2017年06月19日

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夜7時のNHKニュース冒頭で6時から行われた安倍首相の「国会閉会に当たっての会見」が7分間垂れ流しされました。通常これだけ報道するならば、ニュースキャスターなる人物が会見に対する解説、コメントをするべきなのに一言もなし。安倍首相が言ったことと、それを要約したことを放送しただけ。しゃべっている内容が事実と異なるだけに安倍首相に対しても、NHKに対しても腹立たしく感じました。ここまでNHKの「報道能力が落ちたのか」とがっかりしましたね。ところが一方、イギリスとフランスの政治状況では、EUに対しての考えを解説しているのですから、なんでしょう。あわせて森友学園問題で、大阪地検が捜査に入ったということも、つい先ほどの7時行われたことも解説しているのですから、余計に腹が立ちましたね。「政治に影響しない」時を狙って操作に入ったとのこと。籠池元理事長だけを「悪者にする」タイミングですね。安倍首相の会見では、野党が「政策に関係のない」論議ばかりしたために十分な議論ができなかったと、野党を批判している。まったく反省のない日本国首相です。共謀罪も7月中旬から施行するので「適切に」執行すると国民に脅すことも忘れていませんでした。

 
 川西市議会建設文教公企常任委員会で、「認定こども園の設置条例」と、「市立川西病院指定管理者制度導入」議案が審査されました。日本共産党からは黒田議員が委員として参加。
 結果的には2議案とも採択されましたが、日本共産党議員団としてそれらは反対の立場をとりました。
 認定こども園問題では、市立幼稚園・保育所を廃園にし、一体化園を設置するとして、第一号を牧の台小学校区に建設中の認定こども園の設置条例です。その次は加茂幼稚園と保育所の廃止、一体化園が順番で出てきます。
 今日も議論になりましたが、幼稚園児対象の1号認定児と、保育園児対象の2.3号認定児が同じリズムで教育や保育を受けることにはならず、ともにマイナスな状況が出てくるのではないか。2.3号認定児は、昼寝から目が覚めたらさっきまで一緒に遊んでいたお友達がいなくなっているので、戸惑いと、違和感を感じて保育を受けることになる弊害。長期の休みが幼稚園児はあるけれど、保育園児はありません。保育園児は入園すれば即その時から「本番」ですが、幼稚園児は「慣らし保育」があり、そこでの違いもあります。矛盾だらけの認定こども園の課題がそのままではほかの議員も賛成できないと思いますが。

 市立川西病院問題。一般質問でも少なくない議員が取り上げ問題、課題を話し合っているにもかかわらず、委員の中には「問題提起」すらすることなく、行政がやることに間違いがないと言い切り、「賛成します」を発言する議員には閉口しました。せっかく議論をする場を与えられているにもかかわらず議論せず、他の議員の発言には「議題と関係ない」とばかりに、発言を遮ろうとする。市民から負託を受けて議会に出てきているだろうに、その支持してくれている市民から「意見」を聞くこともしていないのでしょうね。
 よりはっきりしたのは、市長に「協力したい旨」の手紙を送った医療法人・協和会の意向に沿った「市立川西病院の公設民営化構想」であること。176億円の市債を発行し、指定管理制度で民営化する医療法人は、協和会しかないといった方向で「構想案」をつくってきていることを、「構想案に協和会からの意見を聞いている」と素直に白状していました。
 この間川西市は財政的に大変だからと、大型事業はPFI事業で行い、短期的に落札企業の財政力で一時的な支出を抑えるとして、PFI事業導入の「言い訳」にしてきました。ところが今回は民間医療法人には、「財政的負担」を極力させないという、これまでの方針を180度転換しているのに、「すました顔」でそれを正当化しているのですから、開いた口がふさがりません。それまでして指定管理者になる「民間医療法人」に気を使った構想案です。賛成することはできませんね。
 今回の医療構想案は、厚労省、県の認可をとることができる素晴らしい構想とも言っていました。北部の地で市の単独で今の市立川西病院建て替えとなれば国や県のOKは出ないとも言い切っています。「そのことを徹底して国や県と議論した」のかどうかは今日の議案審査の中では明らかにされていません。
 ここで見えてくるのは、国の意向や県の考えには従いますという大塩市長の考え方です。280人もの医療職員の分限免職が大きな課題でありますが、「市政の失敗」をこの職員の生活を変更させる形で償おうとしているわけですから、一生懸命市政に貢献してきた職員に対する冷たい市政と言わなければなりません。
 これだけの大きな問題を審議した議案審査の中で、市長の発言が一言もありませんでした。(審査の始めと終わりのあいさつだけはありましたが)。

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