2008年07月19日

几帳面なK先生

今回お話するK先生は、今まで私が手伝わせていただいた先生の中では、
某先生とおなじくらい有名な方です。
作品も長期連載され、アニメ化もされています。

ヘルプとはいえそんな著名な漫画家のアシをするのは初めてです。
住居を兼ねた仕事場でしたが、
それがセキュリティのしっかりした、
豪奢なエントランスというかロビーをもった高級マンション。
成功した漫画家ってのはこういう所に住めるのかーと感心してしまいました。

K先生の仕事場にはアシの方がすでに3人おりましたが、
一人が辞めたらしく欠員補充という形で私が手伝う事になったのです。

仕事場は綺麗に片付けられており、
皆、静かに粛々と作画作業をされていました。
K先生の絵柄は非常に誠実というか、清潔感あるというかんじで、
実際本人もそんなイメージの方でした。

特に作画の点でそれは如実にあらわれており、
まずペン先にインクをつける、
そして線を描く、
そしてその一つの線を引き終わる度にペン先を拭く・・・
と、いった非常に几帳面な作業をしていました。

几帳面・・・というより潔癖気味とも思いました。
アシの一人が喫煙者だったのですが、
その人が一服する度にヘランダにでて、
いわゆる「ホタル族」(古いか?)してたのも印象に残ってます。

いや、案外それをさせる非喫煙者は普通に多いのかもしれませんね。
一応私も非喫煙者なんですが、
年のはなれた姉がヘビースモーカーの為、
小学生の時から受動喫煙してたので、
別に他人が横でタバコ吸おうがあまり気にならないんですけどね。

漫画家ってイメージ的に喫煙者が多くみえるのですが、
そういえば今まで会った漫画家の先生の中で仕事中も喫煙していたのは
師匠のながいけん閣下だけでした。
師匠はヘビースモーカーで、
くわえタバコで資料が散乱した部屋で仕事するサマは、
漫画家というよりも小説家っぽく見える部分ありました。

話をK先生にもどしましょう。

私はトーンの作業してたのですが、
ここで今まで苦手だったトーンの削りによる「ボカシ」手法を叩き込まれ、
現在でもこの経験は重宝しています。

あと・・・この先生は原作つきなんですが、
その原作者と作画者の関係が、本人には聞いてないのですが、
アシの方から・・・

いや・・・そのゲホンゴホン。

これはさすがに書かない方がいいですね。
そういう裏話を期待してる方には悪いですが、触れないでおきます。
だいたい先生本人から聞いた話ではないですし。

あ、あとこのK先生とは違うK先生・・・
ハッキリかくと久米田先生の「絶望先生」最新巻購入しました。
さっそく雷句氏騒動について触れていて、自身の小学館時代の思い出も少し語っていますね。
単行本カバーに書かれてる「社員の下」は必読です。





yota874harahara at 00:11コメント(4)トラックバック(0)漫画修行時代 | 漫画家に関する話 

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コメント一覧

1. Posted by うぃ   2008年07月19日 01:34
「ガンバ」の先生っぽいですね。
2. Posted by 原田 高夕己   2008年07月19日 03:52
>うぃさん。
「ガンバの大冒険」でしょうか?
なんて、とりあえずトボケてみますw

特定は避ける為のイニシャルトークってコトで、こういう寒いコメントしか返せないでスイマセン。
3. Posted by お茶菓子   2008年07月19日 09:12
えっと…。コミックガムのあまえないでよの宗我部としのりさんの師匠だと思いますが…。多分違いますね…。まぁ…。でも原作者と漫画家が仲が悪かった例はぼくのマリーのマンガ版しか思い浮かばないんですが…。(書いちゃいかんな…。こういう事は…。)ガンバといえばイタチのノロイと海原雄山と声が一緒だという事ですね…。それにシッポを立てろの台詞とか…。
4. Posted by 原田 高夕己   2008年07月20日 00:04
>お茶菓子さん。
その曽我部氏の師匠が誰なのか私にはわからないので、何とも言えません。
後、記事では思わせぶりな書き方になってしまいましたが、このK先生は原作者の方と仲が悪いというワケではなかったです。(と、思う)

ノロイと雄山の中の人って同じだったんですね。

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