そごう八王子が来期にも閉店

20110223-00000524-san-000-7-viewセブン&アイ・ホールディングスは、傘下の百貨店、そごうの八王子店(東京都八王子市)を2012年2月期中をめどに閉店する方針を固めた。23日の役員会で決定する。都心部の百貨店との競争激化で売り上げが伸び悩み、業績回復は難しいと判断した。

 同店は1983年に開店。売り場面積は約3万平方メートルで、10年3月期の売上高は233億円。08年に改装したが、都心部の百貨店や衣料専門店などとの競争が激しくなり、赤字が続いていた。

 セブン&アイは、昨年末に西武有楽町店(東京都千代田区)を閉店。今後は、西武池袋店(同豊島区)など都心部の旗艦店に経営資源を集中させる方針だ。