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先日の11月3日に、世界の金融秩序の維持を図る金融安定理事会がグローバルなシステム上重要な銀行の新しいリストを公表していました。

この中で、中国建設銀行が新しくランクインしていました。

このリストでは、世界の銀行を様々な評価からスコアをつけて、その数値によってランク付けしています。

ランクは、「5〜1」まであり、5が最高ランクのようです。

現在は最高ランクの5の評価の銀行はありません。

次のランクである4には、HSBCとJPモルガンチェースの2行だけです。

ランク3はシティグループなどの4行のみ、ランク2はゴールドマンサックスなど5行がランクインしています。

そして、ランク1に、新しく中国建設銀行がランクインしました。

ちなみに、中国工商銀行や中国銀行、中国農業銀行などもすでにランクインしており、ランク付けは中国建設銀行と同じランク1に分類されています。

世界的な金融グループであるHSBCやシティグループなどの上位金融機関にはまだまだ及びませんが、それでも同ランクの中には、UBSやみずほFGなどが入っています。

中国の銀行たちも、海外へと進出しており、国際的にもグローバル金融機関として認められつつあります。

中国の4大銀行すべてがグローバルなシステム上重要な銀行として認定されたという事は、中国の金融・及び通貨が世界経済の中心になりつつあることを示唆していると感じれれます。

政治だけでなく、金融分野でも徐々に中国の影響力が拡大している感じですね。



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