稲垣吾郎が月9で新境地!ワルで嫌なヤツ

20100924-00000031-sanspo-000-3-viewSMAPの稲垣吾郎(36)が10月18日スタートのフジテレビ系月9ドラマ「流れ星」(月曜後9・0)で、“悪人”を演じることが23日、分かった。

主演の竹野内豊(39)と切ない純愛を繰り広げるヒロイン、上戸彩(25)の兄役で、借金を重ね、金のためなら妹の幸せをもぶち壊す極悪非道なだめんずを演じる。

 稲垣といえば、25日公開の映画「十三人の刺客」(三池崇史監督)で家臣を次々と殺す暴君を怪演。繊細で優しい“吾郎ちゃん”のイメージを突き破り、演技派の新境地を開拓しているところで、再び、だめんずに取り組むことに。

 「流れ星」の中野利幸プロデューサーは「稲垣さんは、苦しめたくないのに妹を苦しめてしまう、とことん情けないけど、人間くさい役どころ。魅力的な『悪人』を演じてほしい」と期待を寄せる。

 兄のために風俗で働くことになった妹から、容赦なく金をせびる半面、非常に気が弱い一面も持つ男を演じる稲垣は「ドラマの中のスパイス的な存在として登場するので、その役割をちゃんと果たしたい」と意欲十分。「かわいそうな部分や同情する部分もあるけど、『また出てきたよ』みたいな嫌なやつなので、僕の登場シーンならではの音楽があったらいいな(笑)」とおねだり発言まで飛び出すほど、ワルの演技を楽しみにしている。