くりぃむ&マツコらが新たなスターを発掘! “平成のスタ誕”が放送

20110217-00000327-oric-000-0-viewお笑いコンビのくりぃむしちゅー、タレントでコラムニストのマツコ・デラックスが、4月スタートの新バラエティ番組『スター☆ドラフト会議』(日本テレビ系 毎週火)でMCを務めることが17日、わかった。同番組は、3人を中心とした腕利きの人気芸能人らが“スター鑑定団”となって素人・無名芸能人をイジり倒すことで参加者自らの持つパフォーマンス以外にその人のキャラクターやポテンシャルを引き出し、さまざまなジャンルの業界関係者によるジャッジで次世代のスターを発掘していく。かつて伝説の視聴者参加型オーディション番組『スター誕生!』を放送した同局が、満を持して“平成のスタ誕”を復活させる。

 同番組では、素人・無名芸能人の“スター候補生”がスタジオで自慢のパフォーマンスを披露。その後“スター鑑定団”による「イジりタイム」で候補生をさまざまな質問などでイジりまくり、それぞれのキャラクターやポテンシャルを引き出していく。また候補者自らが出演を希望するテレビ番組やメディアなどを発表して売り込む「逆指名発表」を経て、スタジオでその様子を一部始終を見届けた約20名のスカウトマンによる「判定タイム(入札!)」が行われる。

 新たなスターを求めてスタジオにやってくるスカウトマンは、テレビ・ラジオ番組プロデューサーやネット放送局、広告会社、芸能プロダクション、レコード会社、出版社、映画会社、イベンターなどさまざまなジャンルを網羅した業界関係者。出演交渉まで漕ぎつけることができればその場で出演メディアの結果が発表される。スカウトマンの心を掴むようなキラリと光る個性が発揮できれば、即出演交渉に進めるという“一発勝負”のスリル満点な内容となっている。

 2010年12月には、土曜午後のお茶の間に次なるヒット番組を狙って新企画を届ける同局の試験的放送枠「サタデーバリューフィーバー」で単発番組を放送。その際出演者、見事に“入札”されたカメラマンは先日放送された同局の『行列のできる法律相談所』へ出演を果たし、ゴスロリ看護師は19日放送のドラマ『デカワンコ』への出演が決まっているなど実績も十分。また、デビュー決定後も番組が実際の出演の様子を追いかけ、順次番組内でオンエアするなど活躍を見守っていく。

 今までのオーディション番組と異なるところは、参加者がパフォーマンスする内容は自由だということ。また一方的に披露する自らのパフォーマンスだけでなく、実際に芸能人と接した際の反応や切り返し、その人の持つキャラクターなど評価する要素が大きく広がった点だといえる。昭和のお茶の間を沸かせた『スタ誕』で生まれた山口百恵、ピンク・レディー、小泉今日子などさまざまなスターを超える、新たなスターの誕生に注目したい。