一般論

2019年02月25日

もっとも効率良くダーツが上手くなるにはどうしたらよいか。ここでは脳のミエリン化現象の効用について述べたいと思います。


■目次

ミエリン化現象とは
分習法→ミエリン化現象によりダーツの型を習得する
自分なりのダーツの型を習得し、そしてその型を忘れる
まとめ



ミエリン化現象とは

ミエリンとは神経細胞の軸索を覆う絶縁体のような物質のことだそうです。


情報伝達をする際に、使えば使うほど太くなり、情報伝達が早くなります。


つまり、最初はああだこうだ考えながらたどたどしくやっていた作業を、何ら意識せず出来るようになるあれです。


この事を、脳のミエリン化現象と言うそうです。


例えば、初めてダーツをしていろいろ投げ方などを教えてもらった時の事を思い出してみてください。


いろいろぎこちなくなかったですか?


そのぎこちない動作、今ではスムーズにできていたりしませんか?もちろんまだできていない動作もあるかもしれません。


ここで大事なのは、今はぎこちない動作も脳のミエリン化現象でいつかはスムーズにできる!ということです。


モチベーションの維持には非常に重要な事実だと思います。


↓↓ミエリン化現象の参考文献






分習法→ミエリン化現象によりダーツの型を習得する


ではミエリン化現象を具体的にどう利用するか。


ただ闇雲にダーツを投げて練習したのでは最短で上手くなるのは難しいと思います。


もちろん、センスある人はなんか自分でコツに気づいてあっという間に伸びていくんですけどね。こんなウンチク考えなくてもいいなんてうらやましいですね笑


ぼくみたいなウンチクに頼らざるを得ない人にもそうでない人にもおすすめする練習方法があります。


それは分習法という練習方法を取り入れて、ミエリン化現象を効率良く活用するというものです。


では、分習法とは何か?


読んで字のごとく、〝分けて習得をする方法ということです。


つまり、ダーツの一連の動きを、構成する動作に分けて考えるのです。


例えば、スタンス、グリップ、セットアップ、テイクバック、リリース、フォロースルーなどに分解するのがメジャーかもしれません。


そして、各動作ひとつに集中して課題に取り組むのです。


今日はグリップの日と決めたらグリップ以外の動作は意識しないでグリップの感覚に集中します。


人間、そういくつも同時に意識なんてできません。だから、動作を分解して、そこに集中するんです。


そうする事で、各動作のミエリン化現象が促進される事でしょう。


↓↓分習法の参考文献



こうやってミエリン化現象により、意識しなくてもできる動作が増えると、次第に自分なりの〝型〟ができてきます。


まずは、自分なりの型を見つける作業が大事ですね。



自分なりのダーツの型を習得し、そしてその型を忘れる


さらに突き詰めると、この〝型〟すら意識しなくなる境地に達する事ができるそうです。

 
つまり、型を習得し意識しなくなることで結果的に型を忘れる境地を目指すということ。


チェスと太極拳で世界チャンピオンになった、ジョッシュ・ウェイツキンというすごい人のがいるのですが、彼が自伝的著者でこう語っています。


〝型を忘れるための型〟


深いですね。日本語訳がこれでいいのか?という気もしますが…


ちなみにこの自伝、めちゃくちゃ面白いです。いわゆるゾーンに入るための練習方法とかも書いてあり、ダーツ以外にも何か上達したい、上手くなりたいものがある人は必読レベルでおすすめします!ぼくの本は付箋だらけです。








まとめ


ダーツを効率よく上手くなりたい。そのためには分習法を試してみましょう。


その先に、意識しなくてもできるようになる自分が必ずいます。


だって、脳のミエリン化現象でそうなれるのですから。


こういった科学的根拠、必ずや練習の励みになります。知っているか知らないかで大違いですよ。


(22:44)

2019年02月05日



ダーツの上達のために必要な要素は

  • 継続した練習
  • 練習の質の高さ

だと思います。


このうち、継続した練習とはどの程度の練習時間なのかというのは"ダーツの上達に必要な練習時間の目安"で述べています。


そこで今回は、質の高い練習とは何を意識すれば良いかという点を考察したいと思います。


"ダーツの上達に必要な練習時間の目安"の記事内でも出てきましたが、今回も300人の達人研究からわかった 上達の原則(以下上達の原則)が教科書です。


ここではまずは一般論として、質の高い練習の定義を確認します。

質の高い練習の定義

まず、質の高い練習とはどういったものなのか。上達の原則によると、


高いモチベーションのもと、明確な目的に向かって、良好なコンディションの状態で行われる、合理的で科学的な根拠に基づいた練習である。


とあります。つまり、


  1. 練習に対する高いモチベーション
  2. 練習の明確な目的
  3. 心身共に良好な状態での練習
  4. 合理的で科学的根拠に基づいた練習


これら4つに分類できますね。


モチベーションがないと、練習は続かないし、何の練習かはっきりさせずに漫然と投げていてもなかなか上達はしないでしょう。


意外と落とし穴なのが心身共に良好な状態というところですね。


ケガがあるときなんかは当然休んだほうがいいですが、実は嫌なことがあってメンタルコンディションが悪い時も集中ができずに練習効果が発揮できないばかりか、フォームを崩してスランプに陥る可能性すらあります。


ぼくは絶好調時にそれをやってしまい、一気に長いスランプに陥ったことがあります。



質の高い練習に取り組もう

 

質の高い練習に必要な4要素、ここを頭に入れて練習に取り組みましょう。


1にモチベーション、2に目的。3にコンディションで4に合理的練習です。


練習に行く時点でモチベーションはある程度あると思いますので、練習の目的をまずは意識してみてはいかがでしょうか。


例えば、


今日は入らなくてもいいから三本のグルーピングに意識を集中する!


みたいな感じです。


もしくは


今日はグリップだけ意識する!


とか意識して練習する対象を絞る。これは分習法というれっきとした名前のある有効な練習方法です。


ぜひ、少しでも質の高い練習を意識して取り組んでみて下さい。







(22:10)