2010年10月

2010年10月31日

東京急行電鉄線の9の字乗車券

出補 二子玉川→二子玉川 二子玉川→溝の口二子玉川駅発行の特別補充券(出補)です。
乗車経路は、次のとおりです。
二子玉川(大井町線)自由が丘(東横線)渋谷(田園都市線)溝の口
二子玉川で環状線一周になるため、二子玉川→二子玉川間と二子玉川→溝の口間の片道券2枚で発行されています。ちなみに東京急行電鉄線は発着区間が自社完結の場合、連続乗車券は発売できません。

東京急行電鉄株式会社旅客営業規則には、次の規定があります。
第70条の2(一周を超えて乗車する旅客運賃計算の特例)
第67条の規定にかかわらず、旅客が次に掲げる図の太線区間を一周し、さらに乗車する場合の普通旅客運賃は渋谷駅にて前後のキロ程を打ち切って計算する。
(太線の図は(東横)渋谷−自由が丘−二子玉川−(田都)渋谷の環状線一周、ただし(東横)渋谷と(田都)渋谷は離れて表示)

乗車経路が二子玉川(大井町線)自由が丘(東横線)渋谷(田園都市線)溝の口、いわゆる9の字の場合、規則では、二子玉川→(東横)渋谷間11.1km210円と(田都)渋谷→溝の口間11.4km210円を併算した額(420円)を運賃にすると規定しています。
この条文を見たとき、一瞬、二子玉川→溝の口間の片道券(発売額420円)が発売できると錯覚したのですが、残念ながらできないようです。
それでは、運賃計算を二子玉川で打ち切っている画像の乗車券は誤発売なのでしょうか?
駅の話では、二子玉川で下車すれば、二子玉川→二子玉川間260円と二子玉川→溝の口間120円の運賃になる。また、この区間の片道券を別々に購入することも問題ないので、あらかじめ二子玉川→溝の口間の乗車券を別途用意しておけば可能とのことでした。別契約の片道乗車券を二子玉川で下車しないで併用するという解釈です。
ただし、二子玉川→二子玉川間260円の乗車券のみで、溝の口まで乗り越した場合は、同規則第70条の2の適用を受け区間変更となり、精算額として160円を収受するとのことです。

二子玉川→240円区間二子玉川→240円区間の乗車券です。
この券は、実際に自由が丘(東横線)渋谷(田園都市線)経由で溝の口まで使用した乗車券です。溝の口まで乗り越したとき精算額が幾ら請求されるか試してみました。
改札口で「渋谷から田園都市線経由できました」と精算を申し出ると、係員は、電卓でキロ程を計算後、運賃を算出し「乗越ですので20円いただきます。」
「安いですね・・・」どうやらキロ程をすべて通算して運賃を算出したようです。
間違いを指摘すると、どこかへ電話して確認後、再計算し「渋谷から運賃を別計算するので180円でした。申し訳ございません。」
旅客の方から「高い運賃を払わせてくれ」とお願いしたのでした。

yosi44125 at 17:29|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 乗車券