北島“確変”状態に突入!仕上がりに恩師も太鼓判

競泳男子平泳ぎで3大会連続2冠を狙う北島康介(29=日本コカ・コーラ)は23日、本番会場、水泳センターのメーンプールで2度目の練習を行った。中央の第4レーンに入って1時間40分間泳ぎ、終盤はレースを想定してタイムを計測。平泳ぎで50メートルを6本泳ぎ、恩師の日本代表の平井伯昌ヘッドコーチ(49)にチェックを受けた。

 同コーチは、頭の突っ込みが早く、腕に力が入っていることを指摘したが「(泳ぎが)かちっとはまってきた。大分いい。パチンコの確変みたいに、いったん良くなりだすと、元に戻ることはない」と仕上がりに太鼓判を押した。

 この日は米国選手が会場入り。前日まで閑散としていたプールはにぎわい、北島は北京五輪8冠のマイケル・フェルプスと同じレーンで泳いだ。拠点の米国の仲間とも再会し、談笑する場面も見られた。28日から始まる100メートルへ向けて、順調な調整ぶりがうかがえた。