春うらら（田山雅充）

田山 雅充は、東京都目黒区生まれのフォークシンガー。

歌手デビューは1974年、

コーラスグループ「赤い花」のメインボーカリストとして、

当時の資生堂キャンペーンソング『赤い花みつけた』をリリース。

そのB面の『今愛の中で』では作曲を手掛けた。

その後、アルバムに収録されていた

『人恋しくて』が南沙織の楽曲ともなり

第17回日本レコード大賞歌唱賞受賞曲となった。

これ以降、太田裕美・アグネスチャン・小林麻美・中森明菜・

芹洋子・狩人・荒川努・塚田三喜夫など

沢山の歌手に作品が提供されることになった。

また、1976年（昭和51年）自身も

『春うらら』でのソロデビューが決定した。

この『春うらら』は週間チャートこそ16位が最高であったが、

『東京音楽祭』『新宿音楽祭』『銀座音楽祭』

『FMリスナーズ・グランプリ』の受賞曲にそれぞれ選出され、

セールス40万枚を記録した。

特に「東京音楽祭・世界大会」では、

「THE BEST JAPANESE ARTIST（外国審査員団賞）」を受賞した。