55歳の主婦日記

着物、生け花、源氏物語など伝統文化を愛するのんびり主婦の日記。 それなりに悩みはありますが。 05年「若者の就職難にもの申すーいつからこういう国に    なった」 08年「若年労働者のおかあさんブログ」 ・・そして今、3度目のタイトル変更です。

パリの同時多発テロ、許せない

まずは、犠牲になられた方々に謹んでお悔やみ申し上げます。
今さらですがフランスは、そしてパリは世界中の人々の憧れだと思っております。
だから、観光客は引きも切らない。世界第2位、と聞きました。
私も1か月ほど前に行って、大感動しました。ルーブル美術館、モン・サン・ミシェル、ベルサイユ宮殿・・
私が痛切に感じたのは、ISが世界中から来た多くの旅行者の楽しみを文字通り台無しにしたことは許しがたい、ということ。
冗談じゃないよね。滅多に行ける所ではないし、思い切ってやっと実行できた人だって、少なくないでしょう。
次元の低い怒りかもしれない、笑わばお笑いください。
自分が旅行に行って同じ目にあったとしたら、悔しくて一生忘れられない。
こんなふうに世界中の人々を不幸にして、ISは何が楽しいのだろう。
こういうモンスターを平和裏に駆逐できないものだろうか。

パリで着物を着たら

フランス旅行の最終日のフリータイムのとき、着物を着てルーブル美術館と凱旋門に行きました。
母のお下がりの明るい群青色の、遊びっぽい細かい柄をびっしり染めた江戸小紋に晩秋の田舎家を描いた、紫地の染め帯を締めました。

美術館では、「一緒に写真を撮ってください」と何度も言われました。
すれちがう大勢のフランス人たちが「オー、キモノ、グッド、グッド」と褒めてくださいました。
いやあ、嬉しかったですねえ。

私が愛してやまない着物は、およそ12時間も延々と飛行機で飛び続ければ到着しないような、遠い、遠い、異国に住む人々ですら、魅了する、力があるのでしょう。
例え、まとっている人が初老、胴長短足、不美人であっても。
日本の着物文化の伝統・・染織の技術などは世界でもひけをとらないのでしょう。
そんなことを肌で感じました。

帰国してみたら日本はハロウイーンの真っ最中。
やれやれ、日本は米国文化に自ら染まってゆきたいのかしらん。
着物、という、オリジナリティーにあふれた、素晴らしい文化があるのに。

ちなみにミラノ万博の日本館がお懐石、鮨、カレーなどの和食紹介で大盛況を博している新聞記事も、最近よく目にいたします。
ミラノっ子が6時間も行列して並ぶそうです。

日本の文化はまだまだ捨てたものではありませんよ!



夏のお着物、どうなさっていますか?

毎日、お暑うございます。
皆さまは夏のお着物はどうなさっていますか?
私は歌舞伎や宝塚などのお出かけのときは2枚のポリ絽を着回し、盆踊り、花火大会は2枚の浴衣を着回し、
もうそれで十分だと思っておりました。
最近、ポリ絽が苦痛になってきました。もう、暑くてたまらないのです。
ブログなどを拝見すると麻のお着物をさらりとお召しの方がいらして、デパートに出向いて店員さんに相談したところ、麻はしわになるから、むしろお勧めは綿絽の浴衣。プレタで3万5千円で売っている、ということでした。
試着してみたところ、カジュアルすぎる印象でしたが、きちんと襦袢、半襟をつけ、名古屋帯を締めれば歌舞伎OKとか。
そういえば7月の歌舞伎で綿絽の浴衣の方、お一人見かけました。
でも、私は恥ずかしながら、ポリ絽の長襦袢しか持っておりませんので、着物だけ涼しくしても無駄かしら。
お着物好きな皆さまのお知恵を拝借したいのですが・・・・

元少年A著・「絶歌」を読んで思ったこと この本はこれ以上流布されてはいけない

「絶歌」読みました。
この男、贖罪の気持ちが極めて希薄だと思いました。
「賠償」について何ら具体的に述べていないからです。
まだ1億円以上残っている筈なのに身を粉にして働いた様子も見られない。
日雇い仕事で70万の貯金ができたら姿をくらまし、ぶらぶらと遊び、金欠に陥ったら日雇い仕事に復帰。
少年院で身につけた溶接の仕事も続かない。
この本を出す動機にも賠償に役立てる、という記述は見当たらない。
一応、反省、謝罪の弁はあるけれど、具体的に賠償を終えなければ、何ら誠意のない表面的な言葉だけ、
と断じられてもしかたない。この男、本気でないね。
悪魔のような人格はすでに小学校低学年から表れていたのね。
動物をいたぶる、殺す、きょうだい、級友、学友をいたぶる、そしてあれほどのことまでして。
14歳で芸能人のことなどは何ひとつ興味なく、もっぱらの関心の的は猟奇殺人鬼だった、なんて。
この異常さを親も教師も本当に気がついていなかったのか。
指導できる人は誰一人いなかったのか。
淳君の親御さまに失礼かもしれないが、過去に何度もAから暴力をふるわれていたのになぜ近づけたりしたの?
その時点でAの異常さは話題になっていなかったの?

私も人の親、この男が普通に呼吸し人生を愉しんでいることが信じられない。
この本はこれ以上流布されるべきではないと思う。
やれ文才がある、などと持ち上げるバカがいて、少年法に手厚く守られ、前科すらつかないこの男が市民権を得るのもおかしいし、悲しいことに人を殺してみたい若い人が最近増えてきてしまっている。この本はそういう輩をいたく刺激する可能性がある。

ちなみにこの少年Aはたったの6年で退院し、社会復帰した。
そのあたりを歩いていることもありうるのだ。

加瀬邦彦さんの自殺に思うこと

いささか旧聞だが、加瀬邦彦さんが自殺された。
アラ還の方は皆さんご存知のワイルドワンズのリーダー。私も好きでした。
読売新聞で少し前、履歴書っぽい連載手記を読みました。
もう、華麗、というか、それこそ人の羨むような人生が軽やかなタッチで描かれていました。
才能に恵まれて、夢を実現し、キャラが魅力的で大勢の友人らに囲まれ、多くの人々に愛されて。
「今現在、センスある女の子をプロデュース中、グラミー賞受賞を目標にしています。受賞式に着る服も決めています。」・・なんて、頼もしいことも書いてくださったのに。
・・自殺などとは全く縁のない方というイメージでした。
・・病苦が原因、と報じられていました。
何があったか不明ですが、加瀬さんは、ご家族にご自分のお気持ちをきちんと伝えていらしたのかしら。
苦しい、痛い、耐えられない、などと。
痛ましい限りです。
お安らかにお眠りください。

歌舞伎座で思ったこと

親切な方が歌舞伎座の1等席ペアチケットをプレゼントしてくださった。
ええ。喜び勇んで行きましたよ。東銀座の新しい歌舞伎座。
友人を誘い、訪問着をまとって行きましたよ。
きらびやかで、華麗な色彩溢れるステージは見事でした。感激しました。
・・でも。1等席はガラ空きで、空席が目立ちました。
1等席ペアチケットのお値段ですが、一人1万9千円。
・・恥ずかしながら自分では絶対に出したくない金額です。
宝塚やバレエ、クラシックコンサートなどは、S席でせいぜい1万円でしょう。
歌舞伎座は随分とお高いのね。
もともと大衆芸能で、庶民が楽しんでいたものなのに、いつからこんなふうにお大尽さま専用になってしまったのでしょう。
現に私自身、歌舞伎、能狂言、文楽が好きです、と言うといつも「ずいぶん高尚なご趣味ですね。」と返ってくる。
おかしな話ですね。
こういう背景から、人々の古典芸能離れが加速しなければいいのだけれど。

怒り心頭、仏シャルリ紙が再び福島原発の風刺画掲載

2日前、ヤフーニュースで、仏シャルリ紙が再び福島原発の風刺画を掲載したことを知りました。
実際の画像を見たところ、「30年後の日本」とあって、恐竜のような巨大な鳥の足跡を前に、防御服の人2人が
「あれは初ツバメだよ」と話している、というもの。
放射能被害で鳥が巨大化したよ、という落ちなのでしょう。
表現の自由、が聞いて笑わせるわね。
フランスって、良識の、品性のかけらもないのね。
不幸のどん底に落ちた国を嗤い、バカにし、からかい、侮辱する。
こういうことが何故許されるのだろう?
・・不思議なことに新聞でもテレビでも報道されない。
大使館はきっちりと抗議したのかしら。
どなたか、情報おありですか?

ヾ(▼ヘ▼;)オイコラ!














成田空港に日本の生け花は、無しですか?

成田空港に華麗なクリスマスツリーがお目見えした、とTVニュースで報道されていました。
まあ、クリスマスツリーなら今日日、どこにでも見られるものですが。

先月、私は海外旅行をして、成田空港を利用しました。
入国ロビーの目立つ場所に、ハロウイーンを祝ったフラワーアレンジが飾られていました。
JALのさくらラウンジも、白と黄緑を基調とした、フラワーデザインの作品が。
私の知る限り、成田空港に日本の生け花は見当たりませんでした。
日本の玄関口なのだから、生け花のような「これが日本」という、華麗な文化を紹介するべきだと思うのですが。
今の季節なら、菊とか、実ものとか。
何も、アメリカさんのかぼちゃクンでなくてもいいのに。
・・まあ、天皇、皇后両陛下主催の園遊会にたぬき柄のお着物が大手を振って歩く時代ですからねえ。
価値観も変わってきたのでしょう。
淋しいことです。

園遊会のイルカさんのお着物、どう思われますか?

秋の園遊会に招待されたイルカさんは、ご自分でデザインされた、たぬき柄のお着物をお召しでした。
天皇、皇后はじきじきに声をおかけになり、新聞に取り上げられ、話題になりました。
あれって、イルカさんが著名な芸能人だから許されたことのように思えてしかたがないのは、私だけでしょうか?
女性は皆、園遊会にご招待されると、一生に一度の機会、とばかり格調高いお着物を準備するのではないでしょうか?
私は、たぬき柄は場にそぐわない、おふざけの印象を受けました。
こういうことはあり得ないのでしょうが、万一、両陛下ともども温かくお受入れになられたので、次回から園遊会招待女性にイルカさんデザインのお着物がふえるとしたら、なんだかぞっとします。
・・皆様、どう思われますか?

天才;三島由紀夫の描く着物

三島由紀夫著、「午後の曳航」を読みました。
ぬめりつくような、悩ましく、狂おしいほど官能的な文章。
誰もが書きえない悪魔のような少年たちの存在感。
衝撃的なラスト。
今さらながら、彼が天才といわれるゆえんがわかりました。
でも・・・着物に関しては何だか変てこな書き方をしていた。

「房子は臙脂の下着黒絹のレエスの着物を着て、白の絽つづれの帯を〆て、その白い顔は涼しげに薄闇の中に浮かんでいた。黒絹のレエスを透かす臙脂はなまめかしく、彼女は女であることの柔らかさで、まわりの空気までも浸食してしまう存在だった。・・中略・・かすかに身じろぎするたびに、遠い水銀灯の光の角度が移って、臙脂にも又、濃い紫いろにも変幻する下着の中、その深い翳りの中で、女の襞(ひだ)がしずかに呼吸しているのが感じられる。」

下着、だなんて。お襦袢でしょう?わざと、こう表記したかったのかしら。艶めかしいミシマ作品らしくない。
あと、黒絹のレエスの着物って、本当にあったのかしらね。
絽か紗と知っていながらわざとこう表記したのか・・?
もの知りのとんぼさんあたり、わかりませんか?
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