高配当再投資は、肯定派と否定派が分かれる好き嫌いが極端に分かれる投資方法だと思います。

僕は高配当再投資は失敗しにくい投資だと思っています。

自分が高配当投資をするのかと言われると当面はしないと思いますが、いずれはそのような投資を行うかもしれません。

「高配当投資はお金持ちの投資方法である」
「増やすのに時間がかかり過ぎる」
「インデックスのパフォーマンスに劣化している」

これらが高配当投資におけるデメリットの代表的なものではないだろうか。

当然その通りなんですよね。

でも、それらを考慮しても上回るメリットが存在すると思うんですよね。

それが配当による安定感です。

個別株投資における1番有効な投資方法は、優良な企業を長く保有し続ける事なのですが、これは僕も含めて意外と出来ない人が多いんですよね。

特に大きな下落を伴えば、保有株を手放す人が多数います。

ここを踏ん張れるかどうかでパフォーマンスが大きく変わってくるのです。

大抵の投資家は分かってはいても出来ていないんですよね。

下落時に保有株を手放してしまう最大の要因は不安感の増大です。

損失が拡大したらどうしよう。
利益がなくなってしまぅたらどうしよう。
下落基調はいつまで続くのだろうか。
底なし沼のような暴落が続くのではないだろうか。

様々な不安が長期保有をためらわせて損切や少ない利益の利益確定を誘発するのです。

損切を繰り返す事で資産は増えず、利益確定を繰り返す事で利益から毎回税金を取られて大して資産は増えず、長期的にホールドするよりも大幅にパフォーマンスが悪くなる。

これを防ぐ心理的防波堤が高配当なんですよね。

下落時にあっても、高配当投資家はまるで宗教のように、「配当があるから大丈夫。」「株価が下がれば配当利回りが高くなって更に沢山買えるから大丈夫。」と唱え続けて下落を乗り越えていくものです。

人間って不思議と何か支えのようなものがあれば困難も乗り越えてやすくなるものなんですよね。

だからこそ、初心者でも取り組みやすいのではないかな。

高いパフォーマンスを出すための投資方法ではなく、いかに安定的に安全に快適に投資を続ける事が出来るかを突き詰めた投資方法と考えています。

別にインデックスよりパフォーマンスが悪くても問題ないと思います。あくまでも大切なのはパフォーマンスではなく、いかに長期投資を安定して継続し続ける事が出来るのかが大切なのではないでしょうか。

それにパフォーマンス自体も、下落相場が来ればインデックスを上回る事が出来るでしょう。

上昇相場が続いている現在の相場でインデックスと比較するのは明らかに不利です。高配当投資は下落時や暴落時でもコツコツと仕込むからこそ長期的にみて安定したパフォーマンスが得れるので、現在の環境下では不利な投資方法です。


投資は続ける事に意味がある。


高配当再投資は、大きなリターンなどは得ることも出来ず、時間もかかる投資方法です。

しかしながら、インデックス投資をしていても市場が急落や暴落すると投資をやめてしまったり、手放してしまう方が多く発生する現状を考えると、そんな状況下においても配当を心の支えとして耐え凌ぐ事ができる可能性がある高配当再投資は安定的に資産を増やす確率は高いと思います。

投資において1番の大敵は市場心理と向き合ってしまう事です。その市場心理を物ともせずにまるで宗教のように配当を頼りに生き延びる事が出来ると言うことは、ある意味非常に強みでもあり、何よりも変えがたい成功への近道でもあると言えるのではないだろうか。

インデックス投資は長期的に見れば年平均で5%〜7%程度のリターンがあると言われていますが、それはあくまでもキチンと暴落時も手放さずにホールドし続ける事が出来たらと言う事です。

投資において成功する人が少数であるのは、知識では分かっていても暴落時などを乗り越える事が出来ない投資家が圧倒的に多数を占めてしまうからではないか。

であれば、愚直に配当を信じて暴落を宗教のように乗り切る高配当再投資は、意外と長期投資には向いており、下手に売買を繰り返す投資家よりも安定したパフォーマンスを得れるのではないだろうか。

別にインデックス投資よりパフォーマンスが低くてもいいのである。

パフォーマンスを重視するというよりも生き残りを重視した戦略だと考えている。

何よりも重要なのはリターンやパフォーマンスではなく、暴落時でも手放さずに投資を続ける事が出来るかどうかである。

それができる事で生き残る可能性が飛躍的に高まるのである。

そういう面においては高配当再投資は、万人において生き残りやすい投資方法であり、失敗しにくい投資方法であると考えている。

どんな投資方法にも、メリットとデメリットが存在する。

貴方がどのような資産の構築を目指すかによって、どんな投資方法を選べばいいのかが変わってくる。

リターンは少なくなったとしても出来るだけ失敗する確率を減らして安定した投資を目指すのであれば高配当再投資は理にかなっている投資方法なのではないだろうか。


ただ、蛇足をするならば、高配当再投資よりもVYMなどの高配当ETF再投資の方がチョイスとしてはベターな気がするけれどもね。


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