四ツ國日記

宮脇慎太郎 Photographer / solow  http://www.shintaromiyawaki.com

せとうち暮らし最新号連載最終回分発売中!

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せとうち暮らし最新号vol.19発売中!
文章と写真で多島海の旅を連載していたタートルアイランドストーリーも今号をもって
一旦区切りとさせて頂きました。
特集なども大部分を撮影させて頂いているので、連載に関しては写真に特化したもっと研ぎ澄ました表現を追求したいなあと模索しています。
新しい企画書は出しているので、それが通ればまた皆さんのお目にかかる機会もあるのかなと。

とにかくタートルでやりたいことはほぼほぼやってしまった感じです。手癖のついた表現はもうしたくない。最終回はなんと一気に振り切って台湾!しかもカラー!
多島海の話は海外の海へと繋がりました。
この続きもまたいつか書きたいなとは思っています。

とにかく今号は瀬戸芸でアジアとさらに繋がり盛り上がるこの地の本来の魅力をお伝えしたい。
一般に流通している瀬戸芸ガイドブックとは一味違った、せとうち暮らしならではの世界をお楽しみくだされば。

一般書店、またはwebなどで是非お手に取ってみてください。
そして11月頭の閉会式までに沸き立つ内海へ、是非!




 

曙光の記憶 vol.23 + 祖谷での今福龍太さんを招いてのイベント

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登山道になんとか戻る事ができ、無心に頂上を目指し歩いていると突如視界が開けた。
それまでの樺の森が途切れ、苔むした白い石が転がる。
森林限界を越えたのだ。
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風景はすぐに見渡す限りの笹尾根になった。
下界では雨が降ってるのか、雲の中にいるのか。視界はほぼゼロに近く幻想的な山容はまるであの世。
笹尾根にかろうじてつけられた人が一人通れる幅の細い道を歩いているとポツポツと雨が降って来た。
急いでザックからレインウェアを取り出す。一時的にカメラもしまおうかと思った矢先、視界の先に巨大な岩の塊が見えた。


つづく

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※ここから告知※

写真集「曙光」の帯に推薦文を寄せてくださった人類学者今福龍太さんを祖谷にお招きし、氏の新刊『ヘンリー・ソロー 野生の学舎』のトークイベントを行います。以下詳細。

荘厳な山霧の里である祖谷から、ソローの精神を引き継いでいくこと。現代において、これほど大切な行為はない。木々のはざまを流れる俊敏な霧を追いかけて森を逍遥する。すべてが見えていないからこそ、霧の果てにある奥義の存在が確信される。すべてが暴れていないからこそ、探究の情熱がかきたてられる。炭焼き人や樵の残した小径、かすかな獣道の痕跡が、私たちの歩行の道しるべだ。下界の人間たちが通い慣れた「公道」を捨てて「古き道」をあらたに蘇らせること。ソローは私たちに「批判」のありかを教え、「想像力」の飛躍をうながし、行動と思考とが不可分に一体化した永遠の「学び」の道を指し示してくれる。

 ソロー199歳の誕生日の前夜、この稀有なる自然哲学者にして無私の遊歩者の教えに耳をかたむけてみよう。私たちの未来の「学び舎」の可能性を、〈祖谷〉という21世紀のウォールデンの森の傍らで展望してみよう。

ーーーーーー

この度、世界的名著「ウォールデン 森の生活」の著者である "森の哲人" ヘンリー・D・ソローの評論本『ヘンリー・ソロー 野生の学舎』(みすず書房)を刊行される文化人類学者の今福龍太さんをお迎えし、「野生の学び舎」をめぐるトークと、日付をまたいでのソロー生誕199年の宴(翌7月12日がソローの誕生日)を開催いたします。
※ 当日はこの本の先行販売もあります。

◇ 日時
2016年7月11日(月)18:00〜

◇ 場所
なこち LIFE SHARE COTTAGE(徳島県三好市東祖谷落合)
地図→ http://bit.ly/1Qabny0

◇ 参加費
1,000円

◇ 参加方法
事前に下記連絡先宛に予約をお願いします。
Email:info.nakochi@gmail.com
TEL 090-9831-7522(なこち 稲盛)

◇ 食事と宿泊について
当日は、食事とお飲み物を準備いたしますが、参加者の方にお一人1品ずつ持ち込みをして頂けるとありがたいです。盛大にソロー生誕199年を祝いましょう。また、宴のあとはそのまま宿泊ができます。(宿泊希望者は寝袋等を持込み頂くと確実に寝床を確保できます)

◇ 主催
なこち LIFE SHARE COTTAGE × Bookcafe solow

なこち LIFE SHARE COTTAGE
http://nakochi.site44.com/
Bookcafe solow
https://www.facebook.com/cafesolow/

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<先行販売>
今福龍太『ヘンリー・ソロー 野生の学舎』(みすず書房)特別予価¥3,000

「知識の光はときに過剰である。そもそも日中の太陽の光は岩石や金属の組織を破壊させてしまうので、それらは夜の闇によってようやくみずからをもとの状態に回復させている。同じように、文化もときに過剰な理性の光によって破壊されることがある。だからこそ人間には夜の闇が必要なのだ。啓蒙の光を相対化し、闇を否定的な無知や蒙昧から解放するための夜が。(……)ソローは、人間が耕作されない土地、すなわち文化にとっての夜を持つことの大切さを強調した。その夜から、その霧につつまれた森のはざまから、野生の知が曙光とともに立ち上がることを信じた。目覚めようと決意した人間によって、夜闇の霧から立ち上がろうとする夜明けの知性──これこそが、ソローの知性の原風景であった。」(本文より)

※イベント終了後、高松発のアイリッシュバンド中田組によるアイリッシュミュージックのLIVEあり。
団長によるソロー「森の生活」の部分朗読も。サンキューキャンドルによるプチライトアップもあります。






 

虹の人々。

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