どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
久しぶりにバイトが休みです…ろ、労働はもう嫌です…

さて、今回紹介するのはうーぱーさんの「タタの魔法使い」です!
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ストーリー A
内容は、2015年7月22日。1年A組の教室に突然現れた異世界の魔法使いタタに校舎ごと異世界に転移させられた弘橋高校。タタは学校の全員の願いを叶えたといい、中学校の卒業文集に書かれた将来の夢を全て実現したという。そして異世界に転移した弘橋高校の教員と生徒たちは日本への帰還を目指し死者200名をだす過酷な異世界サバイバルに身を投じる…とこんな感じです!
ジャンルは異世界転移もの。クラス丸ごと異世界にというのがいちジャンルとしてありますが、学校丸ごとは割と珍しいのではないでしょうか?
第24回電撃小説大賞の大賞受賞作!作者のうーぱーさんは元ラノベブロガー?らしいですね。

とりあえずごちゃごちゃ書く前に言っておくとこの作品すごく面白いです!

はい、それではばーっと感想書いていきます。まずこの作品語りというか視点が結構特徴的です。主人公格の少年青木洋の姉が弘橋高校が異世界に転移した事件(作中ではハルメンの笛吹事件)の話を関係者から聞き取材し「タタの魔法使い」という本にしたという立場から物語られます。これはあんまり見ないタイプですよね…この辺は好き嫌いがある程度別れるかもしれないです。次に作中の情報量がかなり多いです。280pにも満たないお話なんですけど、読み終えるのに2時間くらいかかりました。文字がぎっしりという印象は強くありませんが、視点が視点だけにあれもこれも語れるのでその分どうしてもページ数の割にボリューミーな感じになったのかな?という感じです。ストーリーは群像劇形式で主に語り手の弟である洋がいる1年A組に焦点が当てられて語られます。最初は自分の夢が叶ったことに喜ぶクラスメイトが徐々に異世界の残酷さに気づいていく様子は異世界転移ものの醍醐味をぎゅっと詰め込んでいましたね!こういうの好きですよ!そして異世界の洗礼を受けて弘橋高校の教員を含めた生徒たちはある場所を目指します。異世界に適応し、手に入れた能力で比較的に快適に旅をする…この辺で描かれる高校生らしさや教員たちはやっぱり頼りになるみたいな描写はすごくいいです!そして急展開。弘橋高校は最大のピンチに…ここで1番胸に来たのは上杉のとこでしたね…アレはヤバかったです…そして終幕たる7章。ネタバレになるのであんまり言えないですけど、ただすごかったです。ラストの2文を含めすごく面白い作品でした!

キャラ A
一応洋が主人公格なんですけど、あくまで弘橋高校、それも1年A組を中心として語られるので1人のキャラにめっちゃスポットが当たるという感じではなかったですね。それでも等身大の感情と当たり前な人間らしさがそれぞれのキャラに表現されていました!洋は無垢でちょっと幼い少年らしさがあるいい男の子でしたし、池田も可愛いだけじゃない強さを秘めた女の子でしたね。個人的なお気に入りは上杉というドイツ軍人になりたいという夢を叶えたい男。もうこいつがかっこいいのなんの…もちろん他のキャラも魅力的でした!

今後の期待度 A
これは続きますね(ニヤリ)ただ続刊が楽しみでワクワクする作品は久しぶりなので早いうちに続きお願いします!

どんな人にオススメか?
異世界ものが好きな方は!比較的シリアスなな感じですけど、構成というか語り手が特殊な分思ったよりはシリアスさを感じないかな?と思います。電撃小説大賞の大賞受賞作に相応しい可能性と面白さを合わせ持った作品なので気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN 978-4-04-893611-8