山城Love☆

お城とカメラが大好きな山城女子です^^
仕事と家事の合間を見つけ、体力の低下を感じながらも、デジイチ片手に気になる山城を見つけては登城しています♪
最近では、地形や古戦場、護衛艦など興味が拡大中ですw
城ガール隊の隊長として、城学と藪の中を邁進中~♫

幻の要塞 ~三高山砲台跡~

ぬはっす~流星☆です( -д-)ノ
城ガール隊の愛媛遠征に参加後、向かったのは広島県呉市
ご一緒した城友さんが気になっているというお店へ行ってきました


IMG_0209
瀬戸内バル 五十六さんへ


IMG_0201
遠征お疲れさま~の乾杯を
以前開催された高知遠征の延長戦も呉だったなぁ~
遠征の思い出を語ったり、夏の旅について相談したりと夜は更けていきました

翌日レンタカーに乗って向かったのは江田島市

IMG_0212
三高山に設けられた砲台跡へやってきました

標高約401mの三高山に、西日本最大規模といわれる要塞
総面積は約6万坪ともいわれ、明治3年に築かれたとありました。

三高山砲台 (2)
三高山砲台は、現存する砲台施設のなかでは最大級で保存状態も良いことから、土木遺産になっているようです


IMG_0220
案内板によると、南部と北部に分かれているようです。
林道を走り、突きあたったところが北部で、その途中に南部施設があったようです。


IMG_0214
北部には28cm榴弾砲が設置されていたそうです

IMG_0221
イメージ図も設置してありました。

榴弾砲は曲射タイプなので、山を越えて海の標的物を攻撃することが可能だったんでしょう。
だから、標高がある山に設置されたんだと思いました。

三高山砲台 (6)
訪れたのが5月下旬とあって、草木の成長が著しい
さらに桜の木が多いため、花が散ったあとに登場する毛虫がアチコチに
そして私は嫌な羽音がする危険なタイプにつきまとわれての散策となり、早々に退散


IMG_0222

IMG_0216
他に訪れる人の姿はありませんでしたが、綺麗に整備されていました


三高山砲台 (5)
これは伝令用の穴かな


三高山砲台 (7)
砲台跡の左右に監視所が設置してありました。

IMG_0218
砲台がある位置よりも高い場所にあるため、監視所で敵の様子を観察し味方に位置情報などを伝達していたんでしょうね
だから、砲台の位置から敵が見えなくても攻撃には支障をきたさない。
ましてや山の上に砲台があったら目立って仕方ないですからね、敵に見えない場所にある必要性もわかったような気がしました。


IMG_0219
監視所と同じ高さの場所にあった穴
真下には火薬庫があったようなので、通気口でしょうか


三高山砲台 (15)
「兵舎」と書いた案内板が設置してあったのですが、火薬庫っぽく思えるのは私だけ


三高山砲台 (13)
先ほどの兵舎を通過し、展望台の方へ向かうと「火薬庫」という案内板がありました
外観からして、こちらが兵舎に思える…

IMG_0227
入ってみると、窓がたくさんあって日照も確保できた室内。
本当に火薬庫なのか…なんか勿体ない気がする


三高山砲台 (12)
外には便所跡もあるから、コチラが兵舎なのでは

などと思いながら、来た道とは一段下の道を通って戻ることにしました。


三高山砲台 (16)
何か建物があったと思われるけど、これも兵舎跡かな

お次は南部施設の方へと向かいました。

三高山砲台 (17)
石積みで囲われた溝のような空間がありました。
どういう目的で設けられたんだろう


IMG_0232
案内標識の隣にあった煉瓦作りのもの
「何だろうね~」と話してましたが、帰宅後に訪問した人のブログを読んだところ「便所跡」らしいです


IMG_0234
南部の方はチョット鬱蒼としてて、日光があまり入らない感じ
そして、葉っぱの裏にはメッチャデカイ毛虫がたくさん
うん…秋冬がオススメですね


IMG_0235
南部側には、加農砲臼砲が設置されていたそうです

カノン砲は榴弾砲に比べて、速く長く発射できるそうです。
臼砲は榴弾砲と同じ曲射砲の一種ですが、どちらかというと城郭攻撃などに多用されるタイプみたいです。
臼砲は何を標的にする予定だったんだろう…
兵器のことは全く無知ですが、見た感じ臼砲は距離が期待できなさそうな印象があるので、山から攻撃して海まで届くのかと疑問にも感じる
敵の軍艦が接岸した場合とか、陸上での戦闘を想定しているのかな
師匠にあったら聞いてみようと思います

BlogPaint

三高山砲台は、広島湾要塞の一つとして竣工されました
ロシアのバルチック艦隊の入港を阻止するのが目的でした。
しかし、1発の弾も発射することなく大正8年に廃止されたとありました。

三高山から眺めた景色はとても綺麗でした
これからもこの美しい景色が続くことを願いたいと感じました


旅メモ

三高山砲台跡


広島県江田島市沖美町是長
駐車場:あり  トイレ:南部砲台近くにあり


BlogPaint
旅した日:平成29年5月29日

祝☆日本遺産 村上海賊

ぬはっす~流星☆です( -д-)ノ
城ガール隊愛媛遠征の振り返り記事も、今回でラストとなりました

BlogPaint
最後に綴るのは、めでたく日本遺産に登録された『村上海賊』にしようと思います

ルイス・フロイス『日本史』の中で、「日本最大の海賊」と称されたのが村上海賊です
掟に従って航海の安全を保障し、瀬戸内海の交易や流通の秩序を守る役目を担っていました。
海賊といわれましたが、俗にいう「パイレーツ」ではないということです

貞和5年 伊予国弓削島の荘園領主である京都東寺の使節を警固する海賊として登場したのが最初とも伝わっています。
その後、村上家は三家に分立したと伝わっているようです。

村上水軍といえば、村上武吉氏を思い出します。
能島村上氏である武吉氏の居城が能島城です
能島城 (1)
中世の海城では唯一の国史跡であり、続日本百名城にも選出されました

能島城へは船で向かいます
この辺りの海は、本当に潮の流れが激しい
潮がぶつかって渦が発生していました

能島城 (4)
この潮流体験には皆さん大興奮
参加してた隊員さんが撮っていた動画を見せていただきましたが、ワーワーキャーキャー大騒ぎでした
それを見てニヤッとする船長さんの顔が忘れられない…

能島城 (3)
この激しい潮流の中を航海するのはとても大変だと素人でも思いました。
交易や流通の発展のために、村上水軍は非常に重要な存在だったんだなぁ~と改めて認識
この潮流に負けずに船を操るんですから、近辺の武将たちに重宝されたに違いない

航海の安全を保障し、通行料を徴収して財を蓄えていたであろう村上氏ですが、天正16年に秀吉公が出した海賊禁止令によって、その力は失っていくことになったそうです
能島城 (5)
能島は地図で探すのが大変なくらい小さな島です。
敵が攻めてきたら、あっという間に落ちてしまうのではないかとも思えます
IMG_0152
しかしながら、この潮流と波の浸食によって削られた崖で守られたこの城を攻めるのは容易ではない

IMG_0150
甘崎城と同じように、能島城にも岩礁ピットがたくさんあるようです
東側の海岸には、最大級の岩礁ピットがあるとか…

IMG_0155
潮流体験を終え、無事に能島城に上陸~
ココからは、二手に分かれてガイドさんについて散策します

IMG_0160
まずは三の丸へ。
張り出したような地形になっている三の丸は、櫓があったと伝わっています。
IMG_0157
ガイドさんの説明をしっかり聞いています。

IMG_0158
あんなに激しい潮流だったのに、この辺りだけ波が穏やかです
恐らくココが船だまりだったのではないかとのこと
能島城 (11)
デジイチの標準レンズ限界で寄ってみると、縦列岩礁ピットが見える

能島城 (13)
そして、しまなみ海道が渡っている見近島にも水軍の砦があったと教えていただきました

IMG_0161
本丸の切岸もちゃんとしている

IMG_0162
本丸はそんなに広くはありませんでした。
しかし、かわらけが多数出土したことから、儀式や催しなどが開かれた場所だったのではないかと言われています。

IMG_0165
島の突出した部分は、矢びつと呼ばれており弓の稽古場だったと伝わっているそうです。

IMG_0166
能島の東側にある島の先端にも何らかの建造物があったようです。

IMG_0168
二の丸は居住空間とされており、何回も建て替えられた痕跡が見つかっているとのこと

IMG_0173
二の丸を経由して、東南出丸から三の丸や本丸方向を眺めます。
きちんと削平されて曲輪が築かれているのがよくわかりました

IMG_0153
出丸の先にある小さな島は、鯛崎出丸とよばれています。
あちらにも建物があった痕跡が見つかっているようですが、能島との間に橋が架かった形跡はみつかっていないようです。
船で行き来してたのでしょうか

能島城 (16)
能島へと上陸した地点は南部平坦地といわれています。
この部分だけ平坦になっているのも不思議に思いました
ガイドさんによると、この部分は中世の頃に埋め立てて拡張された土地とのこと
IMG_0154
そして、この石垣は当時のもの(一部だった気がする)と伝わっているようです
この激しい潮流の中で埋め立て作業するのは大変だっただろうな…

そして、能島城は今回で2度目なのですが、初めて訪れた時に気になっていたのが「水の確保」です
井戸のようなものはなさそうだったし、周囲は海だし…

IMG_0174
能島の西側に位置する山の中腹に水場があったようで、あそこから水を汲んで船で運んでいたとガイドさんの説明してくれました
ちなみに、カレイ山というようで、山頂には狼煙場があったそうです

IMG_0172
そして、鯛崎島の奥に聳える尖った山の頂にも当時は狼煙場があったと説明していただきました
今回のガイドさんの説明はとっても詳しくて分かりやすかったです
ありがとうございました

IMG_0176
能島城を堪能し、お次は村上水軍博物館で展示を眺めたり、お土産を物色したりと思い思いに過ごしました

そして、今回の遠征最後の目的地へ向かうべく広島県へ~
因島水軍城 (1)
因島水軍城にやってきました

IMG_0187
村上水軍まつり、迫力があって感動するだろうなぁ~見てみたい

IMG_0190
実際、この地に城があったかどうかは定かではありませんが、因島水軍に関する資料が展示されています
IMG_0191

もともと因島村上氏の菩提寺である金蓮寺の境内にあたるようです。

IMG_0188
向かいに見える頂が平坦になっている山が青影城で、因島村上氏の本城としての役割を果たしていたそうです

因島村上氏は、因島と向島を本拠地としていたそうです
関ケ原合戦後は、能島村上氏と同様に毛利家の家臣団に組み込まれたと伝わっています。
その後、萩藩の船手組に編成され、御座船の警固や朝鮮通信使の曳航などにあたっていたそうです。
能島村上氏は、船手組の頭として約250年務めたとも伝わっています

一方、来島村上氏は「久留島」と姓を改め、幕末まで治めたそうです

IMG_0194
ちなみに、能島村上氏・来島村上氏・因島村上氏の家紋は違うらしい

そして、愛媛遠征の行程は終了
解散の挨拶を済ませたのち、尾道駅まで車を走らせ解散となりました。
今回も大変濃厚な遠征になりました
ますます城ガール隊が好きになった遠征でもありました
海を渡ったり、船に乗ったり、花火したりと想い出をたくさん抱えて皆さん帰路につきました

IMG_0199
私はというと、せっかくなので尾道ラーメンをば…

そして、なぜか家とは反対方向へと向かうのでありました…


城旅メモ

能島城


愛媛県今治市宮窪町宮窪6582
トイレ:なし
乗船予約などは、ホームページを検索してください。

今治市 村上水軍博物館

愛媛県今治市宮窪町宮窪1285
駐車場:あり  トイレ:あり
開館時間:9時~17時  観覧料:大人300円
休館日:月曜日

因島水軍城

広島県尾道市因島中庄町3228-2
駐車場:あり  トイレ:あり
開館時間:9時30分~17時
観覧料:大人310円  休館日:毎週木曜日

<よろしければ過去ブログどうぞ>
村上水軍巡り(能島)
村上水軍巡り(因島)


IMG_0179 (1)
村上海賊の娘

遠征日:平成29年5月28日




歴史と情緒あふれる大三島☆

ぬはっす~流星☆です( -д-)ノ
城ガール隊愛媛遠征の振り返り記事も、ラストスパートに入りました

甘崎城に大満足した一行が向かったのは今夜のお宿


IMG_0122
大三島 ふるさと憩いの家さんに宿泊しました

木造校舎の外観そのままにリニューアルした宿泊施設です。
下駄箱とか、当時の面影がとても残っていて、なんとも懐かしい雰囲気でした
(宿の写真をほとんど撮っていないという大失態…


IMG_0123
今回は参加人数が人数なだけに、6人部屋と4人部屋を複数借りて宿泊です


IMG_0124
部屋の前には長い廊下、そして懐かしい手洗い場がありました。
みかんが入っているようなネットに石鹸入れて、水道にぶらさげてたなぁ~とか
とってもノスタルジック


IMG_0126
1泊2食付きなので、宿の方が急いでセッティング
城ガール隊もみんなで協力して準備します

「手を合わせて、いただきます」って、修学旅行みたい
IMG_0127 (1)
新鮮な魚介類を使った夕食は、とても美味しかったです

夕食を済ませた頃にはすっかり夜になりました
目の前が海ということで…


IMG_0129 (1)
花火大会までやっちゃいました

聖月さんが花火を用意してくださいました
花火なんて何年ぶりにやったかなぁ~


IMG_0130
とっても良い思い出になりました
聖月さん、本当にありがとうございました

花火を堪能したら、みんなで入浴タイム~
次から次へと入れ替わり立ち代わりで流れるように20人が入るという


IMG_0133
入浴後は、教室をお借りして懇親会という名のプレゼン大会
参加者の皆さんが持ち寄ったお酒やお菓子をつまみながら、楽しい時間はあっという間に過ぎていきました

学校の机で酒を呑むなんて…しかも、微妙に高さが違ったりとか面白い

ちなみに、プレゼン大会の様子は城ガール隊ブログをご覧くださいね

盛り上がったプレゼン大会の余韻に浸りつつ、就寝となりました

皆さんの部屋が消灯していくなか、なぜか私の部屋だけ灯りが………

余った日本酒を持ってきた某K氏、そうです二次会がスタートするのでした
ちょうど部屋のメンバーが北陸東海支部だったので、「どうしたら北陸東海支部で遠征ができるか?」などとプレゼン大会の反省会
やっぱり大河効果を狙うべきだったか…とかね

すると隣の部屋から酒豪と噂のN氏とM氏も加わり、日本酒の瓶もさらに増え…
滅多に揃わないメンバーだったので、他支部の様子も知ることができたし、城ガール隊とは?みたいな話もできたので、とても有意義な夜になりました
まっ、寝たのは深夜3時過ぎでしたけどね…

翌日、朝があっという間にやってきました
普通に寝た人たちは、朝の浜辺を散歩していたようです

荷物をまとめ、朝ごはんを済ませたら2日目スタートです
2日目は、1日目と車のメンバーを替えて交流を図ることにしました


と、ここからは行程順ではありませんが…


IMG_0181
大山祇神社

伊予国一宮で、日本総鎮守ともよばれています


IMG_0184
境内には国の天然記念物に指定されているクスノキ群があります

IMG_0182

大山祇神社は、山の神・海の神だけでなく、戦いの神でもありました。
そして、多くの武将から崇拝され武具などが奉納されたそうです。
これらが宝物館で保管・展示されているため、見ることができます
日本のお宝が集結しているといっても過言ではないかも

個人的には海事博物館が萌えました
全国の鉱物がズラリと展示してあるのです
見たこともない鉱物ばかりで、時間が足らなかった~


IMG_0186
また大山祇神社には、大祝職の娘と伝わる鶴姫の伝説もあるようです。
「瀬戸内のジャンヌダルク」とも称されている鶴姫の像が幾つかありました

鶴姫が実在していたかどうかは定かではありませんが、宝物館には女性用の鎧ではないかと伝わる胴丸が展示されており、これが鶴姫のものでなはいかとも言われているようです。

実際のところはわかりませんが、とってもロマンを感じます

歴史やロマン、そして豊かな自然と情緒あふれる大三島
とっても大好きな島になりました

そして、遠征の振り返りは次回で完結予定です


旅メモ

大三島 ふるさと憩いの家


愛媛県今治市大三島町宗方5208-1
宿泊情報などは、ホームページ参照してください。

大山祇神社

愛媛県今治市大三島町宮浦3327
駐車場:市営駐車場利用

宝物館:入館8時30分~16時30分 (入館料:大人1,000円)


過去記事⇒しまなみ海道~大三島~

BlogPaint
木造校舎の前で記念写真

遠征日:平成29年5月27‐28日
史跡☆写真館
  • 祝☆日本遺産 村上海賊
  • 祝☆日本遺産 村上海賊
  • 祝☆日本遺産 村上海賊
  • 祝☆日本遺産 村上海賊
  • 祝☆日本遺産 村上海賊
  • 祝☆日本遺産 村上海賊
livedoor プロフィール
ようきてくんさった♫
  • 累計:

自己紹介♫
城旅開始 2011年1月より


2017年の初訪城 41城

2017年の総訪城 65城



今までの訪城 456城

複数回の訪城含めると693城

(2017年5月29日現在)



日本百名城 70/100城

(2017年5月26日現在)

岩村城 13訪城



【流星☆プロフィール】

城ガール隊 隊長

(北陸東海支部長)



城友会(軍師)



サイガ塾



ブラタモ部 ST部



城郭数寄者



古事記倶楽部



週末城旅人

愛する城:岩村城

好きな城:琉球のグスク

好みの傾向:実際に戦った城

※塹壕、仕寄、土塁線に萌える傾向あり



岐阜県ファンクラブ会員

岐阜県の城にたくさん行きたい!でも、単騎できない小心者

岐阜県の城歩き、いつでもご一緒します♫
記事検索
メッセージ

名前
メール
本文