国内でのNETFLIXの躍進に一役買ったとされている「全裸監督」。
世界各国での配信が行われていることもあり、特に米国内での評価においては同国内でのドラマ作品をも上回るユーザー支持を受けている。

反面国内では右寄り、アンチフェミの立場を取る村西とおる氏を題材にしていることで反対運動が巻き起こっている。特に現役を引退して一般人として黒木香を描いていることに関して、人権的に問題があるとの声が多数を占めている。

さて、この作品についてだが、結論を言えば傑作といえるドラマだ。ただし多くの伝記映画がそうであるように、そこに描かれているストーリーはあくまで虚構の世界でもある。
本橋信宏氏によるディティールを突き詰めたドキュメントはあくまで原作であり、そこに描かれていたスキャンダラスな事象を取り上げ、あくまで娯楽作品として作り上げているのが成功に至った理由と思われる。
脚本家チームと監督は、ダークなアンダーグラウンドの部分をマフィアがのし上がる様を描くように村西の姿をヒロイックな人物へと変貌させている。
彼の行ってきた様々な非業な行為、何も知らない素人を現場で口説いて本番強要をしてみたり、スタッフへの日常的な暴行なども一切描写されていない。
ただ、黒木香の描き方はあれで正しいのだとも思う。
村西の存在を世に知らしめ、一世を風靡した有名女優だけに出てこないのはむしろ不自然になってしまう。
アイコンとしての黒木香が描かれなければ、ここまで人気を得ることはなかっただろう。

本作の手法はハリウッドの有名人伝記物となんらかわることがない。
あくまでキャラクターとして実在の人物を取り上げ、実際には無かったこと、交わされなかった会話などが全編通して展開する。
勿論村西自身の闇の部分は面白おかしく脚色されており、現実よりもはるかに面白おかしいストーリーに書き上げられているからだ。

私的に気になるのはダイヤモンド映像崩壊から薄消し制作に手を染め、更にはそれらの素材を無修正に売り払う底辺時代をどう描くかだ。
女優のキャラクタータオルを売りさばいて生活するまでに落ちぶれた姿を描くことが出来れば、それはかなり面白いストーリーになると思われる。私的には本橋氏の元本を原作としたあくまで娯楽に徹した作品であり、それ故に脚本家チームと監督の仕事には拍手を贈りたい。


FC2のコンテンツマーケットに無修正映像をアップロードしていた男女が逮捕されるというニュースが報道された。

FC2で“自撮り”わいせつ動画公開…20~30代男女4人逮捕 京都府警

https://www.sankei.com/west/news/180829/wst1808290116-n1.html

FC2ではこれまでもライブチャットに出演した女性や撮影者の逮捕が相次いでいたが、いよいよ無法地帯と化していたコンテンツ販売にも司法のメスが入ることになるのではないか、と筆者は考えている。

FC2では幾度かの起訴を受け、動画の海賊版に関しては排除する動きを見せていたが、ダウンロード販売を主とするコンテンツマーケットは素人及びプロと思われる撮影者による無修正動画が乱造・乱売されている。
20世紀初頭に巻き起こった素人援交ビデオブームは多くの素人ハメ撮りモノのファンを生み出したが、未成年の出演が多かったころから撮影者が続々と逮捕。法規制に繋がっていった。

その後も単発的に販売する輩は現れてはいたが、FC2のコンテンツマーケットはプラットフォームそのものが代理援交ビデオの寄合所といった意味合いを持つ異常な存在となっている。
代理援交というのは、出会い系サイトで知り合った女性やSNSなどを使って出演する女性を集めている構図が援交ビデオとなんら変わりないものだからだ。

中にはあおいれな、高杉麻里といった人気キカタン女優を起用した作品もあるが、これらの作品はモザイクがかけられ、通常のハメ撮りビデオとなんら変わることのない内容にとどまっている。
更にはデビュー前の女優がこのコンテンツマーケットの無修正動画に出演していたケースも多く存在しており、後に発覚して大きな騒ぎへと繋がる状況となっている。

大騒動となった有名女優の流出騒動もこのコンテンツマーケットを通じて売られていたケースが多く、ダウンロード購入するものが後を絶たない。

AV女優の出演作の話は別にして、素人が撮影したハメ撮りビデオの新作が日に10本近く売られる状況は異常としか思えない。注目すべきは彼氏バレ、家族バレ等によって削除されるケースがかなりの数に上ることだ。
すなわち出演している女性の大半は、セックス及び金銭目的の素人であることを示しており、海外無修正とは全く異なる存在であることが判る。

以上が日本では違法とされている無修正作品の中でも異色の意味合いを持つFC2コンテンツマーケットの実態だ。

今回の逮捕を受けて、これら違法臭の強い「代理援交ビデオ」のマーケットで一斉摘発が始まるのか、単発で終わるのかは予測できないが、援交ビデオがそうであったように、現在出回っている無修正作品の中ではもっとも危うさを感じさせる存在であるのは間違いない。

Aさん、お久しぶりです。
存命というのは福田君から聞いて知っていましたが、お元気そうでなによりです (^^

あの件に関して、石井さんは心配はしても迷惑なんて一切考えてないですよ。
そんな人じゃ無いことはAさんが一番良くご存じなんじゃ無いでしょうか。
その後石井さん自身も嫌な目にあいましたが、後で普通のお付き合いもしていました。
あの2人を尊敬する気持ちはよく分かります。
でもやったことは消えません。

今後も良い人生を送られるよう願っています。
森ヨシユキ

有名AV女優連続流出の続報

続々と続いた有名女優の流出事件について、現在判っている最新の情報をお伝えする。

蒼井そら、つぼみ、成瀬心美など、S1系列の動画が流出したのは既出の通りだが、最近になってPrestageの跡美しゅり出演作、ABP-379「嶋野遥香がご奉仕しちゃう超最新やみつきエステ」の元素材が流れていることも判明。
これは編集済みの白完ではなく完全に撮り素材からのものであり、そのmtsファイルにはスタッフとの会話や演出している声なども含まれている。

今回の流出に関しては、元著名な監督だったN氏経由というのが判明しているが、ここに至ってもまだ流し続けている原因は不明だ。

当初金に困っては逃亡生活をしながらの販売という理由が推測されていたが、すでに身元も割れていると言われているのに止めないのは何故なのか。業界に対して怨恨を抱えている可能性も考えられるのではないだろうか?
AV出演強要の問題を逆手に取り、業界に責任が及ぶことを見通しての行動だとしたら末路は逮捕しかないのだが…。
名称未設定 1




海外無修正サイトの老舗であるTokyo hot-通称東熱、東京熱の凋落が著しい。

元々亜熱というサイトで撮り下ろし系の画像を海外にアップロードするサイトだったが、ISDN、ADSLの高速回線の普及と共に、容量の大きい動画を配信し始めたのが2000年代初頭のこと。

裏本をそのまま映像化したようなその動画が受けてユーザーが増えるとともに、無修正サイト東京熱が誕生した。

同サイトの個性はその過激さにあった。
ユーザーのニーズに答えたのか、制作側の嗜好だったのかは判らないが、米国などでは御法度である「凌辱」をとことん突き詰めた内容が話題となり、当代きっての人気サイトとなっていく。

筆者は当初AV出演強制の波に押されて女優の起用に制限が起こったのかと感じていたのだが、どうも違っていたようだ。

過激さをウリにしていた東京熱が、突如撮り下ろしの配信を止めたのが昨年のこと。
筆者の友人であるやまもと寅次郎氏の情報で、なんとFBIが調査に入ったと判明した。

過去にFBIの手が入ったのは村西とおるの例があるが、リアルSM指向の「DMS」ほどではないにしても女優を考えられる限りの手法で徹底的に犯していくその内容が米国では問題視されたらしい。

現在東京熱は買い付け系の素材が大半を占めている。独自素材は過去作品をCA、制服、パイパンなど企画ごとに集めたオムニバスがメインで、後は意味のないモザイク入りのハメ撮りのみ。大半は他社買い付け系の素材が絞めているが、それも閉鎖したx1x系のものばかりであり、IPPA加入メーカーにもかかわらず、無修正に素材を提供しているワンズ・ファクトリーの旧作なども含まれている。

もうすでに存在価値のないサイトとなってしまったが、まだ運営を続けているということは、いずれ別の形で撮り下ろし・制作を考えているのかもしれない。

流出した素材詳細続報。
5ちゃんねるのスレッドからの転載ですが、自分でも流出の事実が確認出来たので追記しておきます。

FC2 PPV 785138 永遠の処女つ〇み【期間限定】【無修正】
FC2 PPV 785150 成瀬〇美その①【期間限定】【無修正】
FC2 PPV 785160 成瀬〇美その②【期間限定】【無修正】
FC2 PPV 785168 成瀬〇美その③【期間限定】【無修正】
FC2 PPV 785172 中国人が最も愛した日本人らしいです【期間限定】【無修正】
FC2 PPV 785208 優〇まことその①【期間限定】【無修正】
FC2 PPV 785256 優〇まことその②【期間限定】【無修正】
FC2 PPV 785273 優〇まことその③【期間限定】【無修正】
FC2 PPV 785824 大〇〇加その①【期間限定】【無修正】
FC2 PPV 785934 大〇〇加その②【期間限定】【無修正】
FC2 PPV 785946 大〇〇加その③【期間限定】【無修正】

FC2 PPV 737800 AV流出 加藤○ナ① 従順ペット 写真集 *全500枚+α 
FC2 PPV 744780 AV流出 山○青空 詰め合せ 写真集 *全287枚 
FC2 PPV 747877 AV流出 大○ゆい 詰め合せ 写真集 *全305枚
FC2 PPV 755991 AV流出 加藤○ナ② 純潔サロン 写真集 *全500枚+α
FC2 PPV 760073 AV流出 玉○みら 詰め合せ 写真集 *全322枚 
FC2 PPV 767004 AV流出 青○花恋 詰め合せ 写真集 *全261枚

なんでも複数アカウントで発売していたらしく、すでに削除済みの素材はヤフオクで転売中…。
本当に規制しないね、Yahooって。

更には桃乃木かなのイメージビデオ、「Angel 」の無修正バージョンがStream系のサイトに流出。
元版はUGANDAレーベルが発売、AV女優を起用してモザイクの入ったちょい過激系のIVだが、何故このような形で流出したのかは不明。
監督名の記載がないことから、前述の事例と同様の経路である可能性も…。


今回の流出経路については、伝え聞いた情報によると監督が流した、との話も。
事実だとしたら業界追放でしょうね。

メーカーはどう動いてるんだろ?

大阪にキャッツプロモーションというのがある。
詳細は下記スレッドで確認していただきたい。
あくまで伝聞なので全てが真実とは限らないが、同事務所の悪い噂は2008年頃にはかなり伝わっていた。

https://2ch.live/cache/view/club/1211700945

おまけ
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/avideo/1200047295/

二年前に某社で働いていたとき、FC2の撮り下ろしコンテンツを始める話となった。
IT系社員として入社、その後人手が足りなくなった制作の手伝いを始めていた自分は、FC2へのコンテンツ管理の責任者であり、売り上げを伸ばすためにオリジナルを、という話が出てきたのだった。

撮影は5回くらい、1回あたり2~4人の女優を呼び、1人あたり4セットの現場を組んで行われた。
ギャラは1人辺り10万と格安な為、その多くは企画女優レベルの女の子だった。
*素人っぽい子が良い、というリクエストも出していた。

ところが時々名の知れた中堅女優が来たりして、驚かされることもあった。
かと思えばその日が初めての撮影という新人が来たりすることもあり、キャスティングは多岐にわたった。

その撮影の担当者にされた自分は、同社のメイン監督と2人で全ての撮影を行うことになった。
そんな中、撮影の合間にある女優が話してくれたことが記憶に残っている。
彼女はデビュー二年目、数本の出演作はあるものの、殆ど無名でルックスも含めて企画レベルの子だった。

「事務所から配信系の仕事があるって聞いて承諾したんです。それで当日現場に行ってみると、ものすごい横柄というか感じの悪い人が監督で…。いきなり撮影が始まって、打ち合わせもしていないのに生中出しされて。怖かったから何も言えなかったんですけれど、2回の絡みを終えた後に「これ飲んどけよ」ってアフターピルを投げてよこされて。ネットに拡散しちゃってて最悪だし、もう二度とあんな仕事はやりたくないですね」

その後その女の子の出演作は見かけないが、彼女レベルの子は普段バイトで収入を経て、月1程度出演するのが普通らしい、というのを別の女の子からも聞いた。
ある子は4月の撮影だったにも関わらず「今日が今年初めての撮影なんですよ~。エッチしてないから今日が姫始めなんです(笑)」と悪びれずに話してくれた。

先の話に出てきたのは少し前に閉鎖されてしまった「ガチん娘」というサイトでの話だった。
元々「Hな4610」で腹キズ、大阪弁のパンチパーマ&口髭親父のサブとして、同サイトのハメ撮りに時折出てきた男が独立して立ち上げたものだ。

出ている女優のリアクションを観ると一発で分かるが、人によっては戸惑ったり「え?」という表情をしている子も少なくない。
その男優はちむ兄という名前で活動していたが、淡々と絡むだけの「Hな4610」に対し、S色が強い作風が特徴で、自らの性癖をそのまま撮影に活かしていた物と思われる。

ここまでくると強要とか詐欺とかの問題ではすまない。
女優を物・肉としてしか扱っていないのは明らかであり、閉鎖の理由も昨今の世論の動きを考えて、火の粉が降り注ぐのを恐れてのものだった可能性も高い。

こういった悪質なプロダクションが淘汰されない限り、女優が受ける被害が無くなることはない。
ここ数年で過激系のサイトは次々に消えていったが、そういった連中は今後どのような活動を行っていくのだろうか。
東京熱の動向も含めて今後も注視していきたいと思う。



2時間取材受けて、使われたのは30秒くらいw

まあ、取材なんてそんなもんだけど。
↓ 自分の出演部分だけねw

TBS 2012年8月23日(木) 19:00~20:54
https://vimeo.com/261771201



スパモク!! 激闘!修羅場の女…密着24時

スパモク!!は、TBSにて、2010年4月から毎週木曜日の19:00 - 20:54(JST、19・20時台)に放送される予定の単発特別番組枠の名称である。ハイビジョン制作。

https://tvtopic.goo.ne.jp/program/tbs/22982/585607/

3日位前にふと思い立って5年ぶりくらいにmixiにログインしたらw、ビデオザワールドの白黒ページ用に書いた元原稿を見つけたのでこっちに残しておきます。

というのも仕事で書いた元原稿は、フリーになって以降HDDのクラッシュで飛んだ2002~2004の分を除いて(一番乗ってた時期なのに・涙)複数箇所に保存してるんですが、「あの記事書いたのいつだっけ…」となると探し出すのが大変でして…。
ビデオザワールドの末期に書いた記事なので、当時どんなことを書いていたのかを残しておこうかなぁ、と。

DMMがPS3を使ったオンラインコンテンツ配信システムを開発したのを覚えている方もいることと思います。
その革新性をVW誌のY編集長に伝えたら、「じゃあ書いて下さい」ってことって書いたはいいんですが…。

AV業界って、全員とは言いませんがあまり先進的なことに興味を持たない人が多いんですね。
自分がやってきたことにこだわって、新しいことは誰かどこかが成功しないと手を出さない傾向が強いというのが経験で得た実感です。

ビデオからDVDへの移行に始まり、配信コンテンツ販売といった新たな流通経路の誕生、Blu-rayの鮮明画像がアダルトコンテンツにとって持つ意味、また3DやVR等々もそうなんですが、AVの販売数でVHSよりDVDの方が遥かに多くなっていても、自分が雑誌媒体に書き始めた頃は「うちにはDVDが無いからテープにダビングして送って」なんて人も多かった時代でした。

好奇心の塊みたいな自分は、何か「面白そうなもの」が、例えばブラウン管時代のアナログハイビジョンや液晶TVのようなものであっても、コンテンツや流通システム、ネットやPCの浸透などでも、そこに内在する新しさが感じられたら刺激を受けてすぐに飛びついちゃう性格を抱えて育ってきたのです。

特に情報に関しての欲求の強さは、ゲーム業界に素人として参加して結果を残したり、12年ほどやったライター仕事では強みになりました。

大体、レンタルビデオが流行始めた頃、週に5日くらい何店も回って50本くらいずつAV見てる人間なんかいやしませんよねw

しかし20世紀、特に90年代初頭までのAVには、観ずにはいられない面白さがありました。
そして今は…どこもかしこも似たような企画を5年も続けて、金太郎飴でも作ってんのか、と大いに疑問に思っています。
ダイヤモンド映像全盛期には、伊勢鱗太朗なんか反原発をAV作品の中でやってましたからね。
原発の前でいかに不当なものかを訴える合間に可愛い女優の絡みが挟まれてるんですよ(笑)。
ビデ倫最盛期の監督達は、商品の価格が高く、レンタル店の繁栄によって得られる利益も半端じゃなかったので、好きなモノを作る自由がありました。
今は「どこそこが中出しモノを作ってそこそこ数字が上がってるからうちでもやろう。擬似でも分からないだろうからっパッケージで謳えば売れるだろう」と言うスタンスが流通しているAVの状況を見れば一目瞭然です。

こんな時代にさくら企画みたいなメーカーがビジネスを継続出来ているのを見ていると、応援せずにはいられなくなります。

近年何かとバッシングを受けている無修正市場も同じような状態ではありますが、数年前までは無修正を作るにあたって、合法的に作るために海外で撮影から編集までやっていたV&Rや、Erosと日本の耽美感の融合を試みたTsubaki Houseの様な存在があったことを決して忘れることはありません。

話は逸れましたが、それこそ亀山氏,高橋がなりさんみたいに先進性を持って新たな市場を作り出す、という気概の人は12年ほどの間に会ったことは一度も殆どありませんでした。

ただひとり、20世紀から21世紀を迎える頃にから新たなコンテンツ市場の登場を目にして、その後の流れの革新性を、自分の意見を取り入れてとことん突き詰める自由を与えてくれながら共同作業を続けてきた戦友とも言えるオレンジ通信の編集長だけでした。

あれこれ書いていますけど、関係を持つことは拒否しましたが、松嶋クロスもまたそういう人間の1人だったと考えてます。良きにつけ悪しきにつけ、ではありますが。

話は脱線しましたが、まずは2010年に書いたDMMに関するとある記事。

mixiでは「書けなかった全文」ってタイトルの日記になってたんですが、実際は書いたは良いけれど、理解されずに半分削られちゃった原稿です(笑)
不平も含めて載っけておきます。
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VWの「~DMMが成功に至るまで」のブロックは文字数合わせでバッサリカットされちゃった。 
ここが結構重要な部分だったりするんだけど ちょっとわかりづらかったのかねぇ。 

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■目指すは流通革命か!? (ブルーレイのインタラクティブ機能“BD-LIVE”を使い、)斬新な配信スタイルを提供する『DMM.TV』の衝撃 

 ここ数年、技術の進化のスピードが目まぐるしいほどに加速している。地上アナログ放送の終了が来年に迫り、家庭用テレビが液晶だプラズマだとアタフタしていたのはいつの間にか過去の話となりつつある。今年は映像マニアの念願である3D(立体映像)機器がメインストリームに躍り出てくる可能性もある。出版の分野に目を向ければ、海外ではすでに電子書籍への移行が進んでいる。日本は大きく出遅れた形となってしまったが、Googleの電子書籍参入で尻に火がついた形となり、アップル社のiPadが注目を集めるなど、こちらも本格的に始動しようとしている。様々な形で技術、流通の形態が変わりゆく中、アダルト業界でも斬新かつ実用的な試みが“DMM.TV”によってついに現実のものとなるのだろうか――。 

「♪ネットにつなぎ、ディスクを入れて、テレビで選択♪」――最近この軽妙な歌をテレビで耳にする機会が増えている。本誌読者ならお馴染み、ネット通販及び動画配信、ライブチャット、そしてネットレンタル分野でも大手となった“DMM”の新たなCMだ。キャラクターにはなんとクエンティン・タランティーノ監督の『キルビル』に出演したエキゾチック顔の美人女優栗山千明を起用。好調で知名度も上がってきているとはいえ、元々がアダルトコンテンツをメインにしていることを考えれば、ゴールデンタイムにガンガンCMが流される今の状況はかなり衝撃的だ。このDMMがこれまで培ってきた技術とネットビジネスに於ける経験の総てを投入してきたと言えるのが、冒頭のCMソングの流れる“DMM.TV”だ。実際に導入して内容を知ると、その先進性に驚愕させられるのである――。 

■DMMが成功に至るまで 
 DMMがアダルトビデオのネット通販を手がけるサイトとしてスタートしたのは、まだ多くの人間にとってインターネットが未知の世界だった1998年。新たなビジネスを模索する誰もがこぞって“電子桃源郷”の存在を信じていたが、ビジネスを生み出すには様々な問題点が山積。サイト構築から運営、課金・集金に至るまで何もかもが問題点となり、手を出したものの何も出来ないままに撤退を余儀なくされる事例が頻発していた。今でこそ楽天やAMAZON、Yahooオークションといったネットネイティブのビジネススタイルが構築されているが、成功に至るまでは莫大な資金投入と粘り強い運営が必要だった。資金力のない中小企業の周辺には、巧みに夢のビジネスを煽る胡散臭さ漂う山師が暗躍。商売の常ではあるが、円天さながらのエセ錬金術師が横行する世界だった。そんな状況にあって、DMMは地道にビデオからDVDへの移行期にネット通販を続けていたが、2002年のリニューアルを機に大きく飛躍することとなる。時代はセルビデオが主流へと移り変わる時期であり、レンタル(ビデ倫加入メーカー)VSセルの勢力争いが表面化。メディアを通じてレンタル陣営は「セルは自主規制で審査を通していない。胡散臭いアングラビデオと変わらない存在だ」(実際には早くからセル独自の審査機関が複数立ち上がっていた)と嫌悪感を露わにしていた。そんな中、DMMがそのビデ倫メーカーの代表格とも言える存在だったメディアステーションとタッグを組み、『宇宙企画チャンネル』をスタートさせることとなった。DMMはこの大胆な試みを「本当の意味でのアダルト系ポータルサイトを目指す」として大きな目標を大々的に掲げたのだ。これを機にアリスJAPAN等他の大手メーカーのコンテンツもDMMで次々に配信開始。名実ともに“超巨大サイト”が誕生することとなった。実はこの時期すでにKUKIの運営する“Xcity”が先駆者として成功を収めつつあったが、後発となったDMMはコンテンツ数や参加メーカー数(双方のサイトに参入するメーカーも多く、大手セルの参加も注目を集めた)で存在感を発揮。これにより当時総売上の1~3%にしか過ぎなかったというDMMでの通販売り上げは大幅に増加し、配信ビジネス成功の絶対的条件である豊富なコンテンツの獲得にも繋げている。 
  
■パソコン無しでダウンロードした動画を視聴する画期的なシステム 

 この“DMM.TV”をひと言で言い表すならば、「パソコンレスで動画視聴が可能となるシステム」である。コアとなるのはSONYのゲーム機「PS3(プレイステーション3)」だ。超高性能CPU“Cell”はPS3以外にもアナログ映像をハイビジョンに変換する“超解像技術(東芝REGZAでお馴染みだ)”やカノープスの高速エンコードボード等に応用されている。ブルーレイ・DVDプレイヤーとしても優れるPS3をインターネットに接続、ゲーム店やDMMから無料で配布される(携帯でも申し込み可能)『DMM.TV for Blu-ray Disc』を再生することで動画のこうにゅう、高画質視聴が可能となる。実際に視聴するにはあらかじめクレジットカードの登録(コンテンツの購入用)が必要となるが、それさえ済めばあとはシンプルなGUIに従って、サンプルを視聴しながら観たい作品を選ぶだけだ。動画のクォリティは非常に高く、従来のDVD水準の【SD】がメイン、作品によっては家庭用ブルーレイレコーダーと同水準となる【HD】でも提供される。視聴方法は期限付きのレンタル方式とリアルタイム視聴のストリーミング方式(105円程度~)、購入したコンテンツはストリーミング視聴とPS3のハードディスクに保存できる買い取り方式から選択できる。 
 コンテンツはアダルト・映画・アニメ・音楽・セクシーイメージVなど多岐に渡っており、さながらレンタル店の棚そのままといったところ。家に居ながらにしてサンプル動画を観て好きな作品を選び、購入でもレンタルでも好きな方を選んで視聴出来る。 
 実はこのPCレスでのコンテンツ視聴こそ当初DMMが理想としたものだった。2002年のサイトリニューアルの際、業界関係者を招いて大規模な発表イベントが催されている。この時に発表された構想はセットアップボックスを開発し、視聴者に貸し出してDMMのコンテンツを視聴出来るというもの。すなわちUSENやケーブルTVの動画版ともいえるシステムを想定していた。現在インターネットのISPがこれとほぼ同様のビジネスを展開していることを考えればその着目点は確かなものだったと言えるだろう。しかし当初の目標はなかなか始動に至らず、2008年にPCレスで動画の視聴を可能とするアイ・オー・データ機器のマルチメディアプレイヤー「AVeL Link Player」が登場して初めて可能となった。このプレイヤーを使ったセットトップボックスを月680円でレンタルする形でようやくスタートしたが、やはりローカル感は否めず、伸び悩んでいたようだ(現在このシステムは廃止されている)。DMM-TVのリニューアルが可能となったのは、昨年規格が制定された“BD-Live”というブルーレイの拡張機能が登場したことによるものだ。現在では多くのブルーレイソフトでもこの機能が用いられているが、ギガビットに及ぶ高速な光インターネット回線と、この双方向通信が可能となる機能が登場したことで初めて当初からのDMMの念願である“PCレスでの手軽なコンテンツ購入・視聴”が可能になった。 


■ブルーレイになっていない作品がHDで視聴可能 

 このDMM.TVのコンテンツで興味深いのは、DVDしか発売されていない作品でもHD画質で視聴可能なものが存在することだ。不況に喘ぎブルーレイが伸び悩んでいる中、筆者はこの部分にかなり期待できると見ている。随分とハードルは下がったとはいえ、現在ブルーレイの製造にはコピープロテクトAACS関係の契約やプレス及びオーサリング費用など、DVDと比較すればはるかにコストがかかる。つまり撮影時にはハイビジョン収録されているにも関わらず、今だに多くの作品がDVDでしか観られないのはブルーレイ製造にかかるコスト(編集、モザイク修正の工程も含まれる)が大きいことが影響している。これが配信動画であれば、編集システムこそHD対応が必須となるが、プレス工程にかかるコストに影響されなくなる(勿論サイト運営費等別部分で必要だが)。つまりDMM-TVでは元のコンテンツがHDで撮影・編集されてさえいれば、製造工程を経ずに利用者に提供することが可能となる、わけだ。更に観る側のメリットとしてネット通販で生じるタイムラグ、注文から到着までかかる時間が短縮され、更には郵送に伴う様々なリスク・送料負担も一切心配する必要ががなくなる。DMMが8年という長い時間――そして恐らくは想像も出来ないレベルの莫大な投資――をかけてようやく実現されたシステムは、いわば流通革命とも言えるもの。観たいときに観たいものをリアルタイムにテレビで視聴出来る――まさに視聴者にとってみれば夢の様なシステムと言える。 
 このシステムが現時点で対応しているのはPS3だけだが、“BD-Live”に対応しているプレイヤー・レコーダーならいずれ利用可能となるという。視聴出来るタイトルの絶対数や価格面などまだまだ改善の余地は残されているが、ユーザーの求める理想的なコンテンツ視聴環境がようやく整ったと言えるだろう。 


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記事はここまで。
コメント欄に元ライターの同僚で、SODでタイで運営されているモザイク編集の部門に出向して運営を任されていた友人から、DMMサイトの誕生についての話がでて、こんなこと言ってました。
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あの宇宙企画とのタッグってのがセルとレンタルの“ベルリンの壁”を打ち崩すことになったんだよね。 
根回しは宇宙企画がかなりやってたんだけど、実は裏でTUTAYAも絡んでいたという。 
株式会社トップ・パートナーズの項 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%93%E3%83%8B%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96 

この辺りの実情は書けないというか、書いたらコンクリ詰めになるんじゃないかな(笑) 
DMM.TVの原点がDMM&ツタヤのタッグだったっつー。 

 結局配信という新たな事業が安定したら井恐らく袂を分かち(多分将来的にはネットレンタル分野での主導権争いが巻き起こると思う)、後の顧客獲得戦争へと発展していくだろうけれど、双方共に未知の分野だったので協力が必要と考えていたみたいね。 

なんでもそうだけど、表だって書けない裏事情の方が面白いやねぇ。
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実は自分がAV業界に関わり始めて以来、DMMと自分って結構接点があったりしました。
最初の繋がりは2000年になるちょっと前くらいだったかな。
AVライターとして初仕事だった大阪のサイト運営時代に、無修正…というか裏ビデオ専門のサイトにも関わらず、北都から連絡があって「毎月100本以上の新旧作を送るから、できれば紹介記事を書いて貰いたい、という連絡が突如要望が来たのです。

~続く

Part.1からの続き

翌月にはMoodyzの前身である“Mr.プレジデント”の撮り下ろしや、北都時代の再編集素材の使い回しと思しき怪しげな作品群が月100本ずつ無料で届き始めました。

それらの作品の紹介記事専門サイトで作品の販売をしてくれたら商品は石川県から直送し、売り上げの50%をくれる、って話でした。
良くも悪くも亀山氏の「新規事業を成功させるには投資を厭わない」精神がそのころからあったんだろうと思います。

その専門サイトを立ちあげ、当時裏モノマニアの間で有名だったAちゃんねるでの仕事に加えてそれらのいわゆる安直に作られたであろう安セル紹介記事を書いていて、いきなり3倍ほどに増えた仕事量の多さに疲弊しきって辞めて帰って来た、というのが当時の経緯でした。

その後大阪から帰ってきた後に、Aちゃんねるの掲示板に当時ネットを通じて交流していた裏ビデオマニア(笑)達とあれこれと流出作品の情報や、日本国内では90年代の流出物ブームの隙間に紛れ込んでグリーンファンタジーや薄消しの事をいち参加者として書いていたんですね。

次の接点となったのは本当に大阪から帰ってきた直後のことでした。
Aちゃんねるでの自分の書き込みをずっと見ていて、ちょっと相談したいことがあるから、と掲示板に連絡先を教えてと突如言われたのです。

連絡をくれた相手の会社に出向いてみると、発刊して2ヶ月くらいだった雑誌「DMM」の編集をやっていたメディア工房冨屋の社長兼ライター、AV監督のTOM、金田一というライターでした。

彼はあまり積極的に自分が働くことをしない人物で仕事中は1日競艇を観て騒いでるだけ。なんじゃこれ?と思いつつも話を聞いてみると「是非自分の代わりにDMMや他の媒体で薄消し関連の記事を書いてくれないか」と誘われて、それならと入社した訳です。

以後3年ほどDMM関連やネットでのレビュー記事を金田一の名前で書かされつつページのレイアウト等の雑誌編集作業も同時に行っていました。

当時はセルが出始めて根を張り始め、その流通経路で薄消しが売られており、それらの薄消しビデオはその過激性から「出せば売れる」でした。

森ヨシユキで検索すると出てくる「奥出哲雄」という人がオレンジ通信やビデオザワールドで裏ビデオ専門ライターとして第一人者だったのが1980年代中頃のこと。
後に奥出氏が立ち上げたアロックスに短期間参加もしていましたが、女優に的を絞らずにムーブメントとして奥出氏の考察がバツグンに面白くて、いわゆるアダルトビデオビデオ、AVが誕生した最初期の作品を頃から、裏ビデオにシースルー、桃太郎関連が関わって始まった薄消し、海外逆輸入版、そして無修正DVD~配信動画まで、ほぼくまなく目を通してライターとしてやってきた訳です。
その奥出氏は薄消しを制作したとのことで警察に自首した後に姿をくらましてしまいましたが、その後もより過激化の一途をたどりつつ、薄消し制作者達は海外へと活動の場を移し、海外無修正DVDブームを牽引することになりました。
(ちなみに奥出氏は、Moodyzの某プロデューサーのサポートで逃げ延びたとのことです)

そんな流れの中で約3年程DMM誌関係の仕事をしていましたが、前述の金田一氏の仕事のだらしなさ、そしてギャラの件で不満が募って退社してフリーになった訳です。
フリーになった直後にオレンジ通信の編集長から声をかけられ、他の雑誌も連載を続けながらオレンジ編集部関連のムック本等も手がける超多忙な日々に突入していきました。

そんなある日、オレンジ本誌でちょっと取材&インタビューをしたい、という話になり、出向いた先がたしか恵比寿だったかな?
イベントはDMM.comの立ちあげ発表会でした。
その当日、ビデ倫とセルの垣根を越えて配信事業を行う、セットアップボックスを使って自宅のテレビで観られるようにしたい、等の計画が発表されて、その後に当時CA(現Will)の重役やビデ倫メーカー関係者のインタビューを取材することになっていました。
ところが…オレンジ編集長が持ってきたICレコーダーに電池が入っておらず、買いに行く時間もないままに会議がスタート。
すぐに編集長に「俺はちょっと喋れないと思うので、とにかく質問だけしてください。後はなんとかします」と言って、8人ほどの会議をノート2冊分、他人には判別不可能な速記で書き上げw 原稿化の際にそれぞれのキャラなども思い出しつつ、なんとか記事にして仕上げました(その場に現IPPAの島崎氏がいたのは覚えてます)。
そんな修羅場を乗り越え、書き揚げた原稿を観た際、編集長が「…良くこんだけ書けたねぇ?森さんはレコーダーなんかいらないじゃんw」「いやいやいや、もう勘弁して下さい(涙)」なんて会話があったのを覚えています。

DMM-DVDは当時自分が書いていた無修正関係の記事が目玉だったんですが、ある時Moodyzの流出作に関しての批判的なコメントを書いたところ、「あのコーナー止めさせろ!」とCAからクレームが入りw 「んじゃ辞めるわ」と言ったんですが、結局バックれて翌月からも好きなように書き続けてくれ、と言われて完全に編集部が変わるまで続けてました。

その後XVNのことなども含めて時折スレ違うように接点を持つこととなりましたが、DMM-DVDを辞めた頃から繋がりは無くなっていきました。

Moodzy作品の現場取材や広報へのインタビュー等もやりましたが、正直自分みたいなスタンスの人間にとって、あまり面白い仕事とは言えませんでした。
特にでらベッピンをGOTが買収した後は一切関わりもなく、かといってあの辺の雑誌で提灯仕事をやりたいとも思わなくなっていったのを良く覚えてます。

自分のライターとしてのキャリアを振り返る際に、ところどころでDMM関連の仕事があったワケですが、それが何か自分の利益になったとは思ってません。
唯一DMM.COMの立ちあげ時のドタバタ取材だけは良くやったもんだといまだに覚えてるだけですね。

AV事業を切り離して逃げに入ったDMMが、今後どうなっていくのか、ちょっと興味はありますが。

という私的な想い出話でした。

https://togetter.com/li/1210815

もう関わりなく無い輩が若干名。
なぜ社会の代弁者のつもりになれるんだろ?
個々の意見は尊重するとして、
(自分の意見はKAZE氏に思いっきり恫喝されたけどw)
そんなに影響力あるなら自分で動けばいーじゃん、ってのが自分の考え。

AV女優のスキャンダルや自殺報道、親バレ世間バレを散々拡散、アーカイブしてPVに利用してきたAVメモのKAZE氏がどう責任を取るのか見守りましょう。 ネット拡散のセカンドレイプは強要反対をわめき立てることなんかじゃとても償えるものじゃないからね。

もうAV強要問題については振らないで下さいね。
神崎さんのツイートは是非。
https://twitter.com/Kaori_Knzk https://twitter.com/Kaori_Knzk/status/975918553852334080 https://twitter.com/Kaori_Knzk/status/975918578737201153

蒼井そらや成瀬心美などの有名女優の流出事件だが、その内容の詳細が判明した。

すでに確認していた前述の二人以外にも永遠のロリ女優、つぼみの無修正動画の存在も確認。
彼女は10年以上前に無修正配信サイト「虎・虎・虎」の作品にも出ていたが、今回流出した動画は16:9でハイビジョン撮影された素材。動画出演時には4:3の画角だったので、全くの別物であることが分かる。

また、一連のプレステージの女優に関しては、動画ではなく現スチと呼ばれるビデオ撮影時に撮った静止画だったようだ(動画の存在は確認できず)。

一連の流出リストは以下の通り。
FC2 PPV 785172 中国人が最も愛した日本人らしいです 蒼井空
FC2 PPV 785168 成瀬〇美その③【期間限定】【無修正】成瀬心美
FC2 PPV 785160 成瀬〇美その②【期間限定】【無修正】成瀬心美
FC2 PPV 785150 成瀬〇美その①【期間限定】【無修正】成瀬心美
FC2 PPV 785138 永遠の処女つ〇み【期間限定】【無修正】つぼみ

FC2 PPV 737800 AV流出 加藤○ナ 1 従順ペット 写真集
FC2 PPV 755991 AV流出 加藤○ナ 2 純潔サロン 写真集
FC2 PPV 767004 AV流出 青○花恋 詰め合せ 写真集
FC2 PPV 744780 AV流出 山○青空 詰め合せ 写真集
FC2 PPV 747877 AV流出 大○ゆい 詰め合せ 写真集
FC2 PPV 760073 AV流出 玉○みら 詰め合せ 写真集
*現在はすべて削除。筆者は中華サイトでその存在を確認した。

現スチの流出となると、経緯についての予測は変わってくる。
撮影された素材はパッケージや雑誌媒体に提供されるが、無修正だった昔と違い、現在はモザイク修正したものしか外には出ない。

となると内部に犯行者がいるものと思われるが、制作部ではなくデザイン部からの可能性もある。流出経路の可能性がより多岐に渡るため詳細は分かりづらくなる。

メーカーの素材管理に関しては動画も静止画も変わらない。
責任意識が問われる事例と言えよう。

-松嶋クロスという人物-

松嶋クロスが前回の逮捕後に起訴されて、更に別件で再逮捕されたことはご存じの事と思う。流れを見る限り、今回ばかりはかなり重い実刑判決が下されるように思える。
今回は10年前だったら逮捕は起こり得なかったという情報をちょっと書いておこうと思う。

アダルトビデオの審査団体として巨大組織となったVSIC。
現在の組織はこのような形で運営されている。
http://www.vsic.jp/02.html

■役員

代表理事  綾部 雄一
専務理事  三上 宗之 
理  事  大塚 理夫
理  事  濱田 一喜
理  事  早川 芳博
監  事  高山 不二男
監  事  前田 雅博

■顧問

顧問弁護士 翼法律事務所 

では発足当時はどうだったのか。覚えている人も多いと思うが、

VSIC














*クリックで拡大

顧問の荒井氏は旧北都と繋がりが深いと言われていた自民党の森派議員。
そこに並んで松嶋の名前が連なっている。
たけし軍団との関係といい、恐ろしい程の人脈作りの巧さだ。
彼がいかにAV業界で力を得てきたかが窺い知れる。

以前の記事で知人が被害に遭ったと書いたが、1人目の彼のブログがここに残されている。

https://renga43.exblog.jp/

恐ろしいことに、松嶋の逮捕後にある日の書き込みが削除されている。
その書き込みはひと言だけ。
ブログで追い込まれる(当時削除済み)直前に「44人目は僕かもしれません……」と書かれていた。
恐らくこの一件に関しての発覚を恐れた松嶋の関係者が削除したのだろう。

この当時の事が書かれた2ちゃんのログを見て欲しい。
(コメント36以降)
https://tmp6.5ch.net/test/read.cgi/youth/1183003567/

コメント内に書き込みがあるが、この一件に巻き込まれた形なのが、もう1人の知人のNだ。彼の知人がブログで書いたことと、そのレスを目にした松本和彦が怒りの書き込みをした直後に、Nの身にも不幸が巻き起こった。

ここまでの情報を読んで貰えば、いかに松嶋がしたたかに立ち回っていたかが窺い知れると思う。

筆者は松嶋とは何度も顔を合わせているが、ある理由があって会話をしないようにしていた。オレンジ通信の社員旅行に参加した際に、女優と部下を同行した彼とタイでの数日を一緒に過ごしてきたり、同誌の忘年会でも何度も顔を合わせている。2年前には筆者が在籍していた某AVメーカーの忘年会、新年会にも顔を出していた。同社が小向美奈子の復帰作を撮影することになり、義理堅く顔を出したようだ。

某メーカーの新年会の際には、酔っぱらって騒いでいた社員が何か失礼なことをしでかしたらしく、詳しくは訊かなかったがかなり強烈な脅しを受けたらしい。

しかし実際の所、友人になった際の松嶋は非常に付き合いが良く、人懐こく義理堅い人物であるのもたしかのようだ。
親しくなればとことんまで付き合うし、目下の人間の面倒見も良かった。困った友人がいれば、何も言わずとも援助の手を差し伸べていた、なんて一面を持っていた。

だが、どんなに親しい友人であっても、気分を害された途端に豹変してとことんまで追いつめるという二面性こそが松嶋の本質だ。
紹介した知人のブログの書き込みを見ると、当時から松本とつるんでいたことが分かる。またある時にはその松本さえも脅されていた、という話をNから伝え聞いた(後に仲直りをしたのは逮捕報道から容易に分かるが)。

筆者が松嶋との会話を避けていた理由とは、これら一連のことを知っていたこともあるが、初めて会った際に彼が話しかけて来たとき、“人を殺めたことがある人間特有の匂い”を感じ取ったからだった。

以前、恋人を奪われてハンマーで相手の男を殴り殺した20代の青年としばらく一緒に過ごしたことがあるのだが(どこでとはあえて書かない・笑)、その時に感じた異様な空気感、殺気は今でも忘れられない程だったのだ。

まだ松嶋のことを監督やってる人程度の認識しかなかった初対面の時に、その空気感を感じてしまったのが、以後関わらないようにしていた理由だ。

当時は後に手の平返しにあったオレンジ通信の編集長と非常に仲が良く、彼が非常にいい奴だと散々に聞かされていたにも関わらず、だ。実はその編集長も被害者の1人であった。年配者のため嫌がらせ程度で済んだのは不幸中の幸いだが、その被害を受けたときに松嶋はその様子を撮影、編集部に送りつけてきて「同誌の付属DVDに収録するかどうかはご勝手に」と言ってきた(編集長の判断でその時の様子はDVDに収録されて発売された)。

*編集長が手の平返しの嫌がらせを受けたのは、故・雨宮まみが書いたCROSS作品の批判的レビューをオレンジ通信に掲載したからだった。松嶋と雨宮まみとの論争はそこに発端があった、ということである。
ちなみに雨宮まみはAV監督という存在にファンタジーを描いていた人で、故人ゆえに詳細は書かないが、
彼女自身のM的資質をあざ笑うかのように松本に集っていた業界人の面前で相当な辱めを受けていた、と松本自身が忘年会時に語っていた。

今回書いた情報からも想像出来ると思うが、もし直感を信じていなかったら、スタンスや性格からして自分自身が犠牲者の1人となっていた可能性は高かったと思っている。

あれだけ賢く、友情に厚い部分とその裏にある邪悪さ。
松嶋が今まで逮捕されなかった最大の理由は、その二面性を巧みに使いこなしていたからだと今では考えている。
前述のメーカーに在籍していた時に、「絶対に付き合っちゃ駄目」と、ことある事に言っていたことを思い出す。同社プロデューサーが楽しそうに新年会だかに参加していた写真を松嶋のFBで目にしたときには苦笑いさせられたが。自分が散々にその話をしていたのが彼だったから。果たして彼は今何を思っているのだろうか。

以前からサイコパスを疑ってはいるが、人として付き合うとすると本当に恐ろしい人物であるのは間違いない。

素材管理が徹底している今のAVメーカーでは考えられない事件が巻き起こり、AVファン及び業界関係者を驚愕させている。
日本ではすでに過去の女優となりつつあるものの、アジア圏ではいまだ絶大な人気を誇る蒼井そら、そして成瀬心美の無修正動画が流出してしまったのだ。

4年前、麻美ゆま、瑠川リナ、佳山三花等のS1出演3D作品が無修正で流出し、制作会社関連者が死亡した等の話が流れたが、この一件に関しては外注会社が絡んだものだった。
しかし今回の流出動画は女優のグレードを考えればあり得ない。
元版については2パートが流出した成瀬の野外パートは『E-BODY 成瀬心美(E-BODY×青姦×ここみん)』、蒼井そらはS1の『轟沈アクメ 脳髄から狂わせて』から森林原人との絡みが流出している。


更に筆者未確認だが、FC2のコンテンツマーケットで加藤リナ、青木花恋、山川青空、玉名みら、大場ゆい等、プレステージ関連作に関わる女優達の無修正動画が販売されていたというのだ(現在は削除されている模様)。

AVの歴史を思い起こせば、20世紀には流出といえばメーカーが倒産して素材が当事者及び関係者、及び何らかの形で資金貸し付けをしていた債権者が差し押さえ後に売る形がメインだった。
21世紀になると海外無修正ブームが巻き起こり、旧素材を売り渡すメーカーや関係者、無修正サイトを立ち上げてメーカー自らが無修正素材を配信する事例も乱発。
活動を停止したワイルドサイドやeXtream系、更に国内でビジネスを展開中にも関わらず自社素材を無修正で配信し、監督や出演女優から非難を浴びたAVS等、様々な形で流出は巻き起こっている。
(自社既出素材ではなく、海外用に撮り下ろし作品を販売しているメーカーも数多い)

今回の一連の素材は、一体どこから流れたものなのだろうか。
モザイクが必須の国内AVの場合、無修正素材を扱える部署、人間は限られている。
まずは撮影に関わる監督は、撮り素材の形で原盤を扱う。
次いでモザイクを入れる前の編集時に関わる人間、これも通常は監督が行っている(多忙な為に第三者に頼む場合もある)。
こうして出来上がったモザイクを入れる前の素材を、通常『白完』と呼ぶ。
この白完が、社内及び外注のモザイク部門・業者へと渡り、販売前の完成原盤が出来上がる。
この時点で確認の為にプロデューサーやメーカー社長にコピーが渡ることもある。

今回流出した葵そら作品の場合、元版とは関係無いオープニングが挿入されているが、販売された作品ではカットされている映像も含まれていた。
それは即ち、元素材を扱える人間からの流出、という意味となる。
通常監督は撮影した素材は編集まではタッチするが、その後は制作部門で管理・保管する。素材管理者は入退社で入れ替わりもあったりするし、小さいメーカーでは関連部署の第三者が触れるような形となっていたりすることも多い。

この事から、カットされた素材を流すことは不可能なモザイク入れの関係者からの流出では無いことが確認出来る。
また、監督が無修正素材を流出させることは、自らの職を投げ捨てるような自殺行為となることからまず考えられないだろう。
以前P2Pを通じて流出した及川奈央のケースでは、メーカーを退社した人間が怨恨により流出させたと噂されていた。

常識的に考えれば現役で働くメーカー関係者がFC2で自社素材を売ることはありえない。バレればクビ、告発されて逮捕されることも大いに考えられるからだ。

あくまで憶測ではあるが、まず今回の2例は全く別の人間によるものと考えられる。

蒼井、成瀬の場合にはアウトビジョン系列の素材であることから、CAからWillへの移行の過渡期であったこと、そしてDMMグループがアダルト部門を切り離したことから巻き起こった事件である可能性が高い。新旧関係者が入り乱れ、部門の配置などもゴタゴタしていたであろうことも予測できる。そういったタイミングでもし第三者が元素材のデータを目にしたら何があってもおかしくは無い。

プレステージ関連素材のケースについては現時点で想像も出来ないが、メーカーが大きくなればなるほど関わる人間の数も増えてくる。魔が差したり悪意が巻き起こったりすることも大いにあり得るだろう。

今回の2つの事例に関して言えば、現時点では流出の原因は行った当事者しか知り得ないが、通常ならばあり得ないことが起きてしまったのは間違いない。
蒼井そらのような超ビッグネームの流出、即ちそれはAVに出演することのリスクは、こういうこともあり得る、ということを意味する。
今回の2つの事例がAV強要関連と結び付けられないことを祈りたい。



松嶋クロスと松本和彦が恐喝で逮捕されたというニュースが報道された。
やっとこの日が来たか……というのが正直な思いだ。
これまでは被害者側が報復を恐れて言われるがままになってきたが、ようやく届け出る人間が現れただけで、このような事件は実は10年位前から続いていた。

筆者はこの件について、1年半~2年前程から知人から伝え聞いていた。
曰く、現役男優のS及びMに対し、若手から上納金を集めて納めろ、というような脅しをしていたというものだった。
困った被害者が当時の知人だった先輩の元男優に相談を求め、「警察に相談したほうがいい」というアドバイスを送ったのだが、当事者達はビビって言われるがままになっていたらしい。
今回逮捕に至ったというのは、ニュースで伝えられているように幾度となく搾取され、もうどうにもならないと考えての告発だったと思われる。

筆者は近しかった人間2人が同様の恐喝を受け、うち1人はブログで追い込みをかけられ、携帯番号など個人情報も晒された結果、ブリーフ1枚の正座写真を掲載された後に行方不明になってしまった。彼は元イジメ被害者&犯罪者という経歴の人間で、彼の過去に興味があった松嶋が目を付けてCDデビューをさせようとしていた人物(後に鼠先輩でその試みは成功する)。結局本人がブルって逃げ出してしまい、前述のような展開になってしまったらしい。

もう1人は著名なライターNで、彼の書いたレビューに怒り狂い、今回逮捕された2人に家族全員追い込まれた挙げ句に100万単位の金を払わさせられた。
今回の逮捕を一番喜んでいるのは彼ではないかと思う。


昨年3月にカリビアンコムが摘発を受け、出演した男女優が逮捕された。
それに先だって2月にはAV制作会社「ピエロ」の女社長、陳美娟が逮捕されている。
これまで海外無修正は拠点を海外に置いてあるために手が出せない、というのが定説だった。
しかし当局は国内で制作が行われている部分に目を付け、検挙に乗り出した。

それまでカリビアンコムのコンテンツは大きく分けて2つの制作経路から素材の供給を受けていた。
ひとつは海外拠点のDTI系列直営のDream Room Productionが制作したもの。
そしてもう一つが海外販売サイトAv Entertainment が運営するAmorzが制作したものだ。
前者は海外拠点のプロバイダ、及びホームページ制作・管理、チャット運営・クレジット決済までを一括して面倒見る、いわばアダルトサービスモールのような存在で、その関係サイトは50近くにも及んでいる。

後者は前述のピエロが制作を行い、「MUGEN」「S-Model」などのシリーズで販売及び配信を行っていた。

DTI系列の作品は素人系が多く、メインのカリビアンコム、及び一本道以外には名のある女優が出てくることは殆どない。あったとしても両サイトで配信済みのコンテンツの使い回しであることが大半だ。
一方ピエロの方だが、数年前に片桐えりりかの配信について一悶着あった際に、プロダクションの告発によってネットにその複雑な状況がアップされたことがある。
プロダクションを通さずにベテラン男優2人が斡旋人として仲介に入り、ピエロに女優を斡旋。その素材の配信日・発売日について、どちらが先なのか揉めた経緯が暴露された。
最終的には配信が先、後にパッケージ盤のリリースで落ちついたようだが、カリビアンコムにAmorz=ピエロが素材を提供している、というのはあくまでビジネス上のことであって、率先してカリビアン用の素材を取っていたのでは無い、ということが分かる。

彼らのビジネスのメインはあくまでパッケージであり、更なる収入を得るために配信にも素材を提供していた、と見るのが筋だろう。

昨今の海外無修正の凋落は、この知名度高い女優が多かったピエロの摘発による影響が大きい。更にカリビアンコムに出演していた女優が数名逮捕されたことで、プロダクション(もしくは個人マネージメント)も二の足を踏んでいるのが原因と考えられる。

現にほぼ毎月1.2タイトルリリースしていたAmorz系のパッケージ作品は2ヶ月に1タイトル、それもDream Room制作のコンテンツがメインになってしまっている。
男優による女優の無修正斡旋の噂は片桐えりりかの際にも囁かれていたが、あながち嘘とも思えない事例もある。
例えば東京熱だ。あれだけ勢いのあったサイトが女優質は落ち、プレイ内容は著しくソフト化、他社コンテンツの配信にまで手を出して延命を図っている状況に陥っている。東京熱のコンテンツは、主に男優が主導となって制作されていたと思われている。全盛時に出演していた男優陣は皆同じような顔ぶれだったが、一連の事件以降殆どが様変わりしている。逮捕に恐れをなして逃げ出したのだろう。
そしてそれがコンテンツの質低下に影響しているのが現状だ。

無修正出演男女優及び関係者の逮捕、AV出演強要問題の影響と重なり、海外無修正の凋落は起きるべくして起きた問題なのだろう。
無修正への女優の出演はプロダクションの意志が大きく関わっている。
その辺りにメスが入る日は来るのだろうか?
また、形を変えて海外無修正が再び脚光を浴びる日は来るのだろうか。
現状では国内AVの女優レベルがあまりに高くなっていることもあり、
その兆しは微塵も見えない故に期待は出来ないだろう。

ここで筆者の経歴について書いておこう。
事の始めは20世紀末に、裏ビデオ紹介サイト「Aちゃんねる」にスカウトされたことだった。大阪に拠点を構える同サイトの掲示板に、当時流行っていた「逆輸入版裏ビデオ」について、原盤や女優名などを事細かく書いていたことでその知識に驚かれて、是非とも手伝って欲しい、と参加することになった。

大阪での生活は簡単では無く、日に十本程度のビデオのレビューと画撮をアップし続けるのが日課だった。やがてストレスが溜まり、東京に戻ることを決意。
その直後に当時雑誌「DMM」の編集をしていたメディア工房富屋にスカウトされ、当初はメインライターの影武者として、やがてゴーストライターでは無くメインのライターへと昇格して3年程雑誌編集及び執筆に携わっていた。「月刊DMM」では立ちあげ時から雑誌の方向性などにも口を出す、中心的な役割で参加。
通常のビデオレビューを月50本、無修正や薄消しを50本程度レビューする役割を担っていた。

しかし仕事はそれだけでは無く、ライター兼女優の池田あやと共に本誌の編集・レイアウトやインタビューなども行い、更にアングラ系のライターとして十数の媒体にレビューを書き続けていた。
そんなハードな生活に疲れたことと、仕事量の割りに収入が少ないと感じていたことからフリーになることを申し入れて同編プロから離脱。
すでに同編プロのメインライターとなっていた自分が、フリーになった途端に収入が5倍に増えたことに驚いたものだった。

富屋時代からレビューを書いていたオレンジ通信から、メインの裏物系ライターになって欲しいと依頼がきたのはフリーになって直後のことだった。
薄消しが世に出た最初期から目を付けて、紹介していた同誌のメインライターが精神を病んで離脱してのことだった。

それから約10年ほどオレンジ通信のアングラページのメインライターとして執筆しつつ、マガジンウォーやWoooB組等、様々な雑誌・週刊誌で裏物専門ライターとして書き続けていた。当時書いた記事で最も話題になったのは、「関西援交」を制作していた遊佐の獄中手記だった。これはB組の編集長が裁判を傍聴し、筆者と共に特集記事を書いたところ遊佐本人から手紙が届いたことから始まった連載で、その内容のショッキングさで大いに話題となった。
http://kansaienkou.com/category/yusa_shuki/

最盛期には月十数冊もの連載を抱えていたが、やがて出版不況の波が押し寄せてきてオレンジ通信は廃刊。その後ビデオザワールド誌にもレビュアーとして参加していたが、担当ライターの多さから本数も少なく、同誌の廃刊と共に雑誌媒体への記事提供は終わってしまった。
その後オレンジ通信時代の編集者と共にDVD付きムック本を出したりしつつ、ようやく書き上げたのが、それまでの10年間の集大成とも言える「アダルトビデオ「裏」の世界」だった。
あの本についても色々と複雑な想いがあり、話題性に特化した企画を中心にしたい編集者と「あの時代」を掘り下げたい自分との間に軋轢が生じ、最終的には全体の半分ほどを書き直して発売することになった。
その為、時間不足で掘り下げられなかった部分もあって不満は残っている。
ライターとしての仕事はこの辺りからどんどんフェードアウトして行き、完全廃業状態に追い込まれた後は、中村淳彦の経営する介護施設の管理者、そして2つのAVメーカーで働き、退社後は一般企業に勤めて今に至る(昨年末でそこも退社し、現在は無職)。
こうしたライター時代の仕事の中には、Wowowで制作された「モザイクジャパン」というドラマの原案に協力したり(クレジットは取材協力だが、コンセプトは紛れもなく自分の出した情報が元になっている)、週刊誌の取材等も含まれる。

昨年初頭には太賀麻郎の新刊を出すべく奮闘したが、それも上手く事が進まずに断念している。

以上がこれまでの経緯であり、無修正ライターとしての役割は数年前に終えている。しかしその後も独自に情報を模索しており、AV強要問題も含めて書きたいことは山のようにある。
それらに付いては折を見て書いていこうと思う。

わずか5年で大きく様変わりしたAV&無修正事情


筆者が「アダルトビデオ裏の世界」を書いてから5年の年月が経った。
ご存じの通り、その間に起きたことは「激変」という言葉で言い表すしかない程だ。まず児童ポルノに関しては単純所持も刑罰化され、2018年現在となっても購入者・所持者の逮捕がニュース欄を騒がし続けている。

無修正ビデオ全体を眺めてみると、凋落が著しい。名門レーベルだったSky Highは消滅し、出演強制問題に始まる各サイトへの摘発が相次ぎ、そのレベルはかなり低下している。

筆者としては先の自著に書き下ろしの原稿を加えて電子化することを考えているが、あまりにも幅広い分野で状況が変化している関係から一冊書き下ろすのと同じ程度の労力がかかると考えて二の足を踏んでいる。

そこで考えたのがこのブログだ。すでに専業ライターを離れて数年が経つが、書きたい意欲を失ったわけでは無い。
単純に需要が無く、書く媒体が殆ど無くなってしまったことが原因だ。
今では年に数回、週刊誌からコメントを求められる程度で書きたいことを書ける環境は程遠くなってしまった。

そこで今後、自分なりの考えを無修正及び国内AVに付いて書いていこうと思う。

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