中村獅童、交際順調「進展あったら福助さんに書いてもらう」

20110805-00000301-oric-000-9-view歌舞伎俳優の中村獅童が5日、東京・新橋演舞場で八月花形歌舞伎の第三部『怪談乳房榎』の公開舞台けいこ前に取材に応じた。現在交際中の一般女性との進展は「特にないけど、あったら(中村)福助さんに必ず報告してブログに書いてもらう」と笑わせた。

同舞台は三遊亭円朝の怪談噺が原作。早替りや本水を使った演出を見どころに、大正時代、二世實川延若により初演された。その後三世延若に引き継がれ、平成以降は三世延若の始動のもと当代中村勘三郎が演じてきた。今回、中村勘太郎がそれを引継ぎ「うわばみ三次」、「下男正助」、「菱川重信」、「三遊亭円朝」の四役早替りを初役で挑戦。敵役の磯貝浪江を獅童が同じく初役で務める。

 22年前、父・勘三郎の初演を当時8歳の勘太郎も観ており、勘太郎は「感慨深いものがある。特殊なので企業秘密の早替りのコツを教えてもらいました。観てると分からない合図とかもあって、獅童さんと新たにできるのは嬉しい」。四役を演じるにあたり「僕は役が違うから入れるけど、獅童さんは早替りしたものに対応しないといけないから名前を間違える可能性がある」と指摘。

 これには獅童も同調し「けいこでも名前を間違えっぱなし」と苦笑い。一方で勘太郎が「女をたぶらかすってところでは役作りなし!」とふだんの獅童のままで大丈夫だと伝えると、獅童も「昨日も朝6時まで役に入り込んでた。やっぱりそこまでしないと」とニヤリ。交際の話題には、先日、市川海老蔵の長女誕生をフライングで明かした福助に「必ず報告してブログに書いてもらう」と余裕のコメントで、順調な交際をうかがわせていた。

 八月花形歌舞伎『怪談乳房榎』は同所にて6日(土)〜27日(土)まで上演。