どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは有丈ほえるさんの「私に効果音つけてよ、響くん!」です!
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ストーリー A
内容は、鋭敏な聴覚を持つ豊響は近隣の高校の映画部から依頼を受けて映像に効果音をつける「音屋」として活動していた。しかし、音響への情熱はもうすでになく惰性で営んでいた。そんな彼の元に元アイドルの宇津々きさらやってくる。彼女は自ら団長を務める自主制作映画制作集団の「余命三年」の音響効果マンとして響きをスカウトする。余命三年の監督である里崎カンナの映像に魅了された響はきさらを彩るべく最高の効果音を作ろうとするが…とこんな感じです!

〜音で君を輝かせる〜
有丈ほえるさんの新作!前作「救世主だった僕が三千年後の世界で土を掘る理由」が面白かったので新作楽しみにしてました!気になる部分もありましたが、今作も面白かったです。
効果音を作る「音屋」として有名な響は、ある日、超絶美少女のきさらに自主制作映画に効果音をつけて欲しいと頼まれます。序盤、いきなり不法侵入してくるヒロインにはかなり驚(^_^;)そこを除けばボーイ・ミーツ・ガール的な要素が散りばめられていていい感じでしたね!しかし音響への情熱がすでに失われていた響はあまり乗り気になれず…ですがきさらたちが撮った映像に魅了され徐々に輝きを取り戻していきます!いいですね!こういう創作への情熱を取り戻していくストーリー!「余命三年」の監督である里崎カンナも加わり、中盤以降はきさらの出演する映像にぴったりな効果音をつけていく地味ながら驚きと意外性に溢れた展開!例えばパンチの音をとるのに服を着せた肉を殴ったり、靴下を履く音を取るために大量の靴下を用意したり…いや〜奥が深いです…終盤の展開もよかったですし、総合的には面白いと思うのですが…個人的な意見としてあまりにも急激に主人公とヒロインたちの関係が変化するのがかなり違和感ありました…特にあれだけ響のことを嫌っていたカンナが彼の実力を認めたとはいえ、すぐに響にあんな態度とりますか?なんか二章の前半と後半で好感度がいきなり10から100に変化して、二章の後半から三章の後半で100が200になったような感覚でした…きさらもここまで露骨じゃないとはいえ、その好感度のあがりっぷりはなんなんだと…響のきさらに対する好感度もそうですよね…だって最初はストーカーどころか家に勝手にあがってきた女の子ですよ…?と気になる部分はありましたがストーリー自体はよかったです。

キャラ B
響の効果音に対する情熱が戻ってくる様子はよかったです。きさらもカンナも可愛かったですけど、前述の通り好感度のあがり方には違和感満載でした…

最後に
色々言いましたが、ストーリーは面白いこと間違いないです。2巻以降はキャラの関係も違和感なく読めるとは思いますが、どうしても違和感として残ってしまったので続刊は多分買わないです…

どんな人にオススメか?
青春ものが好きな方は。一風変わったクリエイターものとしても面白いです。僕はどうしてもヒロインたちの主人公に対する態度の急変があると感じてしまいましたが、僕に合わなかっただけだと思うので気になったかたは…

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



私だけ効果音つけてよ、響くん!



著者



有丈ほえる



レーベル



講談社ラノベ文庫



ISBN



978-4-06-518152-2


表紙の画像は「版元ドットコム」様より