どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
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さて、今回紹介するのは渋谷瑞也さんの「つるぎのかなた」です!
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ストーリー A
内容は、かつて最強と呼ばれながらも自ら姿を消した少年水上悠。彼は転校を機にできた友達に誘われたことをきっかけに再び剣道を始めることになる。悠に立ちはだかるのは高校剣道界最強の乾快晴。彼はかつての悠の姿を追い求め最強になっていた。かつての約束を超えて悠と快晴は戦う…とこんな感じです!
ジャンルは青春+スポ根。剣道ものですね。
第25回電撃小説大賞金賞受賞作!今回は大賞受賞作がないのでこの作品が事実上審査では高い評価を得た作品ですね。これからごちゃごちゃ書きますけど、とりあえず面白かったです!
まず序盤。転校してきた悠が自己紹介をする場面。ここで悠が自己紹介をミスするところが後々効いてきてすごく良かったです!こういうの好きですよ!悠はすぐに城崎俊介と二宮千紘というクラスメイトと仲良くなります。剣道から離れて身につけた「普通」の仮面で対応したいたら、剣道部の見学に行くことに…そしてそこで出会うのが年下の深瀬史織。ヒロインの1人である彼女との出会いも後押しし悠は剣道部に入ることになります。と、ここまでは割とスポ根ものの鉄板の流れですが、この後は剣道部の紹介を経て青春方面にグッと舵を切っていきます!ライバルとなる快晴視点のお話、快晴の妹の吹雪のお話。そして吹雪が悠に惚れて、快晴が悠と再会する…公式のあらすじから連想されるよりも割と青春含有率は高めでしたね。そして始まるインターハイ予選。悠と快晴は決勝で…この試合シーンは鬼気迫るものがあってすごく面白かったです!そしてあの展開からのラストもすごく良かったです!ただ気になるところはいくつか…まず登場人物が多くてごちゃごちゃしてる感は否めないです…ストーリー的にメインになるのは悠、快晴、史織、吹雪の4人なのでそこをもっと掘り下げて欲しかったですね…悠と史織の所属する藤宮高校の剣道部の男子と女子、そして快晴と吹雪が所属する秋水附属高校の剣道部の男子と女子、さらには師匠関係や家族までかなりの登場人物が出てきます。もちろん金賞受賞作だけあってそれぞれの登場人物は魅力的なんですけど、もっとメイン軸を太くして欲しかったですね…あとは視点が動くのはまあいいとして、登場人物の発言になんか説得力が足りないなと…特に終盤の史織のシーンはもっと積み上げてないとイマイチな気がします…色々言いましたが青春多めのスポ根として楽しませていただきました!

キャラ A
悠は多分スポ根ものの作品だと主人公のライバルになりそうな素質を持つ主人公なんですよね…剣道から離れて、でも剣道部に入って、でも最強故に満足できなくて剣道は嫌いで…人間らしさとその中にある飢えがいい感じの少年でした!快晴はライバルですけど、すごく主人公しているというかど直球な主人公キャラ。最強だった悠に追いつくために泣くのをやめて必死で練習して、それで頂点に立ったのに悠はいなくて、でもまた悠が出てきて…努力型の主人公キャラがライバルにいる感じで魅力的でした!史織はかわいい後輩でしたね!こういう強い感じの女の子は好きです!吹雪は圧倒的な剣道の腕前を持ちながらも恋して女の子になるところのギャップとかすごい好きです!その他のキャラももちろん魅力的でした!

今後の期待度 A
面白かったので2巻も楽しみにしています!悠はこれで終わりじゃないでしょうし、青春方面もまだまだ波乱がありそうですし…夏には2巻が出るということで続刊も楽しみです!

どんな人にオススメか?
青春ものが好きな方は!剣道というスポ根方面の要素もありますけど、剣道知らなくても楽しめますし迫力がある試合模様はのめり込むこと間違いなしです!気になったところもなくはないですが、これからが楽しみな青春ものです!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

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ISBN 978-4-04-912332-6