剛力、超イケメン男装!映画「黒執事」で初挑戦!

20130405-00000001-eiga-000-0-view女優、剛力彩芽(20)が来春公開予定の映画「黒執事」で男装に初挑戦することが4日、分かった。同作で、3年ぶりに本格俳優復帰を果たす水嶋ヒロ(28)扮するナゾめいた執事の“主人”役で、剛力はショートヘアを生かしたビジュアル写真も公開。「人間の感情を出していけたら」とクールに意気込んでいる。

女子高生検事、古本店の女店主など、キュートな役柄を多数演じてきた剛力が“男”になる。

 「黒執事」はミステリー仕立てのダークファンタジーで、累計発行部数1400万部超の同名人気コミックをもとに、時代設定を変えた新しいストーリーだ。

 剛力が演じるのはオリジナルキャラクターで、英名門貴族の末裔の少女、幻蜂汐璃(げんぽう・しおり)役。男子しか巨大企業「ファントム社」の当主になれないため、男装して清玄(きよはる)と名乗り、実は悪魔という執事、セバスチャン・ミカエリス(水嶋)と難事件をウラで解決していく役どころだ。

 汐璃のキャラクターを構築した松橋真三プロデューサーが配役を考えた際、最初に思い浮かんだのが剛力で、「強い瞳を持ち、少年のようなショートヘアが、運命を背負い男装して生きる汐璃にピッタリ」とオファー。これに「一気に読んでしまった」というほど原作にハマった剛力が快諾し、人生初の男装役が決まった。

 先月、ビジュアル写真の撮影が行われた際、短い髪形をいかしたルックスのみならず、男らしいたたずまいを披露した剛力に、大谷健太郎監督(47)は「思わず息をのみました」と絶賛。共同監督を務めるさとうけいいち氏(47)も「彼女の日常から遙かに遠い不思議な世界を理解し挑むその姿は、この世界を楽しむ余裕さえ感じます」と感嘆している。

 同作は今月1日にクランクイン。撮影を楽しんでいるという剛力は、「男装した女性ということで、いろんな役作りを考えています」と気合十分。「実写化することでより人間の感情というモノを出していけたら」と男らしく約束している。