右翼団体会長を逮捕 春のセンバツで野球賭博の疑い

右翼団体幹部が春のセンバツで野球賭博をさせていたとして警視庁公安部と武蔵野署は6日、賭博開張図利の疑いで埼玉県戸田市新曽、右翼団体「大日本同胞社」会長、棚田靖容疑者(46)を逮捕した。公安部によると、容疑を認めているという。

 逮捕容疑は今年3月23日〜4月3日に行われた春のセンバツ優勝校と準優勝校を男性に予想させ、1口1000円で計1万円を賭けさせるなどしたとしている。

 公安部によると、棚田容疑者は東京都新宿区内の行きつけのスナック数カ所で、客に金を賭けさせるなどしていたとみられる。大日本同胞社は東京・歌舞伎町に事務所があり、構成員は4人という。