髙橋洋 ブログ 二塁手

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とにかくなんと表現したらよいのかひと言でいえば、「かわいい」なんです。それ以外にないんです。

ドラマ『グッド・ドクター』でご一緒した竹野谷咲ちゃんのこと。

僕が演じる父(英雄)と前田亜季さん演じる母(詩織)のひとり娘(美結)を演じているのが、咲ちゃん。おそらく全面的に母親似なのでしょう。見た目がどうのというより(見た目もスーパーなんだけど)彼女の一挙手一投足がもうほんと愛らしい。

炎天下の撮影現場で、汗ダラダラのおじさんたちとおねえさんたちの疲労と過熱を吹き飛ばす咲ちゃんの「オンとオフ」。すっとお芝居に入るその瞬間なにかスイッチ一発で豹変みたいな感じじゃなく、その愛らしさのままカメラの前に自然に堂々と。はぁ~こんな子っているんだなあと感嘆しきりですよ。

で、その愛くるしい咲ちゃんがというか美結ちゃんが、急病でこの小児外科に運ばれてくるというのが『グッド・ドクター』第三話です。番組公式の紹介にもあるように、いくつかの病院をたらい回しにされた挙句の救急搬送。

自分にも経験ありますが、救急車というのは患者が乗ったらすぐ発車するわけではなくそこからさまざまなやりとりがあり、家族としては病院へ到着するまでの時間がやたら長く感じられるのですよね。

 

今回このドラマに出演させていただいて、スタッフ・キャストの真摯で活気ある雰囲気にとても助けられました。良い緊張感とリラックスした現場の空気のバランスが、僕ら俳優にとってはありがたかったです。

 

僕と亜季さんにとっては息詰まるシーンがつづきましたが、なんとか無事に撮影をすべて終えられそうだねという頃、先にアップする咲ちゃんがニッコリ寄って来て、「はい、おとうさん。ありがとうございました」と、なにやら紙包みを手渡されました。

「えっ?なになに?」とおどろく僕に、ちょっぴり照れくさそうな咲ちゃんがまたにっこり笑います。その瞬間、ヤバイヤバイ!シマッタおれ!とはげしく後悔するも後の祭りで、今日で彼女とのシーンは最後という日にのうのうと手ぶらでやって来て、「おつかれさま~咲ちゃん、またどこかの現場でね~」なんて当然のようにお別れしたであろう自分を、恥じました。

いやべつにね、必ずしも「モノ」が大事なんじゃありません勿論。ただなんとなく、「一期一会」に慣れちゃいかんよオトナ!と自戒して。

うーん、でもおれ決して慣れてるわけじゃないはずと思いつつ紙袋をあけると、渋すぎる珍味と愛情たっぷりすぎる手紙が入っていてふたたび打ちのめされ、亜季さんに顛末を話すと彼女もやはり同様だったらしく、ふたりして「いやぁ~やられたね」と深く恥じ入り、咲ちゃんのかわいさにあらためてキュン。


フジテレビドラマ『グッド・ドクター』
http://www.fujitv.co.jp/gooddoctor/


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 明日14日より公開される映画 『私の人生なのに』 について。

 主演・知英、監督・原桂之介というこの作品は、昨年の四月に撮られたものです。

 で、皆さんもたとえば去年の春に自分はいったい何してたっけなあ?などと考えたとき、ぼんやりと蘇ってくる記憶はきっと、「えーっとあれだよ、あれあれ!」という曖昧でいて強烈な印象からじわりと涌きあがってくる断片、とそのまた断片ではないでしょうか。

 

知英さん演じる主人公が、新体操のスター選手でありながら、とつぜん脊椎梗塞で倒れ下半身麻痺となるところからこの映画ははじまります。

彼女の母親役を赤間麻里子さん、父親役を僕が演じています。

『私の人生なのに』について書こうとパソコンに向かった僕(律儀にも毎度PCで書いております)がさいしょに思い出したのは、一冊のノートです。「あれあれ!あのノート、たしかあのとき思わず写真撮ったよなおれ」…とスマホをくってみればやはり残っていました。

それは、娘を懸命に支える母親が日々の詳細を記録した「看護日誌」です。

絶望に苛まれた娘が何を思い、どんなふうにもがき、それを母がどう受け止めたのか(あるいは受け止めきれないのか)…そんなことがB5ノートにびっしり綴られていました。

と言ってもですね、そこはやはりこれフィクションなのでして、もちろん実際に「あったこと」が書かれているわけではありません。つまり、母親が記録した詳細はすべて、母親役の赤間麻里子さんが実際なら「あったであろうこと」を想像して(創造して)書いているわけです。

そのノートを見せてもらったとき、僕は感動しました。

ええ…「感動」なんていうこっぱずかしい文字をいま恥ずかしげもなく打ち込みますよ自分…それくらいブルっとしたのです俳優として。

このノート自体は本編においてそこまで登場するものではありません。まあ俗にいえば、いわゆる俳優の「役作り」として片付けられる話なのかもしれませんが、僕がブルっとしたのはそういうカタチのもんだいじゃなくて、そのノートに綴られた中身…それがまぎれもなく「母親」であったこと。

自分は実人生において母親ではないし、自分の母親が子供に対して心底では何を感じているのかさえよくわかっていない気もするので、エラそうなことは言えません。それでも、赤間さんがノートに記したことばには「ホンモノ」を感じずにはいられませんでした。そういう俳優さんとご一緒できることは、よろこびです。

 

映画『私の人生なのに』
http://watashinojinsei.com/
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