2010年11月

2010年11月25日

普通乗車券の特殊発売(JR東日本水戸支社POS券)

夜ノ森→竜田常磐線 夜ノ森駅403発行 夜ノ森→竜田間と水郡線 山方宿駅404発行 山方宿→野上原間のPOS乗車券です。
券面を見ると発行箇所付近に円で囲われた「ム」(以下「(ム)」という。)のゴム印が捺されているのが確認できます。
これらの駅で発売された乗車券の(ム)表示は、東日本旅客鉄道株式会社旅客営業規則第27条第2項及び同旅客取扱規準規程第44条に規定する特殊発売の表示又は同旅客取扱規準規程第180条第1項第2号に規定する駅名の表示、どちらの規定に基づく表示なのでしょうか。
東日本旅客鉄道のPOS端末は機能上、旅客鉄道線全線各駅間の乗車券が発券できますし、連絡会社線の運賃についても収容されているようなので後者の規定による(ム)表示であることも考えられますが、夜ノ森及び山方宿駅は簡易委託駅ですので、販売機器では全線各駅まで発券できる機能があっても、契約上発売区間に制限があった可能性もあります。
ところで、東日本旅客鉄道株式会社旅客営業規則第27条第1項は、「旅客が列車において普通乗車券の発売を請求する場合、当該列車の係員が携帯する普通乗車券ではその請求に応じられないときは、普通旅客運賃(旅客が旅客運賃割引証を所持する場合又は旅客の請求する区間について旅客運賃割引の取扱いができる場合であっても、無割引の普通旅客運賃)を収受して、係員が携帯する普通乗車券によって乗車方向の最遠の駅又は乗継駅までのものを発売し、同乗車券券面に、途中駅まで発売した旨を表示する。」と規定され、同規則第27条第2項において「前項の規定は、第21条の2の規定により乗車券の発売区間に制限のある駅において、その発売区間外の普通乗車券の発売の請求があった場合に準用する。」と規定されていることから、本来、駅における普通乗車券の特殊発売について(ム)表示が必要なのは、乗車方向の最遠の駅又は乗継駅までの乗車券であって、最遠の駅又は乗継駅以外の乗車券に(ム)表示をする必要がないと考えらます。

yosi44125 at 23:19|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 乗車券