中国のネット広告市場は拡大の一途を辿っていますが、その中国のネット広告市場で最大のシェアを誇っているのが中国ネットショッピング最大手のアリババです。
アマゾンなどとは違い、広告収入を収益の柱としているアリババは、その巨大な中国のネットショッピングマーケットを支配することで圧倒的な収益力を上げています。

アリババは中国のネット広告市場の35%を占めており、2017年のアリババのネット広告収入は163億ドル(1兆7000億円)でした。今後もアリババのネット広告収入は伸びていくと予測されており、今年度の予測は215億ドル(2兆3220億円)、2020年には330億ドル(3兆5640億円)にまで達するとされています。

アリババのネット広告収入が毎年30%づつ伸びていくという高成長が予測されている一方で、伝統的なテレビ広告の方は年々伸び悩んでおり、去年のテレビ広告市場は167億ドルとアリババ1社の広告収入とほとんど変わらない状態でした。

今年度以降は、アリババ1社の広告収入が中国全土のテレビ広告市場を上回る状態になっていきます。

中国のすべてのデバイスを含めた広告市場で考えてみてもアリババは中国広告市場の25%を占めるほどの巨大な影響力を持つことになります。

今後、ますます影響力を持つネット広告市場においてアリババを追従していく企業があるかと考えると、中国3大IT企業のテンセントと百度があげられますが、テンセントと百度の広告収入は、まだまだアリババの足元には及ばす、両者合わせてようやくアリババと肩を並べられる水準となっており、互角にアリババと渡り合える程度です。

中国のネット広告市場は、まだまだ拡大の余地があり、特に広告収入が事業の柱となっているアリババの独走はさらに進むものと思われます。

最近の米国市場においては、グーグルなどの収入が広告収入に偏っていることが不安材料視されていますが、中国のネット広告市場においてはアリババの存在感がより一層強まると思われ、広告収入への期待感が高まっていると感じられます。

よしぞうは中国のIT企業は、テンセントに投資していますが、安定感においてはアリババの方がよいと感じています。


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