初めての中国の結婚式    11月末の出来事・・・上海へ行って思ったこと・・・

2008年12月14日

なぜ走るのか??          マカオマラソン

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登山家はどうして山にのぼるんだろうか?
自分からどうしてそんなに苦しい思いしようと思うのだろうか?

マラソンランナーもなんで長い距離を走ろうと思うのだろうか?
スタートラインに立っている自分が不思議で仕方なかった。
でも始めてのハーフマラソンは気持ち良い緊張で俺を迎えてくれた。

スポーツマンとよぶにふさわしい後輩に支えられ、アドバイスもいっぱい受けた。
素直にものを聞ける俺がかわいいかった。
膝のサポートにワコールのCW-Xを購入し、
I-podには俺の好きな曲がいっぱいだ。
そして乳首には、摩擦からそれを守るための絆創膏。
準備はバンタンだった。

今回のマカオマラソンのコースの特徴は橋があること。
しかも折り返しだから行きと帰り2回遭遇する。

彼が俺に言ったのは
“平坦な橋ってのはないんですよ。橋ってのは上って下るんです。
後半の2回目の橋を上りきるまで体力温存した方が良いですよ。”
とりあえず15キロまで6分半で行くことに。

ちなみに今回の目標は2時間15分切り。
6分半で刻むと約2時間17分。

15キロまで本当に耐えた。
疲れではなくて、自分の心の焦りに。
俺よりも年配の人、女性にも抜かれていくたびに
やりきれない気持ちが積もっていく。
俺を抜いていく時、彼等は優越感という不快なボールを
俺に投げつけてきた。それは俺に当たった瞬間劣等感に変化して
俺の心をボキッと折ろうとする。

心の中で“走りたい、走りたい”って言っているのをぐっと抑えた。
ちなみに6分半だとペースは時速9キロ弱。
いつもトレーニングでは時速8キロぐらいだから、
それでもかなり速い。緊張してるせいもあって
日ごろより体が動きまくる。いや、心が体を押し出す感じだ。

はやる心をぐっと抑えて1時間半。

そして迎えた15キロ。
やった〜。ちょうどその時、俺の前に例の後輩がいた。
彼は朝から体調がすこぶる悪くて実はレース前に3回も吐いたそうだ。
それでも走ってるからすごい。
っで、彼をあっさり抜いて、15キロの看板が
俺のスタートラインになって、足の回転を気持ち速める。
“大丈夫、大丈夫。まだ、動ける”

今回はラップタイムを計れる時計じゃなかったから、
正確には分からなかったけど、
たぶんキロ5分きってるんじゃないかな??

最後の6キロは30分きっていた。

最初の5キロで俺を抜き去っていった人たちとの再会。
あの時、投げつけられた劣等感を相手に投げかえす。
俺にまとわりついてくる空気が俺の今のスピードを実感させる。
走っているとは言えない速度の今の彼等には感じられない感覚だ。

300人くらいをごぼう抜き。
最後の5キロ。ゴールはあっというまだった。
“まだ走りたい。まだ走れる”

終わったときのあの何とも言えない気持ち。
誰からでもなく自分で自分を褒めてあげたくなるようなそんな気持ち。
“何のために走るのか?”その答えがそこにあったような気がする。

 



you10171972 at 11:29│Comments(0)TrackBack(0)中国 広州 

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