テンセントは決算が市場予想を下回ったので売っていたのだけど、エヌビディアは市場予想を下回ったのになぜ売らないのか?
このように聞かれたので、僕の場合は市場予想を下回ったから売るのではなく、自分の想定と違う場合・または成長性に疑問を感じた時は売るようにしています。
テンセントの場合は、純利益が前年対比で減少していた事・主力事業のゲーム収入が減少していた事・中国当局の規制が不透明な事・などの理由で売却をすることになったのです。
エヌビディアの場合はどうなのか?
確かに市場予想を下回った決算でした。
売上高 31億2300万ドル
(市場予測) 31億3000万ドル
次の第三四半期(3Q)の売上高見通し
会社予測 32億5000万ドル
市場予測 33億4000万ドル
売上高は市場予測に届かず、来期の見通しも市場予測よりも会社予測は低いものとなっており、市場が想定している成長性よりも低い結果と来期予測となっています。
あくまで市場の予測よりも低かったですが、成長性自体が鈍化しているわけではなく、しっかりと成長を維持しているので、売ろうとは思いませんでした。
売上高を各事業別に少し見ていこうと思います。
「主力のゲーミング事業」
18億0500万ドル(前年対比52.2%増加:前期対比4.8%増加)
17億5000万ドル(市場予測)
主力のゲーム事業では、市場予測を上回っており、前年対比で52%増加しており、前期の1Qとの比較でも5%近く増加しており、順調に成長しています。
「データセンター部門(クラウド関係)」
7億6000万ドル(前年対比82.6%増加:前期対比8.4%増加)
7億4000万ドル(市場予測)
データセンター部門の売り上げも順調であり、市場予測を上回って前年対比で82%増加と大きく伸びており、今後もクラウドの増加を受けて順調に伸びていくと思っています。
ここの伸びが大切だと思っています。この分野がいずれゲーム事業を抜いて売上の主力となっていくと思っています。
「自動車部門(自動運転関連)」
1億6100万ドル(前年対比13.3%増加:前期対比11%増加)
未来の主力事業。エヌビディアを保有している人の多くはここの売上増加を見込んで購入しているのではないだろうか。
自動運転の中核機能をつかさどる自動運転向けプロセッサである「NVIDIA DRIVE Xavier」が2018年の4Qから販売される予定なので、今後も売上の伸びが期待できる。
今は、あまり売上をあげていくような事業ではありませんが、自動運転が普及していくときに、まだGPUが主要部品であれば爆発的な成長を遂げると考えられる。ただし、GPUが今後も主流であるとは限らないのが微妙なところです。
「プロ用VZ(ビジュアライゼーション:可視化)」
2億8100万ドル(前年対比19.5%増加:前期対比11.9%増加)
膨大で複雑なデータをグラフや図で分かりやすく表現するビジュアライゼーションも売り上げをのばしています。
「OEM部門」
1億1600万ドル(前年対比53%減少:前期対比70%減少)
今回の市場予測を下回った原因になったのがここです。
仮想通貨向けGPU(マイニング用)の需要が大きく落ち込んだことが原因です。前期は仮想通貨関連で2億8900万ドルを売り上げていましたが、事前予測でも落ち込みが予測されており1億ドル程度まで下がると想定されていました。
結果は、1800万ドルだけしか売り上げておらず、大幅な売り上げ減少となりました。
今後も、売上の見込みはないという事を発表しています。
仮想通貨関連の売上は、なくなっていいです。
仮想通貨のようにボラティリティが高い事業は予測が立てにくく、個人的にはいらない(不要)だと思っています。
だから、今回ほとんど売上が上がらず、今後も見込みがないとなったことは個人的には良かったと感じています。
僕がエヌビディアに期待しているのは、クラウドの伸びによる利用増加とAI関連事業の増加によるGPUの活用増加、自動運転普及による事業の拡大です。
これらが順調の伸びてくれればいいと思っています。
今回の決算は、仮想通貨関連の売上の大幅減少により市場予測には届きませんでしたが、仮に仮想通貨関連が市場予測と同じぐらいの1億ドル程度を売り上げていれば、市場予測に届いています。
という事は、それ以外の事業はキチンと市場予測通りの結果を叩き出しているという事です。
何も問題ないと思います。
逆に仮想通貨という膿を出し切っても、これだけの結果が出ているんだからOKです。
まだ売るつもりはありません。今後も保有していくつもりの銘柄です。
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このように聞かれたので、僕の場合は市場予想を下回ったから売るのではなく、自分の想定と違う場合・または成長性に疑問を感じた時は売るようにしています。
テンセントの場合は、純利益が前年対比で減少していた事・主力事業のゲーム収入が減少していた事・中国当局の規制が不透明な事・などの理由で売却をすることになったのです。
エヌビディアの場合はどうなのか?
確かに市場予想を下回った決算でした。
売上高 31億2300万ドル
(市場予測) 31億3000万ドル
次の第三四半期(3Q)の売上高見通し
会社予測 32億5000万ドル
市場予測 33億4000万ドル
売上高は市場予測に届かず、来期の見通しも市場予測よりも会社予測は低いものとなっており、市場が想定している成長性よりも低い結果と来期予測となっています。
あくまで市場の予測よりも低かったですが、成長性自体が鈍化しているわけではなく、しっかりと成長を維持しているので、売ろうとは思いませんでした。
売上高を各事業別に少し見ていこうと思います。
「主力のゲーミング事業」
18億0500万ドル(前年対比52.2%増加:前期対比4.8%増加)
17億5000万ドル(市場予測)
主力のゲーム事業では、市場予測を上回っており、前年対比で52%増加しており、前期の1Qとの比較でも5%近く増加しており、順調に成長しています。
「データセンター部門(クラウド関係)」
7億6000万ドル(前年対比82.6%増加:前期対比8.4%増加)
7億4000万ドル(市場予測)
データセンター部門の売り上げも順調であり、市場予測を上回って前年対比で82%増加と大きく伸びており、今後もクラウドの増加を受けて順調に伸びていくと思っています。
ここの伸びが大切だと思っています。この分野がいずれゲーム事業を抜いて売上の主力となっていくと思っています。
「自動車部門(自動運転関連)」
1億6100万ドル(前年対比13.3%増加:前期対比11%増加)
未来の主力事業。エヌビディアを保有している人の多くはここの売上増加を見込んで購入しているのではないだろうか。
自動運転の中核機能をつかさどる自動運転向けプロセッサである「NVIDIA DRIVE Xavier」が2018年の4Qから販売される予定なので、今後も売上の伸びが期待できる。
今は、あまり売上をあげていくような事業ではありませんが、自動運転が普及していくときに、まだGPUが主要部品であれば爆発的な成長を遂げると考えられる。ただし、GPUが今後も主流であるとは限らないのが微妙なところです。
「プロ用VZ(ビジュアライゼーション:可視化)」
2億8100万ドル(前年対比19.5%増加:前期対比11.9%増加)
膨大で複雑なデータをグラフや図で分かりやすく表現するビジュアライゼーションも売り上げをのばしています。
「OEM部門」
1億1600万ドル(前年対比53%減少:前期対比70%減少)
今回の市場予測を下回った原因になったのがここです。
仮想通貨向けGPU(マイニング用)の需要が大きく落ち込んだことが原因です。前期は仮想通貨関連で2億8900万ドルを売り上げていましたが、事前予測でも落ち込みが予測されており1億ドル程度まで下がると想定されていました。
結果は、1800万ドルだけしか売り上げておらず、大幅な売り上げ減少となりました。
今後も、売上の見込みはないという事を発表しています。
仮想通貨関連の売上は、なくなっていいです。
仮想通貨のようにボラティリティが高い事業は予測が立てにくく、個人的にはいらない(不要)だと思っています。
だから、今回ほとんど売上が上がらず、今後も見込みがないとなったことは個人的には良かったと感じています。
僕がエヌビディアに期待しているのは、クラウドの伸びによる利用増加とAI関連事業の増加によるGPUの活用増加、自動運転普及による事業の拡大です。
これらが順調の伸びてくれればいいと思っています。
今回の決算は、仮想通貨関連の売上の大幅減少により市場予測には届きませんでしたが、仮に仮想通貨関連が市場予測と同じぐらいの1億ドル程度を売り上げていれば、市場予測に届いています。
という事は、それ以外の事業はキチンと市場予測通りの結果を叩き出しているという事です。
何も問題ないと思います。
逆に仮想通貨という膿を出し切っても、これだけの結果が出ているんだからOKです。
まだ売るつもりはありません。今後も保有していくつもりの銘柄です。
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コメント
コメント一覧
市場予測に到達しないと好決算であっても売られますね。
うちの会長は、勝手な市場予測は気にしません。
故に、上方修正しても売られ、株価は下落しました。。
北京オリンピック、上海万博を控えた時期に中国株に参入、自動車関連で
信義ガラスを見つけました。自動車、建設、太陽光発電、全ての関連銘柄
ということ、特に、上海万博では独占供給ということも材料になりました。
信義ガラスの売り場を探している時に、日本の証券会社からレポートが出たので
レポートを参考にするのは怖い!と初めて知りました。
よしぞうさん、1億円突破おめでとうございます。
私も頑張りますので、宜しくお願い致します。
僕も中国株をやっていたけど、信義ガラスってあんまり詳しくは知らなかったです。
あの当時、自動車などはドンドン普及していたので、フロントガラスなどを作っていれば確かに業績も上がりそうですよね。
上海万博で独占供給となると更に手堅そうですね。
お見事です。
1億突破したけど、テンセントが軟調な状態で売却したので(税金もたくさん取られた)再び1億を下回っています。
また、頑張って1億目指します。