2008年07月07日

師匠に感謝!!

迷惑かかるから、あまりここで師匠の話を数多くしないほうがいいのですが、
やはりアシスタント時代の思い出話するには避けて通れません。

私が師匠ながいけん閣下のアシスタントになったのは21の時です。

19の頃、某先生のアシスタントを三日で辞めた後、
私はレストランのウェイターをしつつ漫画を描いていました。
当時は文藝春秋から出てた徒花雑誌「コミックビンゴ」の賞で最終選考に残った事から、
ビンゴに持ち込みつづけていたのですが、なかなかうまい事いかずに、
再びサンデーに持ち込みをしたのです。

その時たまたま見てくれた編集さんが、師匠の担当の方で、
たまたま背景描きのアシを師匠が募集してたので、私を誘ってくれて、
そうしてアシスタントになりました。

アシスタントといっても在宅で作業する背景描き専門で、
Sさんという方が常駐のアシとして、トーン・ベタ・集中線と、数多いサポート作業をこなしていました。
言うまでもなく、私なんかの倍以上「モテモテ王国」に貢献しており、
師匠の近くで毎週漫画を描いてきたのです。

私はというと、指定された写真を元に背景を描いて、
毎週師匠の仕事場に届けに行っては、青臭い漫画論をふっかけてました。
今思うと忙しく、体調も余りよくない中、そんな話につきあってくれて、
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

師匠は漫画界全体の事を考えていて、
口数が少ない中、その言葉には非常に重みがありました。

だけど、ずっと在宅で作業してた訳でもなく、
原稿が遅れたとか、Sさんの都合がつかなくなった時とかの多忙時に、
助っ人として泊まりの作業をした事も何度かはあります。

その時に寿司とかウナギをごちそうになりましたね。
某先生はカップメンだけだったなー・・・って、意地汚い話ですが、
結構食べ物の事って覚えてるんですよ。
若者は常に腹をすかせていますからね。
そういえば、そんな若者だった私も当時の師匠と同じぐらいの年齢になりました・・・

色々至らぬ点が多く、失敗もやらかして迷惑かけてしまいましたが、
二度「モテモテ王国」が中断して、その後再会した時も続けて私を使ってくれたり、
新人賞をとった時はお祝いに金一封を包んでいただいたり、
デビュー直前にネームに悩んでいた頃なんて、
「いま大事な時期だから自分のネーム優先しなよ」と、仕事を休ませてくれたり、
色々と私なんかを気遣ってくれた師匠には本当に感謝しています!!
そのおかげで、私の様なヘタレでもデビューできたのです。
本当に有り難うございました!!

それと、色々悪く言ってきましたが、やはり担当の編集さんの力添えも大きいですよね。
とにかく「自分一人では漫画を描けない」と私は思います。色々な意味で。





yota874harahara at 23:40コメント(2)トラックバック(0)漫画修行時代 | 師匠関連 

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コメント一覧

1. Posted by お茶菓子   2008年07月08日 21:55
私はながいけん閣下で思い出すのは、ファンロードです。スナネズミとゴーグルイエロ―とラスカルです。サンデーの閣下の作品は読んでいないので…。 コミックガムの阿部川キネコさんのラッキョウの皮で例のサンデー騒動がネタになってました。あのフジえもんとセットとなって…。編集長を脅すフジえもんネタで…。まぁ…。フジえもんも編集長をネタにしてますけど…。
2. Posted by 原田 高夕己   2008年07月09日 09:14
>お茶菓子さん。
私がファンロードを購読しはじめた頃にはすでに師匠は休筆されてましたが、それでもコーナーやらハシラやらで「ながい閣下」の事が語られていて気になる存在でした。
で、はじめて師匠の漫画を読んだのはファンロードにてサンデーでボツ作品の再利用として掲載された「ヘビトカゲ」の漫画でした。

ファンロード時代と比べてメジャー誌ゆえに多少毒は薄まった感はあるかもしれませんが、「モテモテ王国」も気が向いたら読んでみて下さいね。

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