将来性を有望視された企業がIPO(新規公開株)されると、ついつい欲しくなってきます。今後成長していけば、この企業は大きく成長すると言われている企業はIPO直後から人気があり、株価は高騰する事もしばしばあります。

最近では鳴り物入りで上場したウーバーやジュミアなども最初は勢いが良かったですが、次第に失速していき、現在では上場初日の株価を下回る水準で取引されています。

ウーバー株価(10月22日時点)
ウーバー株価


ジュミア株価(10月22日時点)
ジュミア株価


こういった企業では期待値が上乗せされており、上場した当初は高い期待値が乗る事によって業績が上がっても市場予測に届かなければ容赦なく売り浴びせられたりします。そして、株価が下がっていく事で人気がなくなっていき、次第に株価は低迷したまましばらく放置される状態になっていきます。

しかしながら本当に将来性が有望であり、きちんと業績(売上等)を上げていく事の出来る企業は、いずれ業績に株価が追いついてくるようになっていき、気が付けばIPOをした時の株価を大きく上回ってくることになっていきます。

ただ、問題なのはIPO当初は期待値が大きく、市場の論調なども成長性だけに目を向けられているため投資に適した企業であるのか冷静に判断しにくい状況となります。なので、IPOされた当初に投資を行うよりも、しばらく時間が経ってから投資を行うほうが無難です。

僕は昔から中国株に投資をしているので中国株を例に出しますが、中国のIT大手企業でアリババや百度という企業があります。アリババは中国版アマゾンで中国ナンバーワンのEC企業です。百度は中国版グーグルで中国検索エンジンナンバーワンです。

これらの企業はアメリカ市場に上場していますが、中国の豊富な人口をバックに順調に成長していくと予測されており、いずれも上場当初は高い期待をされて買い進められましたが、次第に株価は低迷してやはり1〜2年ほどは低空飛行になっています。

アリババ上場後から2年ほどの株価
アリババ上場後の株価の動き


百度上場後から2年ほどの株価
百度上場後から2年後の株価


しかしながら、きちんと業績を上げていく事ができていれば、数年後には順調に株価は上昇しており、しっかりと報われることになります。

IPO初日の株価と比較してみると、アリババだと5年で84%上昇(0.8倍)、百度だと14年で1500%上昇(15倍)になっています。IPO初日ではなく、下落したタイミングで購入していれば、更に上昇の恩恵を受けることが出来るんですよね。

アリババ長期チャート
アリババ上場から2019年10月


百度長期チャート
百度上場から2019年10月まで


成長が期待される企業のIPO(新規公開株)は大抵上場当初に株価が高騰するので、最初のうちは手を出さずに1〜2年ほど経って株価が軟調な時に手を出しておいた方が失敗する確率が低いと感じています。皆の期待が薄れて話題に上らなくなってきた時に買いをいれておき、ワインのように熟成させておくと、数年後に大きな成果を上げてくれることになるでしょう。

だから僕はジュミアなどにも投資をしようと考えていますが、もうしばらく経って皆が全く話題にしない時に購入していこうと思っています。

大きく狙いたいならば、成長性を有望視されてIPOされた企業が上場後に低迷している1〜2年後に投資する事を検討してみてはいかがでしょうか。

もちろん、ハイリスク・ハイリターンである事はお忘れなく。


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