どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
PNにもある通り、僕は割と夏が好きなんですけど(冬は寒いので嫌いです)湿気には本当に参りましたね(苦笑)本が痛むし、髪はまとまらないし…やってられません(苦笑)

さて、今回紹介するのは秋山瑞人さんの「猫の地球儀」です!
実質上下巻なので、二枚画像載せておきます。

僕と同じ世代の人はまったく知らないでしょうが、僕より倍くらい年上の方ーー2000年に十代でライトノベルを読んでいた方なら、秋山瑞人さんを知らない方はいないでしょう!
秋山瑞人さんは「EGコンバット」で電撃文庫からデビュー。その後は「イリヤの空、UFOの夏」が大ヒットし、セカイ系の代表作として今でも語り継がれるなど、名作を数多く残した作家さんです。また、日本短編部門星雲賞を受賞するなど、SF作家としても高い評価を受けています。
ただ、驚異的までの遅筆で、その遅さは火浦功さんを凌ぐほどです。

秋山瑞人さんは古橋秀之さん、川上稔さんとともに、初期〜中期の電撃文庫でSFを書いていた作家さんとしても有名ですね! 同時代には小川一水さん、谷川流さんなんかもライトノベルでSFを書く作家さんとしても認識されていました。また、瑞っ子と呼ばれる熱狂的ファンがいることでも有名です。

ざっくりとしたあらすじ。
スカイウォーカーと呼ばれる地球儀に生きたまま到達することを目指す者は、宣教部隊によって殺される時代。そんな中で、三十七番目のスカイウォーカー幽は、こっそりポッドを作成し地球儀を目指していた。
地球儀をに到達する夢を叶える前に、幽には最強のスパイラルダイバー焔と戦わなければならなかった。
幽と焔。二人が激突したとき物語は幕を開ける!…とこんな感じです!

ジャンルはガチのSF。ライトノベルでは一、二を争うほど骨子がしっかりしつつも、きちんとSFをしている作品ではないでしょうか?

とにかく言いたいことはこの作品は半端なく面白いです! 当時のライトノベルとしても珍しく美少女がまったく出てこないばかりか、人間すら出てこない作品ですが、タイトルにある通り猫とロボットが魅力的です。

ストーリーはシンプルで、描写力に関してはさすがは秋山瑞人さん! という感じで、読者を物語の中に誘う力がすごくて、読んでいると物語と融合するような感覚に陥ります。何百冊とライトノベルを読んできましたが、こんな感覚になる作品は今後一生ないと思います。

また、設定がシンプルながらすごく深いです。単純なものも、秋山瑞人さんの持つ抜群のセンスで味付けされています! 特に魔法の粉は一番好きですね。

キャラは猫とロボットしか出てきませんが、どちらも物語の中でしっかり生きています! もう、宇宙に彼らが存在していたと言われたら信じるくらいのリアリティーがあります!

この作品が出たのは15年も前で、古本屋でも見つけるのは難しく、電子書籍化もされていませんが見つけたら読んでみてください! 絶対に面白いです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 
つ、積本が( ꒪Д꒪)