鉄道の駅めぐり
2013年03月08日
昨日(3月7日)は、東急線の田園調布駅の開業90周年記念イベントに行ってきました。
この時には、普段入ることの出来ない、復元旧駅舎の2階部分に入ることが出来ました。
復元旧駅舎の2階部分は、通常非公開で、開業90周年記念の写真展が行われていました。
田園調布駅は、1923(大正12)年3月11日に、前身の目黒蒲田電鉄によって、目黒〜丸子(現、沼部)間(現在の東急目黒線、東急多摩川線の一部)と共に開業し、今年で90周年を迎えます。
開業当初は調布駅(調布市にある京王線の駅とは別)だったけど、1927(昭和2)年8月28日の東京横浜電鉄東横線、渋谷〜丸子多摩川(現、多摩川)間が開業した時に田園調布駅となっています。
田園調布駅の旧駅舎は、洋風建築で、1923年の開業時から1990(平成2)年9月に地下化工事の進捗によって取り壊されるまで、田園調布のシンボルとして親しまれていました。
田園調布駅で地下化される前は、3面4線で、かつての多摩川園(現、多摩川)駅と同様に、西側に東横線、東側に目蒲線(現、目黒線)が入っていました。
地下線への切り替えは、1994(平成6)年11月27日に目蒲線、1995(平成7)年6月に東横線の下り線、同年12月に東横線の上り線の順で行われていたけど、目蒲線に関しては、多摩川園駅も同時に地下化されていました。
多摩川園→多摩川駅の地下ホームは、2000(平成12)年8月6日の目蒲線の系統分割後に、東急多摩川線用のホームとして使われています。
田園調布のシンボルである旧駅舎を残して欲しいという強い要望により、地下化完成後の2000(平成12)年1月に元の場所に復元されたけど、田園調布と言えばやはりこれだなと思いました。
駅舎の前にある噴水やバラ園も田園調布の旧駅舎とマッチしています。
その甲斐あって、2000(平成12)年に第4回の関東の駅百選に認定されていました。
昨日は良く晴れていたので最高の画像に仕上がりました。
この駅舎見学イベントは、明日(9日)の土曜日も行われる予定となっています。