2020年05月11日
緊急事態宣言34日目
緊急事態の延長戦も5日目です。
当院は、先週まで1カ月の自主休業とさせて頂き、
5/8より、段階的に縮小再開の形を取らせて頂いています。
世の中が大変な中、再開させて頂くのは本当に葛藤がありました。


「気の緩み」「自粛疲れ」、こんな言葉が多く流れています、何事もバランスが必要かと、

医療系の国家資格を持っていると、協力金の対象外です。

だから今回は見逃して頂きたい 、、、自粛警察の方々には




休業中は、朝に職場に行き、そこからずっとパソコンに張り付く毎日。
ずっとコロナ関連のニュースを収集しながら研究し、同時に事務作業を進めます。
そんな中、とうとう 5/6時点から、形勢逆転


その日の新規感染者数を、退院者数が上回りました



このペースでいけば、いずれ医療崩壊解消です

ところが、この情報では肝心のICUの空きまでは不明。
東京都と石川県の病床占有率はまだ90%以上、、、とのこと。。。
最前線の医療従事者のご苦労は現在進行形です。


大阪モデルなら60%が解除の分水嶺。
まだまだ、本来可能な限りの自粛休業が必要なことは充分承知の上です、、、、
当院も、清潔対策を徹底しており、先週もこのようなご時世にもかかわらず、
多くのご来院者様に必要として頂き、本当に感謝しております。


このようなご時世だからこその、医療系国家資格者の役割を感じました。
しかし、少しでも心配に思われる方の場合は、
宣言の解除まで、ご来院を見送って頂くことが、何より大切と考えています。


ハガキにてお知らせさせて頂いた特別措置は、そのために当院が提供できる精一杯であります。
休業期間中は、仕事上必要だった2回を除き、
だれとも話さず、一人で孤独に30日間作業を続けていました。
しかし、思えば過去にもこんな休業期間があった気がします・・・・
覚えてらっしゃいますか、、、
あの時期、このCMばかりでした、、、、
当時、母が倒れ脳に障害が残るとの急報が、、、

東京での仕事はすべて辞め、福島県に急きょ帰郷です。


母が住んでいた古いアパートを拠点に、介護施設さがしと職探しに市内中を奔走する日々、、、

たった一人の親を抱えて、無職の再スタートです

あの時期3カ月前の、先の見えない福島県は、本当にいろんな意味で寒かった、、、


一歩まちがえば、人生休業の危機が、、、



経済的なリスクを大分抱えていたため、周りの親戚からも当初は腫れ物扱い、、、

しょうがないことです、、、
それだけ、当時20代だった私は、深刻な顔をしていたのでしょう・・・

こんな時ほど、気持ちの明るさが試されます


親の件を解決後、ようやく周囲の温かい気持ちに気づくことが出来ました



10年前は、もう二度と来ない人生の “冬休み(4カ月も

こんどは、春休みをもらえるとは、、、、、



あのCMがトラウマの方もいるかもしれません、、、
しかし、今は楽しい友達たちに変化、、、、、、






おはよウナギ

皆様の、大変な今のご苦労も、きっといつか良い思い出に変わることを、切に願っております。。。

yotsume_st at 12:39│Comments(0)