どんな企業でも頭を悩ませるのがコストアップ。

原材料費の高騰、人件費の高騰、送料の値上げなどなど。

商品価格に上乗せできればいいのですが、企業側からするとそんな事はなかなか出来ないのが現実です。結局は企業努力という形で利益率が減ったりするんですよね。

日本でもアマゾンの荷物が多すぎて運送会社の労働環境を圧迫しているということで運送料の値上げが行われました。

ネットショッピングが普及すればするほど、配達される荷物は多くなり、その分運送会社の配達員が足りなくなり、人材を確保するために人件費が高騰することで、荷物の配送料の値上げへとつながっています。

これは、ネットショッピングなどの企業にとってコストアップにつながるのですが、アマゾンにとっては他社を突き放すチャンスでもあると感じるんですよね。

配送料が値上げされるといっても、各社同じ割合・金額で値上げされるわけではなく、各企業ごとに交渉することになります。当然、大口顧客の配送料は他社よりも配送料は安く設定されています。それでも今までの金額よりも高くなるともちろんアマゾンとて苦しいのは同じです。

ところが、アマゾンは他のネットショッピング企業とは違い、会員制をとっており会費を徴収しています。そして、コストが上がるとなると会費を値上げすることでコスト上昇分を幾分かカバーすることが出来るんですよね。

もちろん、配送料の値上げという理由のみで会費をあげるというわけではないのですが、会費を値上げすることでコストアップのダメージを多少なりとも和らげることが出来ます。

これは、アマゾンにしかない強みなんですよね。

会費が値上げされたら、今までアマゾンの会員になっていた人々は会費の値上げとともに離れていくのではないかという疑問が出てくるかもしれませんが、アマゾンの会員には、配送料無料などの特典以外にもビデオ見放題や音楽聞き放題、本読み放題などの付加価値サービスが充実しており、一度会員になると多少の値上げでは離反しないのが特徴です。

特に日本のアマゾンの会員になっている人なら、アマゾン会員の特典の凄さが身に染みてわかると思います。多少値上げされても会員を辞めないのが理解できると思います。日本のアマゾン会員の会費はとても安いんです。現在、日本においてはまだアマゾン会員の普及段階のためアメリカに比べると圧倒的に安いんですよね。

コストを顧客に転嫁しても顧客はそれを受け入れる。

このような関係性が築けているからこそ、アマゾンは強いんじゃないだろうか。


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