尼崎連続変死 「率直に反省する」容疑者自殺で県警本部長

20121217-00000072-mai-000-4-view兵庫県尼崎市の連続変死事件で、殺人容疑などで逮捕された角田(すみだ)美代子容疑者(64)が県警本部の留置場で死亡した問題を受け、県警の倉田潤本部長は17日の県議会警察常任委員会で「誠に残念で申し訳ない。警察として率直に反省する」と謝罪した。

 委員会では、谷川昇総務部長が美代子容疑者の死亡前日の様子や勾留の状況などを説明。対応に問題がなかったか検証し、結果を委員会に報告する意向を示した。今後の捜査について、倉田本部長は「一層奮起して全容解明にあたる」と述べた。

 美代子容疑者は12日朝、留置場内で長袖Tシャツで首を絞めた状態で発見された。県警は自殺とみて調べている。