ギターの各部分の名称を覚えましょう。
ギターの各部の名称
  日本語 英語 スペイン語
糸蔵,ヘッド Machine Head Cabeza
棹,ネック Neck,Arm Mástil, Mango
胴,ボディ Body Caja, Cuerpo
糸受け Roller Rodillo
糸巻 Tuning Peg Clavija
ナット Nut, Upper Saddle Ceja, Cejuela
フレット Fret Traste, Espacio
指板 Finger Board Diapasón
ポジションマーク Position Mark ?
かかと Heel Quilla, Taco(?)
象眼 Mosaic Mosaicos
響孔 Sound Hole Boca,
Orificio de Resonancia
表面板 Top, Sounding Board Tapa, Tapa armónica
Bridge Puente
骨棒 Bridge Bone, Saddle
Lower Nut
Puentecillo, Cejuela
縁飾り Purfling, Edging Filetes
側板,横板 Side, Rib Aros
裏板 Back Fondo


通常のクラシック・ギターは、6本の弦が張られ、高音側3本はナイロン弦、低音側3本はナイロンに金属を巻いた巻弦が用いられます。

現代ギターの原型を作ったのは、スペインのアントニオ・デ・トーレス(1817-1992)です。ギターの表面板の裏側には力木が貼られていて、これは弦の張力を分散し、また音色にも影響するのですが、これを扇形に配置したもトーレスです。現代ギターのほとんどはこれを採用しているか、または応用しています。

ギターのボディは表板、側板、裏板の3部分から構成されていますが、最も重要なのが表板(響版)です。ここには軽量で弾性に優れた木材が使用されます。カナダやアラスカのスプルース、北海道のえぞ松が代表的で、安価なものにはカナダ杉(米杉)も使われます。 側板と裏板はローズウッドが主です。ブラジル産のハカランダは最高級品とされていますが、輸出規制により、現在は入手できません。日本のかえで(メープル)も使われているようです。

指板は磨耗に耐え、フレットを固定するためにも堅い木が使われます。高級品は本黒檀を使っています。

ネックには弦の張力に負けない、かつ軽量の木材が選ばれます。マホガニー、セドル、桂、ラワン、セピター、ナトー、シナ等が使われています。

ナットやブリッジの糸受けは、高級品には象牙が使われますが、セルロイド、プラスチックなどで代用されることが多いようです。

ギターのボディは、ヴァイオリン属と違って、油性ワニスは使われず、セラックニス、クリヤラッカー、合成樹脂塗料などが塗られます。