2015年04月

2015年04月27日

仙台市内⇒仙台市内間の福島・蔵王周遊きっぷ

周遊きっぷ(ゆき)仙⇒仙陸前原ノ町駅MM発行
仙台市内⇒仙台市内間の周遊きっぷアプローチ(ゆき)券です。
このアプローチ券は、下記に掲げる福島・蔵王ゾーン券の入口駅仙台まで発行されたものです。
券面の経由は、「仙石・石巻線・東北・一ノ関・仙台」と印字されています。

マルス経由線は、次のとおりです。
仙石線(センセ)−石巻線(イシノ)−東北本線(トウホ)−一ノ関線(イチノ)−仙台線(センタ)
一ノ関・仙台間は、旅客営業規則第16条の2による別線扱いとして運賃計算するために設定された分岐線である架空線名(ダミ−線)、イチノ(一ノ関・くりこま高原間)とセンタ(くりこま高原・仙台間)の組み合わせで入力しています。
この当時、マルスシステムには既に東北新幹線(トホシ)の経由線が収容されていた他、盛岡線(モリオ)及び上野線(ウエセ)についても残存していましたので下記の入力方も可能でした。
1 センセ−イシノ−トウホ−イチノ−センクリB−トホシ
2 センセ−イシノ−トウホ−イチノ−センクリB−モリオ又はウエセ
3 センセ−イシノ−トウホ−モリイチB−トホシ
4 センセ−イシノ−トウホ−モリイチB−モリオ又はウエセ
券面に印字される経由は、1及び2が「仙石・石巻線・東北・一ノ関・新幹線」、3及び4が「仙石・石巻線・東北・新幹線」となります。「仙石・石巻線・東北・一ノ関・新幹線」が分かりやすいですね。
なお、東北新幹線の乗換駅名が券面に印字されるようになったのは、2002年12月1日八戸開業時からです。
旅客運賃は、仙台・仙台間の運賃計算キロ223.8km(営業キロ221km)で算出した普通旅客運賃3,890円の2割引で3,110円となります。券面には、周遊きっぷ20%割引きを示す「周割20」が印字されています。
なお、アプローチ券の発売条件は、ゆき・かえり券とも営業キロが片道で201Km以上が必要となります。
周遊きっぷ 福島・蔵王陸前原ノ町駅MM発行
周遊きっぷ福島・蔵王ゾーン券(マルス商品番号70273)です。
有効期間は5月17日から21日までの5日間です。周遊きっぷの有効期間は各ゾーン券共通で5日間となります。
券面の周遊ゾーン区間の地図を見ると、アプローチ券の発駅(仙台市内)の中心駅仙台がゾーン区間に含まれているのが分かります。
なお、周遊きっぷの発売条件に次の規定がありました。
1 周遊ゾーン区間内に所在する駅を、当該ゾーン券に対して発売するアプローチ券の出発駅および帰着駅とすることができない。
2 発売する個所(駅)が周遊ゾーン内に所在する「周遊ゾーン券」を発売することはできない。
1項の規定から仙台市内発のアプローチ券は発売できませんが、発駅は旅客営業規則第86条により旅客運賃計算上、結果的に仙台市内発になったものであり、発駅はあくまで陸前原ノ町であるとの解釈で発売したものと考えられます。
また、2項の規定により、同周遊きっぷを仙台駅において、陸前原ノ町から乗車する条件であっても発売できなかったと思われす。
周遊きっぷ(かえり)仙⇒仙陸前原ノ町駅MM発行
仙台市内⇒仙台市内間の周遊きっぷアプローチ(かえり)券です。
周遊きっぷアプローチ(かえり及びゆき)券の券面を見ると、入鋏印がなく使用した痕跡がないため、アプローチ券はいわゆる掛け捨てでゾーン券のみ使用したのかもしれません。
券面の入場記録を見ると、新幹線経由で福島、山形方面を旅行していることがわかります。仙台・福島間を新幹線自由席で旅行するだけでも片道3,070円しますから使用区間及び使用回数により、アプローチ券を捨ててでも周遊きっぷを利用する価値がありました。
なお、東日本旅客鉄道は、このような利用方法を制限するため、2002年10月の制度改正で周遊きっぷ福島・蔵王ゾーン券(マルス商品番号70269)の周遊ゾーン区間から仙台・福島間の新幹線を外し利用できなくなりました。

yosi44125 at 00:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0)