バッド&グッド


よく言われているのが、投資は集中投資がいいのか?分散投資がいいのか?

集中投資で有名なのは、バフェット氏やピーター・リンチ氏・フィリップ・フィッシャー氏ですよね。

バフェット氏の名前を出すと、バフェット氏は優良企業の分散投資だろうと言われることがありますが、バフェット氏の真髄は基本的に集中投資です。ここぞというときに集中投資するからこそ、歴史に名を残す伝説の投資家になれたのです。

分散投資で有名なのは、ベンジャミン・グレアム氏。バフェット氏の師匠としても有名ですよね。

分散投資でよく言われているのが、「卵は一つのカゴに盛るな」というもの。投資をしている人なら誰もが聞いたことのある格言だと思います。

一つのカゴに卵を集中すると、カゴを落とした時には全部割れてしまって何も残らない。カゴをいくつも用意して、一つに何かあっても他で対応できるようにしておくことで、資産を安全に守ることが出来るというもの。

さて、集中投資・分散投資、どちらが正しいのか?

基本的には・・・基本的にですよ。

集中投資は、資金力が足りない時の投資。
分散投資は、資金力がある時の投資。

集中投資は攻撃型・分散投資は守備型ということ。

資産が少ないうちから分散投資をすると、効率が悪く、手間暇がかかる割にリターンが少ないです。ある程度の資金量になるまでは集中投資をしている方が効率はいいです。

ただ、資産量が増えてくると、分散投資したほうが安全に資産を運用していくことが出来ます。

資産において、10%の損失が出た場合、100万円の10%の場合だと10万円の損失ですが、1000万円の10%だと100万円の損失になります。

一般的なサラリーマンにとって、10万円ぐらいの損失金額なら少し働いたら取り戻せますが、100万円の損失金額となるとたくさん働かないと取り戻せないし、投資金額を追加で100万円用意するもの大変です。

年齢や家族構成によっても、投資内容は変わります。

年齢が若かったり、独身だったりすると、集中投資をして損失を出しても、生活が困るということは少なく、リスクを取ってリターンを目指す方向性を取りやすいです。

一方、家庭を持っていたり、老後資金を考えているならば、リターンを目指すよりもリスクを抑えて分散投資による確実な資産の運用を心掛けるべきです。

なので、集中投資も分散投資もどちらも正しく、どの選択肢を取るのかは、投資する人の目標・意欲・資金量・収入・家庭環境に左右されるため、まずは自分の立ち位置をしっかりと確認する事が大切です。

「分散投資しても、お金なんて増えないんだよ。集中投資をしないとお金持ちになれない!」
「集中投資なんて失敗したら終わりだ。分散投資こそ、確実な成功の秘訣だ!」

などと言われたりしますが、投資方法が大切なのではなく、投資する環境こそが大切なのです。

だから、一つの投資方法に固執して、その方法が唯一正しい投資方法だと思っているのは危険な考え方です。

自分に正しい(合っている)投資方法だとしても、他人にもそれが正しい投資方法とは決して限らないのです。

リスクを取って資産を増やしたいなら集中投資をすべきだろうし、安全にしっかりと資産を増やしていきたいなら分散投資を心掛けるべきです。

なので、集中投資をしている人が分散投資をしている人を非難するのは間違っているし、分散投資をしている人が集中投資をしている人を非難するのも、おかしなことなんです。

その投資方法にいたる前提が違うのに、同じ土俵で考えて、他の人の投資方法を非難するのは、本当に大きな間違いなのです。

大切なのは、リスクをどこまで許容できるのか。

それにより、攻撃的になるのか守備的になるのか、その割合なども含めて、総合的に投資方法・投資方針が決まっていくものなのです。



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