四ツ國日記

宮脇慎太郎 Photographer / solow  http://www.shintaromiyawaki.com

四ツ國遊行

『ヘンリー・ソロー生誕200年前夜祭』

昨年と同じ、ソローの誕生日前夜の7月11日。
今年も世界的名著「ウォールデン 森の生活」の著者である " 森の哲人 " ヘンリー・D・ソローの評論『ヘンリー・ソロー 野生の学舎』(読売文学賞 随筆・紀行賞)を昨年刊行された文化人類学者の今福龍太さんをお迎えし、「ソロー、監獄、法の彼方」と題したトークと、日付をまたいでのソロー生誕 200 年の宴を開催いたします。

トーク | 今福 龍太(文化人類学者、批評家、東京外国語大学大学院教授

荘厳な山霧の里である祖谷からソローの精神を引き継いでいくこと。
現代においてこれほど大切な行為はない。
森の中をひたすら「歩く」ことで、人為的な法の外部へと果敢に飛び出していったソロー。
「自由」を奪われた獄の中で、まさに「自由」について誰よりも深く考えたソロー。
霧の森も、鉄格子の獄も、ともに私たちの思考と行動の批判的拠点である。
生命と社会を理解する奥義がそこに隠れている。
炭焼き人や樵の残した小径、かすかな獣道の痕跡を、私たちの歩行の道標としよう。

権力に抗して自由を奪われた叛乱者たちの覚醒の心を、私たちの思考の糧としよう。
ソローは私たちに「批判」のありかを教え、「想像力」の飛躍をうながし、
行動と思考とが不可分に一体化した永遠の「学び」の道を指し示してくれる。
ソロー200歳の誕生日の前夜、ふたたびこの稀有なる自然哲学者にして無私の遊歩者の教えに耳をかたむけてみよう。
私たちの未来の「学び舎」の可能性を、〈祖谷〉という21世紀のウォールデンの森の傍らで展望してみよう。

会場デコレーション | サンキューキャンドル
出演 | 中田組(アイリッシュバンド)

[ お食事と宿泊について ] 
当日の宴では、アルコールを含むお飲み物と、主に地場産の食材を使ったお料理をご用意いたします。
また、宴は夜半まで続く見込みのため、そのまま会場(なこち)で雑魚寝での宿泊ができます。
(シャワーの利用可、寝具の数が限られるため、宿泊希望の方は寝袋等を持込み頂けると幸いです。)
別途会場徒歩圏内の宿にてご宿泊希望の方は、ご予約時にご相談頂ければ手配可能です。(宿泊代実費)
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日時 | 2017年7月11日(火)17:00〜
会場 | なこち LIFE SHARE COTTAGE(徳島県三好市東祖谷落合252)
参加費 | 3,000 円
参加方法 | 事前に下記連絡先宛にご予約をお願いします。

[ご予約・お問い合わせ] 
なこち LIFE SHARE COTTAGE
Email : info@nakochi.jp
TEL 090-9831-7522

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四国の最終楽園・沖の島

四国といえども実際はその姿は広く、まだまだ行ってない場所、会えてない人がたくさんいる。
その中でもかねてより渡航を熱望しながらも叶わなかった島に今回やっと行く事が出来た。
四国の最南西、黒潮のただ中に忽然と浮かび上がる沖の島だ。

ここは宿毛からの船が一日2便しか無く、その1便目が7時という早朝に出るため高松から非常に行きにくい渡航難易度の高い島だった。この度愛南で一泊することが可能だったため朝のその便になんとか乗り込むことが出来た。おそらく東京から行こうとしたら海外よりも時間がかかるはずだ。
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天気は生憎の雨だがこの機会を逃す訳にはいかない。昭和感漂う船着き場からいざ出港。さらに平日なのもあってかお客さんは3人程度で大人は片道1330円。完全に赤字航路である。
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沖の島までは1時間弱の船旅。愛南出発とはいえ5:30起床だったため睡魔に勝てずしばしの仮眠。
外洋だが今日は並は穏やか。雨の海を静かに船は進んだ。
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一瞬で眠りに落ちたと思ったらアナウンスで目が覚めた。すぐさま窓の外を見ると大岸壁に小さな鳥居が見える。瀬戸内の穏やかな内海では見られない圧倒的な光景、ついに到着したんだ。沖の島だ。
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沖の島には港が二つある、広瀬港と母島港だ。一つ目の広瀬港を過ぎて母島港についに到着した。
見ると軽自動車が詰んであってクレーンで島に降ろしている。まるで小笠原の島のような四国らしからぬ光景。眼前の狭い谷間に民家が密集している。
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雨だったので観光客も全くいない。 憑かれたように狭い集落の路地を進む。まるでネパールかどこかの山岳集落のよう。立体的な通路が続く。

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少しでも平地面積を増やすために通路に張り出した高床が多く見られる。その床を支えているのがなんと石の柱。こういう形にすぐ切り出せるのだろうか。日本離れした光景。


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動物も見慣れないものが多い。巨大なマイマイに白いカニ。
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ガジュマルに。
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水滴のような不思議な木の実。
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そして熱帯の極彩色の花たち。
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しかし雨の孤島は静まり返り、人の姿を見る事はない。弘瀬の集落を離れ、島のもう一つの集落母島へと歩いて移動することにした。
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かつてこの島は土佐藩と宇和島藩に別れて統治された歴史的経緯があり弘瀬は土佐、母島は伊予と一つの島に異なる伝統や風習が伝わり、独自の風土を形成してきたそう。
雨で曇り空なのにハッキリと分かるほど海が綺麗。晴れていたらもの凄い透明度なのだろう。
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道中にはキャンプ場もあった。絶景にはり出す半島の上が全てそう。ここでフェスなど行われたらどれだけ素晴らしいロケーションだろうか。
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沖の島は台風の通り道にも位置しており、植物の形がそれを物語っている。他のどこにも似てない光景。
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島の廃校。かつてはアートイベントなども行われていたそう。
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母島の集落が見えて来た。弘瀬よりも開けた雰囲気。
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港の入り口には巨大なアカウミガメの死骸が。膨大な数のカラスにたかられていた。
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要塞のような巨大な防波堤。波の凄さを物語る。
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鴨の姿も。誰かが飼っているのだろうか。
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その時防波堤に真っ赤な人影が。傘まで赤い!
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近づくと背中にはArakiの字。心無しかアサヒビールのロゴに似てる。。
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好奇心に勝てず話しかけると「こんな雨の日に何しにこんな島へ来た?後でウチへ寄って茶でも飲んでいけ」とのこと。メチャクチャ気さくなおじさんだった。
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ひとしきり集落を散策したら明らかにあのおじさんの家だと分かる建物に旗があがっていた。
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建物には居酒屋けん坊とある。声をかけると「中に入れ」的な声が。
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中はお店のようになっていて何着もの真っ赤な服が干してある。パンツまで真っ赤。
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通称ケン坊さんは家の中に招き入れてくれ、お茶を御馳走になりながら色々な話しをしてくれた。ここは店ではなく、あくまで気に入った人をもてなす場だそう。沖の島で産まれ育ち、赤い格好はかつて務めていた大企業から島に里帰りする際、人から見て自分だとすぐ分かるように赤い服装をするようになったことが始り。地方にたまにいる変わり者かと思いきや話す事は至極まともで「こんな島にあんな大きな防波堤作ってたらそら国も赤字になるわ」と至極全うな意見。メチャクチャ常識人でした。
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「みんながみんな都会にならんでええ、全員が通信簿5ではつまらんのや。田舎は田舎でええ」と釣りの準備をしながら定年退職後の田舎暮らしを楽しんでいるケン坊さん。自宅に至ってはつい先週真っ赤に塗り終えたところだそう。現在進行形で進化中。
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話し込んでいると来客が。たまたま里帰りしていたお母さんだった。この子が大きくなった時に島はどうなっているのだろうか。
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外を見ると先ほどの雨雲はどこへやら、晴れ間が広がっていた。洗濯物を外へ干しご機嫌のケン坊さん。
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帰りの船の時間が近づいていた。これを逃すと今日は島に泊まるしか無い。ケン坊さんがこれまた真っ赤な愛車の軽トラで港に送ってくれた。
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帰りの切符は止まっていた車で購入する。
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海の色は空の色。どんどん透明度が増して行く。夏はまさに楽園なのだろう。同じ海でも瀬戸内海と全く違う青だ。
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段々と港に人が集まり騒がしくなってきた。先ほどの無言の島が嘘のようだ。
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船が着くと島民総出の荷物の上げ下ろしなどで港は大変な活気に。これが見れてよかった。
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「次は夏に来い!」と笑顔で見送ってくれるケン坊さん。最高にかっこいい大人。
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船は速度を上げ、あっという間に島から遠ざかる。
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来る時に見えた岸壁の神社も心無しか晴れやか。
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船の周りをトビウオの群れが跳ねている。四国の最果てで、また素敵な人に会えた。今高松でこうしている時も、あの島では全く違う時間が流れているのだろう。それは違う星の話のようだ。
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次は、夏にいこう。




庵治石の聖地はボルダリングの聖地

産出される石は日本三大名石に数えられ、かのイサムノグチもアトリエを構えたという香川の庵治。
かの地は石材の聖地であると同時に讃岐ボルダリング界の聖地でもあるんです。
とある道路沿いから山道を15分ほど登って歩く。香川の海側は瀬戸内海国立公園に指定されていることもあり、植林が少ないです。気持ちのいい森。

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ボルダリングとは基本補助具を付けずに低い高さの岩を登ります。その為マットは必須。これが結構重いですが、頑張る!

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道中にも見事な石が沢山!この石は登れそうだと話す高松のアウトドアショップ、レオニアの店長村上君。玄武岩や花崗岩はいいらしいです。見るところがマニアック!

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一つ目のポイント!眼下には絶景が広がります。疲れも吹っ飛ぶ!しばし休憩。

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これが初心者がまずトライするという通称「はじめの一歩」しかしこれがナカナカ手ごわい。。

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店長はするすると登りましたが結構難しいです!室内のジムと違って本当に指をかけれるところが少ない。
岩から体が離れたらアウト。

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皆トライするけど結局登れず。。指をテーピングしながら僕はこの日なんとか登りました!
達成感ハンパないです。石と一体になった感じは今でも覚えています。

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第2のポイントは「木陰のボルダー」。写真のように1人が必ず下についてサポートするようにします。落下は本当に危ないので。ここは香川県のボルダーが昔から開発してきたスポットで、他にも「しろくまくん」など沢山のルートがあります。そしてそのどこもが眺めがよく、瀬戸内海を見渡せながら登れます。安全に注意しながら、週末は瀬戸内海の自然をこのように楽しむのもアリ、だと思います◎

もう2015年1月も終わりに近いという現実

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Cherry blossoms blooming in the holy island.

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死ぬまでにあと何度、この島の桜を見れるだろう。
日本人は死んだら桜になるのだと思う、星じゃないなと。
春が来るたびそう感じる。また来年まで頑張ろう。


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