北海道・噴火湾で漁船転覆、船長ら3人不明

20110301-00000001-maip-000-1-view1日午前5時頃、北海道長万部(おしゃまんべ)町国縫(くんぬい)沖の噴火湾で「漁船が転覆した」との通報が八雲町漁協から室蘭海上保安部にあった。

 室蘭海保の発表によると、転覆したのは、同漁協所属のエビかご漁船「第二十八栄亀丸」(4・9トン)。船長の八雲町野田生、東庄太郎さん(66)と、同所、東則明さん(56)、同町山越、中西淳さん(47)の乗組員2人の乗員計3人の行方がわからなくなっている。

 午前4時50分頃、中西さんの携帯電話から妻の携帯電話に「転覆しそうだ。親戚に連絡をして、助けを呼んで」と連絡があり切れた。

 則明さんからは転覆直後と思われる午前4時53分、自宅にいた妻の携帯電話に「ひっくり返った船の上にいる」と連絡があったという。