やっぱ好きやねん(やしきたかじん)チャンピオン(アリス)

2014年01月11日

若いやつ(橋幸夫)




「若いやつ」は、1962年(昭和37年)発売。TBS連続ドラマ「若いやつ」主題歌

作詞:佐伯孝夫  作曲・編曲:吉田 正

橋幸夫はこの年(62年)にはシングル13枚も出している。

羅列してみると、 「江梨子」 「悲恋の若武者」 「東京オリンピック音頭」

「かっこいい節」 「悲しき天使」 「中山七里」 「若いやつ」 「美少年忠臣蔵」

「あした逢う人」 「成田の花太郎」「いつでも夢を」 「わが胸に歌は消えず」

「花の折鶴笠」 となっている。

しかも、その多くの曲が映画やTVドラマの主題歌になっているからすごい!!

 「出せば売れる」って訳でもないが、

正に一時代の寵児であったことには間違いない。 

この曲は北原健二でヒットした「若いふたり」に対する

吉田正の挑戦ではなかっただろうか。

「若いふたり」がムード歌謡系サウンドを選択したのに対し、

「若いやつ」のサウンドのベースとなっているのは「軍歌的」です。

考えてみれば軍歌は若者を高揚させる音楽だった訳だから、

うまく転用すれば「青春サウンド」になり得る。

それを橋幸夫が爽やかな歌いっぷりで処理しているので、

勇ましさが緩和され、青春応援歌的サウンドに見事成功している。

とにかくこの時代は、のちに舟木一夫が歌うことになる

「高校三年生」等のように青春歌謡真っ只中であった。




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レコード会社12社共同企画による、60年代~90年代の邦楽ベスト・ヒット曲集。飯田久彦「ルイジアナ・ママ」、ザ・ピーナッツ「ふりむかないで」ほかを収録した1962年編。
北条誠原作、『彼女に向かって突進せよ』の市村泰一監督による青春ドラマ。バス会社のひとり息子・浅倉哲夫は、大学の卒業を前にアルバイトをしようと高原温泉スキー場へ。彼の父親である幸兵衛は、スキー場で働くかつての同僚・今井に哲夫のことを頼む。1963年3月公開作品。
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