2006年11月

2006年11月28日

う回乗車+区間外乗車?

大宮→尾久 経由:大宮・新幹線・上野左の乗車券は、大宮駅MV36発行 大宮→尾久間のマルス券です。MV−30形端末で発売されたものですが、経由が「大宮・新幹線・上野」と印字されています。また、運賃は380円です。
大宮・上野間の運賃は450円ですので経由印字から判断すると、運賃380円はあり得ません。運賃から推測すると、この乗車券は赤羽経由の大宮→尾久(経由:東北)の運賃で発売されているようです。
これは、東日本旅客鉄道株式会社旅客営業規則第160号に基づく、特定区間発着の場合のう回乗車の規定の適用を根拠に発売しているものと思われます。
同規則は、「同規則第160条 第70条第1項に掲げる図の太線区間内にある駅発又は着の普通乗車券又は普通乗車券を所持する旅客は、その区間内においては、その乗車券の券面に表示された経路にかかわらず、う回して乗車することができる。」と規定されています。
着駅の尾久は第70条第1項に掲げる図の太線区間内にある駅ですので、大宮→尾久間(経由:大宮・新幹線・上野)運賃380円の乗車券であれば、王子・日暮里、十条・駒込、十条・四ツ谷及び十条・大崎等の経路でう回乗車が可能です。また、王子・日暮里、十条・駒込経由の場合、日暮里に東北本線の列車が止まらないので、東日本旅客鉄道株式会社旅客営業取扱基準規程第149条第1項第2号の規定により、日暮里・上野間を区間外乗車することが可能です。

これは、あくまで推測ですが、担当者が上記の規定を踏まえ、MV−30形端末で大宮→尾久間(経由:大宮・新幹線・上野)運賃380円のマルス券が、購入ができるよう設定したものと考えられます。
ところが、この乗車券は、次のとおり問題点があります。
1.大宮→尾久間(経由:大宮・新幹線・上野)で運賃380円はあり得ません。経路の表示は、運賃計算経路を表示すべきで、規則第160号に基づく特定区間発着の場合のう回乗車を適用するならば、経由は「東北」を表示しなければなりません。
2.大宮→尾久間(経由:大宮・新幹線・上野)運賃380円の乗車券は当然ですが、大宮→尾久間(経由:東北)運賃380円、及び大宮→尾久間(経由:東北・日暮里)運賃450円何れの乗車券についても大宮・上野間を新幹線に乗車する場合は、乗車変更が必要になります。理由は日暮里・尾久間が重複乗車になり、片道乗車券にならないためです。(北与野問題と同じく幹在同一視)
3.大宮の「みどりの窓口」で新幹線・上野経由で尾久までの乗車券を購入すると、2の理由により、片道乗車券では発売していただけませんでした。
大宮から新幹線・上野経由で尾久までの乗車券の発売方は、大宮→上野間(経由:大宮・新幹線・上野)運賃450円と上野→尾久間(経由:東北)運賃150円の連続乗車券が正しい発売方法と思われます。以上の理由から判断するとMV−30形端末で発売された大宮→尾久間(経由:大宮・新幹線・上野)運賃380円の乗車券は誤発売になるようです。

大宮→上野 経由:大宮・新幹線・上野上野→尾久 経由:東北大宮の「みどりの窓口」で新幹線・上野経由で尾久までの乗車券を購入したところ大宮→上野間(経由:大宮・新幹線・上野)運賃450円と上野→尾久間(経由:東北)運賃150円の片道券2枚で発売しました。MV形端末で購入した大宮→尾久間(経由:大宮・新幹線・上野)運賃380円の乗車券を窓口担当者に見せて説明したところ、在来線なら片道券で可能であるが、新幹線経由の場合は区間が重複する(北与野問題と同様の解釈)ので片道1枚では発売できないとの回答でした。

yosi44125 at 02:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 乗車券