フリーアナ・西尾由佳理、テレビCM初出演 「私なんかで大丈夫かな…」と不安隠せず

20111124-00000320-oric-000-1-view8月末に日本テレビを退社したフリーアナウンサーの西尾由佳理が、『ReBORN』をテーマに繰り広げられるトヨタ自動車企業CMに起用され、自身初のCM出演を果たしていることが24日、わかった。西尾アナは、オファー時の心境を「私なんかで大丈夫かなっていう思いもありました」と明かし、不慣れな撮影に照れくささもあったようだが「非常にありがたく思っています」と喜びを語っている。

架空の放送局『ReBORN CHANNEL』を舞台にストーリーが展開される今回のCMシリーズ。第1作目(全3作予定)では、西尾アナがヘリコプターに乗り込みレポートを敢行。港にズラリと並んでいる車の空撮映像が映し出される中、「ご覧ください!これから日本や世界で活躍していく、ハイブリッドをはじめとするクルマたちです!Made in Japanは絶対に負けません」と同社の車づくりにかける思いをいきいきと伝える。

 強風で原稿が飛ばされるなど西尾アナの“決死のレポート“にヒヤリとしたのもつかの間……。画面が引き画に切り替わると、そこに登場するのは巨大送風機に煽られるヘリコプターとカメラマンの姿。スタジオ内でのロケであることが露呈してしまい、慌てて「車の映像」と画面を切り替えようとするディレクターと、その様子を全く知ることなく「がんばれ、Made in all Japan」と笑顔で締めくくる西尾アナとのコントラストが笑いを誘う。

 局アナ時代には味わったことのない、本格的なCM撮影を「最初はかなり緊張してしまい、覚えてきたはずのセリフが途中で飛んでしまって…」と初々しく振り返った西尾アナ。これまで生放送はもちろん、様々な撮影を経験しているが、多くのスタッフが見守る中、アクションをしながら話さなくてはならないという独特の雰囲気には「怖じ気づいちゃいました」と苦笑していた。

 また、フリーとなったばかりの自分と同CMのテーマ『ReBORN(再生/再出発)』の共通点を聞かれると「新しいことを始めると、似ているようで実は違う、違うようで実は似ている部分も含めて、今まで知らなかった世界を知ったり、今まで出会ってきた人たちとはまた違う人たちと出会うことができます。新しい一歩を踏み出した自分にリンクする形で、今回のCM出演という機会をいただけたことを、非常にありがたく思っています」と答えていた。

 トヨタ自動車の『FUN TO DRIVE,AGAIN』キャンペーン第3弾となる新企業CM『ReBORN CHANNEL』シリーズ「登場」篇は、11月末より全国放送開始。