2006年05月21日

黒いトマトを食べた

58e359e4.jpg 話の途中だが先週金曜ちときつかった仕事を終えサンバビラにある某店に行ったら私のてがけたものが複数カラー展開の上えらく派手に並べられてあった。2年前にプレした仕事で小手先アイデア勝負みたいな(企画は私ではないよ)ものだったんでわずか20分で制作提出。その後話も出てこなかったんでボツだろうどうせと忘却の彼方に押し流していた。
 やったやったと2点がめてきてひとつをパオリーノにあげた。
「俺が家の外で着れるかこんなもん部下にコケバカにされるわ」
言われてみればなあ...女性向け製品だしなあ。確かに着ているのを見ると笑ってしまうな。でもかわいいと思うんだけど。
「でもパジャマとして着るよ。ありがとう。」
そういや請求書切ってなかったこの仕事。まあ20分仕事だしなんか2年前の仕事を改めてうんぬんする気がしないんでほっとくことにした。

 今日メルカートで今まで見た事のないトマトを発見、つい喜んで買ってしまう。1キロ3ユーロ。イタリアのトマトは私が知っているだけでもラマート、クオーレディブーエ、サンマルツァーノ、チリエジーノ、そしてサルデーニャという種類かな。いっぱいあるけどこれは珍しい今日見つけたのはなんと色の黒いトマト。ほら。
食べてみると外見とはうらはらにけっこう美味しいよこれ。いわゆるトマトな味に野趣ある味が加わった感じがする。ただ皮が固い。むいて食べたほうがいいと思うがぶどうじゃあるまいしどうむけばいいのだ。
どうも食べてみてずばぬけて美味しいトマトはたいていサルデーニャ産かシチリア産だねえ。イタリアで農業が強い州はトスカーナなんだけどね。

あと長いながいズッキーニを手に入れる。zucchinilunghi...市場から帰ってくる途中大勢の人にじろじろ見られて恥ずかしかった。
ククルマスシチリアーノという名前らしいが、もっと簡単な名前あると思うんだけど。
イタリアって変な瓜が一杯あるなあ。これどうやって食べよう?  

Posted by yosiyosifine at 08:46Comments(15)TrackBack(0)

2006年05月20日

イタリアでドイツ気分2

f072107a.jpg アルトアディジェ観光サイトを見るとなんとスキー情報が出ていた。調べたのは4月の頭なんだが、もうミラノでは八重桜が散り花がみな咲き終わっていたので、改めて花をたくさん見たいという思いもあった。それがスキー情報などという言葉が出てきたので花見でなく雪見かこれはと身構えたのだが州都ボルツァーノに着いてみればミラノとあんまり変わらない陽気で実に過ごしやすい気候でした。かさばるセーター持って行くんじゃなかった。fioremelo

 ボルツァーノは本当にドイツ語圏。人々の顔だちもドイツ系だし、誰もイタリア語を話さない。パトカー及び駅の名前、通りの名前全てイタ語とドイツ語両方で表記してあります。うひゃ。

 なによりも街がローマやミラノと違いきれいに整えられていてきちっとしている。植樹も丁寧にされていてゴミもフンもあんまり落ちてないし..イタリアじゃないよこのきれいさは。ゴミもちゃんと分別して出してるしなあ。
 もともとオーストリア領だったのだここは。第一次世界大戦でイタリアはドイツ.オーストリアと対戦。勝利してアルトアディジェ州は哀れなことにイタリア領に編入されたのでした。

 そういう領土の取られたりというのはイタリアもむろんある。現在フランス領ニースは元々イタリア領。リソルジメントで活躍したガリバルディはイタリア建国の英雄なんだけどニース出身だし。
 戦争でなく政治上のかけひきでニースは時の大臣カブールによってフランス領にされました。
 ついでにいえばフランス領コルシカ島もイタリア領でした。ナポレオンもう少し早く産まれて活躍していればイタリア人だった。惜しかったなイタリア。

..しかしニースやコルシカではイタリア語通用していない。ドイツ語を堂々と野放しにしているどころか義務教育に(ここの地域限定だが)双方の言葉を組み込むイタリアの方が統治者としての懐は大きいかもしれない。つーわけでボルツァーノの人はイタ語ドイツ語共に流暢に話します。もしかしたらイタリア語の方が弱いかもしれない。たどたどしいのか方言なまりなのか私には区別がつかないのだが、ミラノのツーリストオフィスの人とは違う話し方でした。duomobolzano

 その日は土曜日で、ボルツァーノの西列車で1時間のメラーノに泊まる予定だった。電車待ち合わせ時間の都合で1時間余裕があったので、ボルツァーノでいったん下車、駅正面かえるの噴水からドゥオーモ方面に歩いて7分ツーリストインフォメーションで一気に地図、ガイド、美術館イベント広告を一気に手に入れ街の地形と見所を大ざっぱに頭に入れる。翌日日曜でツーリストオフィスは閉まっているだろうという読みからできるだけ近辺都市の情報も手に入れる。  
Posted by yosiyosifine at 20:16Comments(0)TrackBack(0)

2006年05月19日

イタリアでドイツ気分1

f4fa52b1.jpg チロル地方というのがある。アルプス山ふもとのドイツ語圏を指すのだろうか。チロル地方がイタリアにも実はあるというのが知らない人多いんじゃないかな。
 とはいえイタリア在住の人は生肉加工で生ハム、サラミ、カルネサラドの他、しょっぱくてスモーキーでおいちい横長四角い切り身の肉を食べた事があるひとがいるはずだ。スペックという。正直生ハムより安くて美味しいと思うんだけど。このスペックが南チロル、アルトアディジェ州の名産品なのだ。ビールにあう〜。

 うっすら知ってはいたが貧乏なのと時間が取れないのとで今まで行きたくても行けなかったのだが
先月はパスクワ=イースター=キリスト復活祭、メーデー、終戦記念(ジョルノ.リベラツィオーネ)と連休が続いたので思いきって行く事にした。イエー旅行だ〜仕事抜きの旅行だ〜。

 つーわけでネットで一気に検索、安くていい宿を探しトレンティーノアルトアディジェ州に列車で行く事となった。ミラノとヴェネチアの間にヴェローナというロミオとジュリエットで有名な街がある、そこをオーストリア(この呼びかたカンガルーがいる国と間違うからアウストリアとかもっと変えられないんか?)方面に向かって北上するのです。ここらへんがアルトアディジェ州。ミラノはロンバルディア州、ヴェネチアはヴェネト州。アルトアディジェ州の州都はボルツァーノとなります。
 列車はミラノ発ミュンヘン行き国際列車です。ミラノはMILANO=MAILAND, ミュンヘンはMONACO=Munchen と2ヵ国表記です。

 パオリーノには「うまいビールとスペックとアイスマンを見に行くぞ」と釣り、ボディガード兼荷物持ちをしてもらうこととなったのでした。アイスマンについては後で述べます。

 ミラノヴェネチアは寒いのにこの2都市間のヴェローナ周辺はガルダ湖という大きな湖があり極地的地中海気候でこのへんはオリーブやレモンが獲れる。陽光が照り、まるでナポリかシチリアに来た気分。この地域は多分ヨーロッパでオリーブが収穫できる北限ではなかったかな??それにしても気候の相が豊かな地域だなあ。りんご、オレンジ、オリーブ、レモン、ぶどう。全てここらへんで獲れる。ヴェローナのバーは水とワインが同じ値段だったなあ。
 しかしこのヴェローナから北に向かい始めると少しづつ地形が変化していくのが良くわかる。
最初は低い丘が遠くに見えそのうち丘が小高くなり手前に近くなり徐序に岩、そして岩山に、さらに岩山がバラバラだったのがまとまり始めて手前でそり立つ岩山連峰になって行く。その手前の畑は一面の白い花が一杯咲いているんだな。
campomela



 アルトアディジェ州名産、りんご畑です。ガイド読んだら全ヨーロッパの10%のりんごがここで収穫されるそうだ。白いじゅうたんのようなりんごの花の群れを見てこれらがアップルパイとかシュトゥルーデルやりんごジャムになるのかと思うとなんか気が遠くなった。
 
 これだけりんごあるのに、なんでりんごワインのシードル作らないんだろうなここの人?誰か作って欲しい..飲みたい。実に美味しい女の子向きのものだし、りんご酒を蒸留するとカルバドスっていうりんごブランデーもできるんだけどねえ。グラッパにワインでいいやってここの人思うのかなあ。
treno_mela


さてイタリアでドイツ気分1とタイトルつけたが続き書けるだろうか..週末休みたいぞ。  
Posted by yosiyosifine at 09:59Comments(2)TrackBack(0)