケーでも動力車で妻側の2軸を中央に置いた産業用モーターで駆動しています。駆動軸の床上には合計50グラムの自動車ホイール用ウエイトを積みました。

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E001-2
一般客室3室の標準車体です。上野側にプラグドアがありますが通常は客用として用いません。洞爺駅でお宿からのスーツケース等を搬入するときに使われていました。
実物は動力車ですがモケーでは付随車です。

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E001-3
こちらも標準車体、クルー用居室が前後に2室あり、上野側にプラグドアがあります。
実物は動力車ですがモケーでは付随車です。

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E001-4
パンタのない標準車体なのですが、青森側の1室が車いす対応の客室になっています。その客室用のドアはは広く開口し、そこまでの廊下は広く作られています。このためクルー用居室も上野側1室のみ。
上野側にプラグドアがあります。
実物は付随車ですがパンタグラフなしで裏返しやすいのでモケーでは動力車です。

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E001-5
実車はステンレス製のバスタブ構造の車体で付随車です。モケーも付随車。
中央部はラウンジスペースと両開きのプラグドアがあり、通常乗客の出入りはここで行います。青森側にはバーカウンターと共用お手洗い、上野側には喫煙室とクルー用更衣室/シャワー室がありました(間違って開けたら荷物室になってました)。

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E001-6
食堂車です。5号車と同様の構造ですが、こちらの中央部は2階建てです。ただし、下階はクルー用のお手洗いと食品保管庫。キッチンは青森寄りにあります。
上野側にプラグドアがあり、1日目の夕食のサービスを行う(増員された)クルーさん2名が仙台で降車する際と、生演奏を行う音楽家が一ノ関で降車する際にも使われていました。
実物もモケーも付随車です。

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E001-7
定員4名の特別車です。青森側は「四季島スイート」で2階建て構造、上野側が「デラックススイート」で平屋構造。どちらの部屋にもヒノキ風呂付き(障子のあるところ)。この車輛にはクルー用居室が2室ありますが、ドアがありません。
実物もモケーも付随車です。

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一般スイート車輛です。3号車とほぼ一緒です。上野側のプラグドアに加えて青森側に非常口があります。
実物は動力車ですがモケーでは付随車です。

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一般スイート車輛です。2号車とほぼ一緒ですがプラグドアは青森側にあります。
実物は動力車ですがモケーでは付随車です。

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青森側先頭車。
1号車と同一構造ですが、展望室下部にLCXアンテナが装備されていませんので、その蓋もないスッキリした外観になっています。
実車もモケーも動力車です。

7.屋上機器

今まで直流区間の電車しか作ったことがないのに、ここに来ていきなり
「直流1,500V」「交流20,000V(50/60 Hz)」「交流25,000 kV(50 Hz)」「非電化区間」
を走る電車(+電気式気動車)の屋上機器を作るという無謀なチャレンジです。
交直流の屋根
写真を基にして機器配置を罫書きました。2号車と9号車、3号車と8号車がそれぞれ同じ仕様ですので、パンタ側・非パンタ側4種類を各2つづつ合計8個作ります。

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日本橋のナニワネジでポリカねじを買ってきました。

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穴を明けるものはネジの頭からプラス溝をガイドにして中心を狙います。貫通してから頭を落としたり削ったりして各種用途に使用します。
ちゃんとパーツ買ったら即、破産です・・・

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テーパーの付いた碍子もありますが、ネジではどうしようもありません。
フランクフルトに刺さっている竹の棒の先端をサフェ塗って軽くペーパー掛けしてから、銅線を巻き付けた後に切断します。
もちろんコレも白く塗っておきます。

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なんだかんだで4輛分の機器を製作しました。

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配置図面をt0.4の工作用紙に印刷して、真鍮線・燐青銅線・被覆銅線に絹糸まで総動員して配管を取り回しパーツも貼り付け塗装まで済ませ、ユニット状にして車体に落とし込みました。
自分で言うのもどうかと思いますが、なかなかに壮観。

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2・9号車非パンタ側(上野方)
主フューズは葉ダレ防止リングの支柱の被覆を剥いたもの(φ1.6ぐらい)にハイキューパーツの外径1.9mmスプリングを押し込んで、2mm角のプラ棒に穴を明けたものを両側から挿し込んでます。
2・3・8・9号車非パンタ側の直流避雷器(LA-17)はエンドウさんのホワイトメタル製品です。

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2・9号車パンタ側(札幌方)
パンタグラフはTomixのPS33Bですが、台枠の足を切って洋白帯板を貼り付けました。
大きな交流避雷器はM2.6用の金属ワッシャーとM2用のφ4絶縁ワッシャーを交互に重ねたものです。

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3・8号車非パンタ側(上野方)
真空遮断器はポリカねじと鉄棒と檜材と紙とプラのアングルの組み合わせです。
交直切替器はどっち向いてるのか、実物に疎い私には分かりません。

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3・8号車パンタ側(札幌方)
こちらの交流避雷器はφ6.4mmのプラパイプ(小径の真鍮パイプの容器)の輪切りの上にM3用ポリカねじを載せたもの。
計器用変圧器は見ての通り(汗
3・8号車って直流区間以外ではパンタ下して走るのに、ここまでせんといかんのか?

6.メッシュ使ったところ

四季島の前回記事「5.メッシュ各種」、具体的にドコに使ったかと申しますと・・・

まずは一番面積の多かった床下機器側面カバー

裾部2(1レイヤー)

1(10)・2(9)・3(8)・4号車の側カバーそのものは紙(内貼りt0.4・表面はカレンダーの紙)で作っています。
開口部は内貼り側を少し小さく明けて、メッシュを貼る「のりしろ」を用意しておきました。
本当は内貼り側を大きく取ればキレイなのですが、強度不足になりそうな気がしたので今回はこの方法で。

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側カバー本体にはたくさんリブが入っていますしメッシュの左右は均等にしたかったので、開口部毎に寸法を合わせて1枚ずつ貼り付けています。

同じメッシュを使った先頭車屋上のラジエーターの吸気側カバー

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この部分は内貼りと外板の間にメッシュを挟み込む構造にしました(奥は内側をお見せしています)。

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「メッシュ」から話は逸れますが、ラジエーターファンの丸い枠は鉛筆が短くなった時に使う延長軸(「鉛筆ホルダー」というらしい)が丁度良いサイズでした。
φ9mmの木の丸棒を芯にして輪切りにして、内側に紙を巻いて段差付けてスーパーXを塗ってから静かにメッシュを載せて接着。
下側にはt0.2程度の紙で作った8枚羽根が取り付けてあります。

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保安装置が4種類もあるからなのか、列車無線アンテナもこの部分に2個搭載されております。

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ディーゼルエンジンの排気口にも内側からメッシュを入れておきました。
余談ですが、直噴V型12気筒57.2Lのエンジン回してる時の展望室は話が出来ないくらいに五月蠅いですよ・・・



次、クーラー。

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こちら川重車用
排気側にPART-019、吸気側がレジンの波板。

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こちら5・6・7号車用
排気側がPART-024、吸気側がPART-020と贅沢に金属メッシュを使用しております。

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ついでに屋根上のブレーキ抵抗器。レジンの波板でやっつけました。やたらに明いている穴は適当な大きさの真鍮パイプの先端をポンチ状に尖らせたもので抜いてあります。

これらの機器は当然紙製w、基礎部分はt0.4を使いレジンの波板を取り付けた状態でパールグレーで塗装し、そのあと上部にクレオスの缶スプレー(8番・銀)を吹いたカレンダーの紙を重ねてあります。
エッチングメッシュは最後に貼り付けてます。
レジンの波板の使用例をもう少し。

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1・10号車のディーゼルエンジンの排気口に

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各部屋の換気口や

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厨房の換気口です。
どちらも曲面に設置するので原版(t1.0)では分厚すぎて曲げられないんです。

エバグリの波板はこういう感じで使いました。
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うーん、馬子にも衣裳というか何と言うか、ヘッポコ紙工作でもエッチングメッシュを使うだけで精密感が当社比1.5倍になるから不思議なものです。

「8」ちょこちょこやって提出

いつもの通りt0.5プラ板にホッチキスの針を埋め込んで床下機器の足代わりにして、パーツを貼り付けて床板にセット、だいたいの作業が終わりました。

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戸当たりゴムは黒でしたので、ビニールテープを細切りにして(0.4mmぐらい)客用扉中央部に貼りました。

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時間切れとなりましたのでこの状態で竣工としました。
運転席と助手席側でワイパーの長さが異なるのには少々焦りました。連結面の妻には実物写真を参考にして銘板や貫通渡り板を紙で作って貼りましたよ。

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行先を「岩手」にしましたのでTc側が前になります。
そうそう、客用扉横にワンマン時の「出口・入口」表示を行う液晶パネルが付いています。
黒いフィルムはこんな風にして作りました。

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湿布薬のフィルムの裏面に黒いマジックを塗って乾かして所定の大きさにカットして貼っただけ。

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モーターと前照灯・尾灯と室内灯はスイッチでON/OFF可能です。

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課題提出前日に投宿して最後の確認をしているところなのですが、クモハの前部が計算より0.5mmも低くなっていました。もうどうしようもありませんのでそのまま提出。

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どうやら何方にも気づかれなかったようで一安心。
お披露目のあと、「せっかくだから走らせてみましょうよ」と仰っていただいて13mmレイアウトの上に載せたのですが、「全軸ピボット」で「集電ブラシなし」しかも「自作動力」で「バックゲージも怪しい」という状態で安定した走行には程遠く、ご迷惑をお掛けしてしまいました。申し訳ありません。
落ち着いたら16.5mm仕様にして走らせようと思います。
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