2011年10月

2011年10月23日

常備片道乗車券の設備番号

山手線内→熱海 (1)(9)東京山手線内から熱海・函南 宇佐美間ゆきの乗車券です。
券面の上部右方に(1)又は(9)の番号が表示されています。
この設備番号は、国鉄時代の首都圏本部旅客営業取扱基準規程第89条に基づく番号です。
第89条 常備片道乗車券類及び準乗車券類の設備方は、本社規程第178条の規定によるほか、次の各号に掲げるところによるものとする。
(1)常備片道乗車券
東京山手線内、東京都区内及び横浜市内発常備片道乗車券の設備方は、別表第11のとおりとする。
別表第11は、次のとおり規定されていました。この設備方は昭和61年9月1日現行のものです。
「山」「区」設備方「山」「区」設備方2















この別表によると東京山手線内から熱海・函南 宇佐美間ゆきの乗車券の設備番号は(1)です。
設備番号の設定理由は、駅区から印刷場へ乗車券の請求時に作成する乗車券類請求書の簡素化が目的だと思われます。
あらかじめ、様式を番号で設定しておけば、東京山手線内から熱海・函南 宇佐美間ゆき 経由:東海道線 有効日数2日 運賃1,800円と乗車券類請求書に記入するより、(1)と記入するだけで請求できれば、請求する方も印刷する方も楽ですね。
ちなみに乗車券類請求書(東京印刷場)の記入項目は次のとおりです。
出札所、窓口、品名種別、形状、設備符号、着駅名、経由、有効期間、運賃、断片差額運賃、途中下車、始番号、数量及び記事AB
画像の52年5月21日発行の東京山手線内から熱海・函南 宇佐美間ゆきの乗車券の設備番号は(1)ではなく(9)です。
これは、山手線内発着になる乗車券が東京駅から51Km以上200Kmまでの頃のものです。この頃の(1)は、おそらくこの地図式乗車券と思われます。券面の下車前途無効の右方に(1)と表示されています。右に掲げる東京山手線内から鴨宮・小田原・早川ゆきの乗車券の設備番号は(7)です。この頃の別表が無いので分かりませんが(2)から(6)までは、どの駅に設定されていたか気になるところです。
「山」→茅ケ崎(1)「山」→小田原(7)




設備番号(209)東京都区内から名古屋市内ゆき、(211)東京都区内から尾張一ノ宮・岐阜間又は岐阜羽島間ゆきの乗車券です。区間変更券にも設備番号が表示されていることがわかります。
横浜市内・川崎・鶴見線内から名古屋市内ゆきの設備番号は(907)です。 
「区」→「名」(209)「区」→尾張一ノ宮(211)「浜」→「名」(907)





昭和61年9月1日現行の別表の設備番号は、(1)から(1121)まで設定されており、(1121)は横浜市内・川崎・鶴見線内⇒春日山・直江津・上下浜 谷浜間 経由:高崎線・信越線経由 3日日有効 5,200円の乗車券です。
設備方3設備方4









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