佐野曜子

「加飾的硝子」のお知らせ

2018年4月14日(土)

二十四節気「清明」七十二候「鴻鴈北(こうがんかえる)」

数日前から少しづつ花粉症も落ち着いてきたような気がします。
例年に比べて軽かった今年の花粉症、
今後、少しづつ治まっていってくれると良いのですが…
今年の桜は一気に咲いて一気に散ってしまい、
自分は花見に間に合いませんでした。
来年はこんなことにならぬよう早め早めに行動するよう心掛けたく思います。

さて明日より「加飾的硝子」が始まります。
通常、作品展は土曜に始めるのが常ですが、
今回は私用があり明日、日曜からの開催となりました。

今回は5人の作家にお願いしています。
初めて御紹介する作家2人に、久し振りの出番となった作家が3人です。
ギャラリー内はとても賑やか、華やかな雰囲気に包まれています。
硝子の透明感のある鮮やかな色彩が色とりどり咲き乱れておりますので、
観ているだけでも華やいだ気分になれると思います。

180415_ito_works_02
伊藤かおり
    国立音楽大学器楽科ハープ専攻科 卒業
    第三回 国際ハープ会議(ウィーン) 参加
    国際ジャズ&ポップスハープフェスティバル(モントレー) 参加
2000〜 外航客船による世界一周クルーズにエンターテイナーとして乗船
2001 演奏活動の傍ら硝子制作を始める
2010 ビアマグランカイ8 入選
2016 東日本伝統工芸展 入選
    第五回 そば猪口アート公募展 入選
2018 丹青会 招待作家枠にて出展
現在 ハーピストとして活動しながら硝子制作を続ける
180415_ito_works_03
 私自身が美しく輝くものが好きなので、切子のまばゆい程のキラキラ感を楽しんで頂けるような作品作りを心掛けています。特にグラスやぐい呑みは飲む人が一番美しい状態を見られるよう、覗き込んだ時が一番楽しめるようにデザインしていますので、是非お手に取って覗いて見て頂きたいです。
 サンドブラストの柔らかな表情と、切り子のガラス本来の煌めきという一見相反する表現を一つの器の中に閉じ込め、また最近はそれらをより生かせるよう、キルンワークで生地から制作する事にこだわっています。180415_ito_works_01


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大豆生田綾子
1975 栃木県に生まれる
1996 女子美術短期大学 卒業
    草木染め 修業
1997 江戸切子 修業
2014 現代日本ガラス 工芸の最前線
180415_oomameuda_works_03
 切り子とサンドブラストという技法を用いて、器という用途のあるものをより楽しく使えるように、そして使っていて幸せな気持ちになれるような器を目指して制作しています。180415_oomameuda_works_02


180415_kigoshi_works_01
木越あい
1988 多摩美術大学立体デザイン科クラフト専攻ガラスコース 卒業
1990 多摩美術大学大学院デザイン科修了
1994 世界現代ガラス展 (北海道立近代美術館)
2017 Japanese Glass Today (ドイツ)(’18)
180415_kigoshi_works_02
 宙吹きにて3色以上の透明色を薄く表面に重なるように器を作り、冷めてからサンドブラストで色を彫って絵を描いています。
 物語を感じる絵をガラスという透ける素材を通して描きたいと考えています。手前と奥の絵を呼応させたり、擦りガラスと透明な部分の違いで意味を持たせたり、器という立体物に絵がある楽しさを追求しています。180415_kigoshi_works_03


180415_sanot_works_01
佐野 猛
1960 東京都に生まれる
1984 法政大学社会学部社会学科 卒業
1996 オーストラリア国立大学キャンベラ美術学校ガラス科大学院 修了
1998 Glass Studio SANOSANO 設立
2002 第49回 日本伝統工芸展 日本工芸会奨励賞
2003 第19回 伝統工芸第七部会展 文化庁長官賞
2006 第45回 日本伝統工芸富山展 高岡市教育委員会賞
2007 第21回 伝統工芸諸工芸部会展 朝日新聞社賞
    国際ガラス展 金沢2007 審査員特別賞
2015 アートフェア富山2015 準グランプリ
2016 越中アートフェスタ 大賞
2017 日本クラフト展 大賞
180415_sanot_works_02
 吹きガラスの技法では球体の形が基本なのですが、電気炉で板を作り吹きガラスの工程で組み立てることで、柔らかさもある四角い作品を作りました。電気炉で板を作る工程で緻密な模様を作れるところが特に楽しいです。180415_sanot_works_03


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佐野曜子
1962 東京に生まれる
1985 成蹊大学文学部英米文学科 卒業
1996 オーストラリア国立大学キャンベラ美術学校ガラス科大学院 修了
1998 Glass Studio SANOSANO 設立
2002 第3回 清洲国際工芸ビエンナーレ 銅賞
2005 第20回 伝統工芸諸工芸部会展 第20回記念賞
2008 第26回 朝日現代クラフト展 奨励賞
    第55回 日本伝統工芸展 NHK会長賞
2009 第48回 日本伝統工芸富山展 富山支部賞
2016 越中アートフェスタ 優秀賞
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 色を何重にも巻き時間をかけカットする作品を今まで作ってきましたが、今回は電気炉で板を作り吹きガラスの工程で膨らます技法で作りました。板を作る段階で、よりで自由な感じでパーツを並べています。180415_sanoy_works_03


会期は4月25日(水)まで、10時〜18時/木曜、金曜休館です。
尚、4月16日(月)は伊藤かおりが在廊致します。
この機会に是非、御高覧ください。

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悠遊舎ぎゃらりぃ
〒 448-0804
愛知県刈谷市半城土町大湫99-3 悠遊舎1階
tel (0566)61-0321 / fax (0566)61-0321
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北陸出張 其の三

2017年10月24日(火)

 二十四節気「霜降」七十二候「霜始降(しもはじめておりる)」

 昨日は台風一過のお陰で雲を吹き飛ばしてくれて快晴が続きましたが、今日はもう秋の前線が停滞しているのか曇天に逆戻りです。南の海ではもう次の台風が出来そうな予報が流れて、何だかとほほな毎日です。

 さて北陸出張の第三弾です。

 この日は朝からずっと富山ガラス造形研究所近辺に滞在していました。

 先ずは10時に佐野猛氏、曜子氏御夫妻を数年振りに訪ねて、2018年4月の「加飾的硝子展(仮題)」の打ち合わせです。以前お会いした時には未だ自宅兼工房を建てる前でした。今でも最先端で精力的に活躍されているお二人と、長くお付き合い出来ていることを誇らしく思います。
 来春の「加飾的硝子展(仮題)」では佐野氏御夫妻の他に、伊藤かおり氏、大豆生田綾子氏、木越あい氏にも御参加頂き、硝子の華やかな側面を御紹介出来る作品展にしたいと思っています。楽しみにお待ちください。

 その後は直ぐ近くの富山ガラス個人工房にて制作を続けている、小路口力恵氏に会う約束をしていました。この7月「蓼喰ふ虫も酒器好き 2017」に出品して頂いたのですが、お会いするのは今回が初めて。硝子といえば比較的シャープでクリアな印象をお持ちの方も多いと思いますが、小路口氏の作品は柔らかく温かい印象の作品を仕上げています。丸みを帯びたぽってりとした白い作品からは雪のような儚さも感じさせ、冬に炬燵の上で蜜柑と一緒に置いたら絵になるように思います。でも硝子なので温かい飲み物は難しいのが難点ですが…f^_^;)

 小路口氏と会談した後は直ぐ向かいの市川知也氏の工房へ。まさに今引っ越しの真っ最中で工房の中はがら〜んとしています。
 市川氏には2018年5月の「蓼喰ふ虫も酒器好き 2018」に出品をお願いしています。
 市川氏はあの硝子界の重鎮である黒木国昭氏の元で修業を積み、現在は富山にて工房を立ち上げた、今、注目の硝子作家の一人です。彼の作品は一言で言えばとても真面目な器と言えます。丁寧な仕事に裏打ちされた使い勝手と、和の美しさをきちんと形にしようとする誠実さ、それに尽きると思います。
 こちらも来春のぐい呑み展をお楽しみに!
 またここでは市川氏の御紹介で下田顕生氏にもお会いすることが出来ました。下田氏は硝子で瑞々しい金魚や鯉などを制作している若い作家です。富山は硝子の街として全国的に高い評価を受けていますが、本当に様々な才能が集まり切磋琢磨しながら未来を切り開こうとしていて、自分もとても注目しているのです。
 下田氏には昨日にもお知らせした2018年10月の「光の在り処 part 5 -ZOO-」に出品をお願いしています。生き生きと金魚たちが泳ぐ姿を今から想像して、自分もとても楽しみにしています。

 その日は水曜日、近くの蕎麦屋やカフェが悉く定休だったこともあり、クルマで近くのスーパー内にある蕎麦屋まで出掛けランチを済ませました。相変わらずその日も陽射しが強く残暑厳しい陽気だったので、ランチ後にスーパーでゲットした「アイスの実 桃」を口に頬張りながらまたまた富山ガラス研究所まで逆戻りして、次は昨夜、富山駅前でお会いした松尾里奈氏に研究所内を案内して貰いました。

 富山ガラス工房は店内にショップを併設していることもあり、何度か入店したことがあるのですが研究所内は初めて。中央棟にある大きな溶解炉では海外から派遣された先生に指導を受けながら、若い作家志望の生徒たちが吹き硝子の実習を受けていて兎に角熱気に溢れていました。いや実際に熱いんです、工房内は。硝子を溶かすのに数百度もの高温に晒されながらの仕事ですから。生徒たちみんなが作業しながらも礼儀正しく自分に挨拶をしてくれたことも印象的でした。
 他に様々な施設を見せて貰いながら、ここは本当に恵まれた環境にあることを実感しました。富山市が力を入れて硝子の街として大きく発展して来たのも頷ける充実振りでした。この中からまた全国に、いや世界に羽ばたいて行く作家が生まれてくることを切に願うばかりです。

 一旦、松尾氏と別れて、少し時間が空いてしまったので近くの公園まで一休みしに出掛けました。17時までにまたここへ戻って来なければならないのですが、それまで2時間ほど山の上にある公園で暇つぶしです。ちょうど昼寝をするにはもってこいの爽やかさと静かさ、公園の駐車場にクルマを駐めてしばし夢の中…
 30分ほどゆっくり休んでまた研究所へ。

 実はこの日は17時から「富山ガラス造形研究所 牟田陽日 特別講義」があったのです。これは金沢で偶然チラシを目にし、急遽、予定を変更して参加することにしました。171011_muta

 牟田氏にお会いするのは2年振りのこと、前回は能見市の自宅兼工房にお邪魔して初めて御挨拶しました。その時からもう既に忙しくされていましたが、あれよあれよと言う間にますます人気作家さんとなり、今は本当に作品を手に入れるのが困難な作家さんになってしまいました。
 その牟田氏の講義と言ったら参加しない訳にはいきません。硝子を学んでいる若い作家の卵たちに牟田氏がどんな話をするのか興味津々でした。
 講義の始まるほんの少し前に自分も牟田氏に御挨拶し、牟田氏も思わぬ聴講生に「何故にここに悠遊舎ぎゃらりぃさんがおられるのでしょうか?頭が混乱しています。」とのお褒めの言葉?(笑)を頂くことが出来ました。そうして老人は若者に遠慮して一番後ろの席に陣取り約2時間の講義に耳を傾けました。
 牟田氏のお話は高校時代から美術を志向し、現代アートを学びに倫敦へと留学し、様々な出会い、思考、熟慮を経て、その変遷の先に何故、九谷焼へ辿り着いたのか、を教えてくれました。
 自分はギャラリストとして様々な作家に出会い、その作家の履歴を聞く機会は多いのですが、今回の牟田氏の話を聞いて思ったのは「どうしてもギャラリストとしての自分が聞きたい話を聞いてしまう」と言う反省でした。牟田氏が九谷焼に辿り着いた理由はとても納得のいく話でしたし、特に海外へ行くことで改めて自分の日本人としてのアイデンティティに目覚めた点は、自分も同じ日本人として共通するものを感じました。
 思った以上に話の内容が面白かったこともあり、心配された居眠りをせずに済んだことにホッとしたりして…f^_^;)会場には牟田氏の夫氏もいらしていて、また初めてお嬢様の蕗さんにお会い出来たことも何より嬉しかったことの一つです。

 19時になり、講義の最後の質疑応答が続いていましたが、自分は野暮用があったので失礼ながら早めにお暇致しました。

 続く、、、

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「置物一展 2014」始まりました。

2014年1月10日(金)

二十四節気「小寒」七十二候「水泉動(しみずあたたかをふくむ)」

謹賀新年
明けましてお目出度う御座います。
と言うには少々、正月気分からは遠離り過ぎているでしょうか。
昨日までギャラリーをお休みしておりまして、
方々へ出掛けたりしておりました。
とは言っても、必ずしも遊んでばかりいた訳ではありませんので、
その点、御容赦頂ければ幸いです。

さて、本日より新年最初の作品展「置物一展 2014」が始まりました。
この作品展も今回で8回を数えることとなり、
少しづつですがオブジェへの理解も深まって来ていることを実感します。

今回は陶、硝子の分野から16名の作家たちが出品しています。


浅野 哲
「模細工文陶筥」w13 X d11 X h12 cm:50,000円140110_asano_work


安藤郁子
「その森へ帰る」w32 X d21 X h23 cm:60,000円140110_ando_work


一色智登世
「seed」w30 X d30 X h24 cm:150,000円140110_isshiki_work


伊藤けんじ
「豚」w30 X d9 X h22 cm:65,000円140110_ito_work


稲崎栄利子
「space ship」w10 X d10 X h10 cm:120,000円140110_inazaki_work


大豆生田綾子
「スカーレット」w14 X d7 X h12 cm:42,000円140110_oomameuda_work


兼藤 忍
「あたたかな祈りの胸像」w25 X d25 X h38 cm:70,000円140110_kanefuji_work


岸本耕平
「凛壁」w14 X d10 X h11 cm:21,000円
「凛壁」w16 X d7 X h13 cm:21,000円
「凛礁」w15 X d8 X h14 cm:42,000円140110_kishimoto_works


佐野 猛
「ストライプの箱」w5 X d5 X h10 cm:31,500円
「patchwork box」w9 X d8 X h6 cm:52,500円140110_sano_t_works


佐野曜子
「織りの香立て」w12 X d12 X h3 cm:21,000円
「織りの香立て」w10 X d10 X h3 cm:21,000円140110_sano_y_works


清水真由美
「pot」w7 X d7 X h6 cm:29,400円140110_shimizu_work


田中哲也
「QOO No.11 -NOAH」w45 X d13 X h25 cm:94,500円140110_tanaka_work


丹羽シゲユキ
「華蓮」w26 X d11 X h11 cm:78,750円140110_tamba_work


富田美樹子
「器官 -K-」w13 X d9 X h7 cm:140,000円
「器官 -K-」w13 X d10 X h9 cm:140,000円140110_tomita_works


西崎 智
「光鐘 黒炎」w12 X d12 X h24 cm:250,000円140110_nishizaki_work


柳建太郎
「資本経済戦闘員」w12 X d12 X h22 cm:73,500円140110_yanagi_work



会期は1月29日(水)まで、木曜休館です。
是非、御高覧ください。

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謹賀新年の御挨拶と「置物一展 2013」のお知らせ

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

2013年ももう10日も過ぎて、お正月気分もそろそろ抜ける頃でしょうか。
自分は明日から仕事始めだと言うのに風邪をひきそうな気配f^_^;)
拗らせない様に気をつけなければ、と気を引き締めているところです。

二十四節気「小寒」七十二候「水泉動(しみずあたたかをふくむ)」

さて明日より「置物一展 2013」が始まります。
2013年最初の作品展は陶芸、硝子、金属の作家によるオブジェの作品展です。
今回は国内16名の作家達が出品してくれました。


11_ando_work
安藤郁子「森」
 価格:40,000円/小
    50,000円/大
 素材:土
大きさ:W7×D8×H16cm/小
    W16×D9×H16cm/大
特別支援学級の教員をしていた時に担当していた一人の生徒の、
その視線や佇まいが、
一見、弱いのに力強く透明な感じがして、
まるで「夜の森のようだ」と感じたことが、
この作品を生み出す切っ掛けになりました。


11_isshiki_work
一色智登世「seed」
 価格:28,000円
 素材:土
大きさ:W19×D14×H18cm
目に見えない時間や現象、言葉や音、記憶の断片、日常の風景、
日々起きる出来事からイメージは展開し、
連想的に発展して形となっていきます。
seed = はじまりのかたち


11_inazaki_work
稲崎栄利子「深海」
 価格:405,600円
 素材:土
大きさ:W30×D22×H8cm
自分の創る細やかなディテールは焼成と冷却を経て、
手では造形することが叶わなかった小ささまで収縮し、
強度を持って結晶化されます。
その凝縮された密度は人間の匂いのする手業から遠くかけ離れて、
独特の佇まいを醸し出してくれる様に思うのです。
そんな新しい佇まいを観たくて創ることを続けています。


11_iwamoto_work
岩本幾久子「前葉体」
 価格:18,000円
 素材:磁土
大きさ:W25×D16×H14cm
ミクロの世界など、
実際には目に見えない世界をモチーフに立体化して作品化していくのが、
私の最大のテーマです。
また、普段使いの作品については手触りを重視しています。


11_oomameuda_work
大豆生田綾子「朝顔金魚」
 価格:75,600円
 素材:硝子
大きさ:W12×D12×H9cm
金魚の尾ひれを朝顔の花びらで表現した作品です。
水中でひらひらなびくひれと、
風にそよぐ花びらを融合出来たら良いな、と思い制作しました。


11_kanefuji_work
兼藤 忍「宝珠」
 価格:50,000円
 素材:土
大きさ:W17×D17×H24cm
私がずっと表現したかったこと…
それは器でもオブジェでもない、もっと根源的なもの。
宝珠は意のままに様々な願いをかなえる宝、
無限の価値を持つものとして信じられて来たようです。
形が宝珠に似ているので、そんなパワーを願って…


11_kishimoto_work
岸本耕平「凛彩花器」
 価格:21,000円
 素材:硝子
大きさ:W17×D8×H21cm
硝子と銀の反応による色合いを用いました。
格子状に硝子の色彩が交わる様に制作されています。


t_work
佐野 猛「crazy bottle」
 価格:52,500円
 素材:硝子
大きさ:W11×D5×H15cm
硝子の透明感を活かし、セロファンのような色の重なりを表現しました。
「どうやって創ったのだろう?」
と言うような不思議さも出せれば良いと思っています。


y_work
佐野曜子「春の丘」
 価格:52,500円
 素材:硝子
大きさ:W19×D19×H12cm
布を張り合わせるパッチワークの様子を、
硝子の切断、溶着の技法を使い表現しました。


11_suzuki_work
鈴木祥太「オトシモノ -南天-」
 価格:45,000円
 素材:鉄、銅、銀、洋白、緑青
大きさ:W8×D5×H3cm
自然の風景の中でも特に、
普段、意識しないと気付かないような何気ない光景に美しさを感じます。
そんな冬のある光景を表現しました。


11_tamba_work
丹羽シゲユキ「華蓮」
 価格:84,000円
 素材:磁土
大きさ:W28×D14×H14cm
ここ数年、
「生きることへの喜び、生命への賛歌」をテーマに制作しています。
植物などの躍動感、生命感をヒントに自分の直感が一致するとき、
人の素肌を連想させる白い磁土を削り出すことによって、
フォルムは起こされます。
今生きていることの喜びを作品を通して共有出来れば幸いです。


11_tomita_work
富田美樹子「色絵甲殻紋様大皿」
 価格:150,000円
 素材:土
大きさ:W30×D30×H60cm
大学卒業後に万古焼きの技法を知り、
万古焼きの上絵のこんもりと盛り上がった凹凸感と
はっきりした色の上絵の具に、自分の創りたい作品と技法が一致しました。
作品は、有機的な形に細密な文様を描き込んでいくという方法で、
植物の種子、つぼみ、茎、生物、昆虫など有機的な曲線を元に立体を創り、
その後に描く文様を考えます。
制作工程の半分以上を絵付けの作業に費やし、
文様は最初の始点を決めそこから増殖させる様に描き込み、
空いた面に合う文様を思案しながら描き進めます。
文様のインスピレーションは幼少期に滞在していた、
ポルトガルで観たイスラム圏の影響を受けた
ヨーロッパの装飾美術がルーツなのかな、と思います。
その細密な幾何学文様と私がまたインスピレーションを受ける
細胞、植物、昆虫などの有機的な曲線とが混ざり合って
作品の文様パターンが出来上がっています。
大学時代以後訪れた国のうち特にスペインのコルドバ、セビーリャ、グラナダ、
インドのジャイプール、ジョドプール、トルコのブルーモスクなどの、
装飾美術に強い衝撃を受けました。
迫って来る様な細密な文様の装飾が余す所無く施され、
ただそこに立ちすくんで圧倒的なエネルギーを呆然と感じ、
私も自分の手でこの様な感覚を呼び起こさせる物を作りたいと思い
作品創りに取り組んでいます。


11_nishizaki_work
西崎 智「不動坊」
 価格:150,000円
 素材:土、硝子
大きさ:W15×D15×H29cm
「神仏」「祈り」「癒し」をテーマに製作しています。
土と硝子と言う異質な素材を組み合わせ、
土の温かみと硝子の発する優しい光によって、
心に潤いを感じて頂ければ幸いです。


11_fukunishi_work
福西 毅「letter」
 価格:100,000円
 素材:硝子
大きさ:W17×D17×H20cm
これは、昨年アメリカニュージャージー州にある
CGCA(クリエイティブ・グラスセンター・オブ・アメリカ)の
アーティストレジデンスプログラムを受賞し、
現地に3ヶ月間滞在して制作した作品です。
 現地で感じた文化や風習の違い、
新しく組んだチームメイトとの作業の中から生まれて来た作品です。
多くの意味でチャレンジの多い体験となり、
自分にとっても多くの思い出の詰まった作品となりました。


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福本双紅「萌ゆ」
 価格:25,000円
 素材:磁土
大きさ:W20×D20×H3cm


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安田泰三「虹色バルーン」
 価格:262,500円
 素材:硝子
大きさ:W14×D14×H39cm
この作品は、
雲の中を風船が飛んでいくイメージを硝子の内側に表現し、
24面のカットとレース硝子で仕上げました。


会期は1月30日(水)まで、木曜休館です。

是非、御高覧ください。

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「佐野猛 佐野曜子 硝子展」始まる。

季節は二十四節気「夏至」七十二候「半夏生(はんげしょうず)」、
もうそろそろ梅雨も明けそうなこのごろ、
蒸し蒸しとした毎日が続いていますが、
皆様におかれましては御清祥のことと存じます。

01
さて、明日より「佐野猛 佐野曜子 硝子展」が始まります。
4年ぶり2回目となる今回も、硝子の涼しげな透明感、
カラフルな色彩の躍動を感じられる作品が多数出品されました。


02
佐野 猛

1960 東京都に生まれる
1984 法政大学社会学部社会学科卒業
1986 東京ガラス工芸研究所卒業
1991 能登島ガラス工房制作スタッフ
1996 オーストラリア国立大学キャンベラ美術学校
           ガラス科大学院修了
1997 箔功館デザインコンペティション 奨励賞
1998 Glass Studio SANOSANO設立
1999 '99日本のガラス展 優秀賞
2002 伊丹クラフト展 伊丹賞
第49回日本伝統工芸展 日本工芸会奨励賞
2003 第19回伝統工芸第七部会展 文化庁長官賞
2004 かわさき現代ガラス作品展 奨励賞
第2回現代ガラス展 in おのだ 横山尚人賞
第43回日本伝統工芸富山展 奨励賞
2006 第45回日本伝統工芸富山展 高岡市教育委員会賞
2007 第21回伝統工芸諸工芸部会展 朝日新聞社賞
国際ガラス展 金沢2007 審査員特別賞
2011 第50回日本伝統工芸富山展 高岡市教育委員会賞04



05
佐野曜子

1962 東京都に生まれる
1985 成蹊大学文学部英米文学科卒業
1991 能登島ガラス工房制作スタッフ
1996 オーストラリア国立大学
キャンベラ美術学校ガラス科大学院修了
1997 工芸都市高岡'97クラフトコンペ 奨励賞
1998 Glass Studio SANOSANO設立
1999 第41回富山県デザイン展 奨励賞
2002 第3回清洲国際工芸ビエンナーレ 銅賞
2005 第20回伝統工芸諸工芸部会展 第20回記念賞
2007 第46回日本伝統工芸富山展 高岡市長賞
2008 第26朝日現代クラフト展 奨励賞  
第55回日本伝統工芸展 NHK会長賞
2009 第48回日本伝統工芸富山展 富山支部賞03



二人の硝子へのアプローチは全く異なります。

佐野 猛は硝子の持つその面白さ、ユニークさをいかに伝えうるか、
そのことをテーマにずっと創作活動を続けています。
光を通すことで涼しげな表情を見せたかと思えば、
色を重ねることで重厚な立体感を見せてくれたり…
また技法を工夫することで、
硝子とは思えないような異質な存在感を際立たせることの出来る、
そんな素材の特長を多くの人に知って貰いたい、
そんな思いでずっと作品を創り続けているのです。

一方の佐野曜子は、
自分自身にとって居心地の良い時間、
優しく平穏な気持ちで過ごせる空気感、
それは一体どんなものなのだろうか…
その思いをずっと追求し続けて彼女の作品は生み出されています。
色を多用しながら何処となく静かな風合いを醸し出す作風は、
そんな彼女の追い求める穏やかさを表現しているのです。

同じ工房で同じ様に作品創りを続け、
良い意味でお互いに影響を与えながら、
2人の作品はますます進化を遂げようとしています。

会期は7月18日(水)まで、木曜休館/10時〜18時です。
尚、7月7日(土)には佐野猛が在廊致します。
是非、御高覧ください。

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悠遊舎ぎゃらりぃ
〒 448-0804
愛知県刈谷市半城土町大湫99-3 悠遊舎1階
tel (0566)61-0321 / fax (0566)61-0322
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謹賀新年 新年最初の作品展「置物一展 2012」始まりました。

新年、明けましておめでとうございます。
昨年中はお世話になりました。
本年も宜しくお願いします。

この年末年始は久しぶりにゆっくりと過ごしました。
遠くに出掛けることもなく近所をのんびりとぶらぶら…
こういうお正月の迎え方も悪くないですね。

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と言ってるうちにもう仕事始めです。
明日より「置物一展 2012」が始まります。
陶芸、硝子、漆芸、木彫の分野から15名のアーティストが参加してくれました。


安藤郁子「森について」
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青森県にて昨年の東日本大震災を経験し「何かテーマを持ってかたちをつくる」と言うことの意味が分からなくなってしまいました。何をテーマにしても軽くて白々しいように思えて…
それでも「つくる」と言うことをし続けたいと思います。
「ここに土が存在している、ここに私が存在している」と言うことだけを心に思い浮かべてかたちをつくりました。
土の声に耳を澄ませたい、と思っています。

一色智登世「mauve seed」
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「mauve seed」とは「藤色の種」と言う意味である。
イメージの具体化
目には見えない時間や現象、言葉や音、記憶の断片、日常の風景、日々起こる出来事からイメージは展開する。
イメージは連想的に発展し具体化する。
私のイメージが具体化された時、見る人の記憶の中の何かとつながり、喚起し共感や触発を生むことが出来ればと思っている。

伊藤けんじ「きりん」
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生命の迫力、生命の重み、生命の豊かさ…
大自然と向き合いながら、ひたむきに生を全うしようとする動物たちから学ぶことはとても多い様に思います。
生も、そして死さえも何処か遠いところで起きている出来事の様に感じてしまう日々の暮らしの中で、ダイナミックな生の力を感じて欲しいと思います。

加治佐郁代子「実生」
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「生きること」
タイトルは“みしょう”と読みます。種子から芽を出し成長すると言う意味です。
種子は条件が揃った時に生命活動を開始します。
昨年は日本にとって本当に大変な年になりました。それぞれの人、それぞれの条件が少しでも多く揃い、明日へと歩いて行ければと言う思いから、祈りを込めて創りました。

兼藤 忍「青い天上の泉」
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私は、 現代の縄文式土器のような…つまり工芸ともARTとも…未分化で聖なるもの…を目指して作品作りしています。
「青い天上の泉」を感じて下されば嬉しいです。

今野朋子「hana」
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華やかで幸せなイメージを表現しました。
観て安らげたり、希望を感じたり、成長して行く強さなどを感じて欲しいと思います。

佐野 猛「soft form "bean"」
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硝子そのものの持つ面白い特性を、いかに余計なフィルターを掛けずに伝えられるかに重点を置いて制作しています。

佐野曜子「織りの箱」
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「自分が一番大切にしたいこと」
そのことを常に心に描きながら作品を制作しています。
自分の好きな文様、また作品創りにおいても自分自身にとって穏やかな時間であること、そのことを意識しながらこれからも硝子に触れて行きたいと思っています。

鈴木秀昭「祭器」
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縄文土器、自然物〜年輪や鍾乳洞や蜂の巣などをヒントに創りました。
精神性を醸せたら…と思いながら制作しました。

高間智子「はなことば」
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幼い頃から咲く前の花の中身を知りたくて、蕾を捲り取ってみたときの衝動や咲く前の期待感、散ってしまった後の喪失感などを作品に出来ないかと思い制作しています。

丹羽シゲユキ「華冠」
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いくつもの花弁が重なり合い、開いて・・また開いて、蕾から花ひらく生命の誕生を連想するエネルギーと私の感覚・感性が触れた時、磁器の柔らかくなめらかな素材を通してひとつの形がうまれて・・・。
私なりの生きることへの喜びと生命への讃歌。

土岐謙次「捨てられないかたち-ロス・ラブグローブへのオマージュ-」
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日常的に大量に消費され、食器として使われることなく捨てられていくペットボトル。
しかしその食材を守るその姿はきわめて簡素で、故にとても美しい。
捨てるには美しすぎるそのかたちが漆の佇まいをまとって生まれ変わります。

福本双紅「しののめ」
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陶芸作品そのものと言うよりむしろ作品のまわりの空気、雰囲気、佇まいに興味があるのかもしれません。
ただ良質の印象だけが残る佇まいをいかに導き出すか、そんな思いで制作しています。

藤笠砂都子「Flow」
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「Flow」とは“流れ”と言う意味です。
自然の様々な動きや様子をモチーフに作品を創っています。
川を勢い良く流れる水、植物の美しいラインや生命感など、日常の中で見つけたちょっとした自然の姿と人間の感情とを繋げながらイメージをふくらませています。

柳建太郎「ペアグラス」
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「寄り添うカタチ」から伝わる温もりを硝子から感じて取ってくれたら、と思います。


会期は1月25日(水)まで、木曜休館です。
是非、御高覧ください。

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明日より「置物一展 2011」始まる

2011年4月7日(木)

この度の東日本大震災で亡くなられた方々、
並びに被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

「もう」なのか「まだ」なのか、
大きな災厄をもたらした震災から1ヶ月になろうとしています。
そしてその日から続いている人災とも言うべき原子力発電所での大きな事故。
その間、自分も仕事が手につかない日々を送っておりますが、
それでも季節は私たちのことなどお構い無しとでも言うように、
雪の季節から花の季節へとどんどん変わって行きます。
まるで急かされるように心の隙間がぽっかりと空いたままの私たちは、
それでも一つ一つ出来ることから日常を取り戻して行かなければなりません。
そして今現在、日常の生活から取り残されてしまった多くの人々が、
いつか淡々とした普通の毎日を取り戻して行けるように、
しっかりと準備しておかなければならないと思います。

私たちに出来ることは大したことではないかもしれませんが、
それでもその「大したことではないこと」をたくさんたくさん集めて、
少しづつ高く高く積み重ねて、
被災した人たちにとっての微かな灯台になれるよう日々過ごして行きましょう。



さて、明日から始まります「置物一展 2011」では、
12人のアーティストによるオブジェを御紹介致します。
硝子、陶芸、金属、木彫の各分野から、
それぞれにあるテーマを持って制作された作品展です。

<硝子>
伊藤けんじ「DRAGON」 90,000円
この造形の凄さは伊藤けんじだからこその迫力と言えると思います。
硝子にとぐろを巻くように絡み付きながら、
今にも大空へと羽ばたいて行きそうなその雄々しい姿からは、
躍動感溢れる永遠の生命力と自由への憧れを感じます。08_ito_work


佐野 猛「香水瓶/水玉」 31,500円
この作品ではブローの行程ではあまり吹かずに、
水のような透明感を立体的に見せようとしています。
硝子独特の塊の持つ面白さを香水瓶のかたちで表現しました。t_work


佐野曜子「織りの蓋物」 42,000円
花器や鉢のかたちの作品を創ることが多いのですが、
今回は塊のような存在感と器としての機能を兼ね備えた作品を
創りたいと思い制作しました。y_work


福西 毅「PANDORA」 1,200,000円
それは神々が仕掛けた罠?あるいは誘惑?
人類はその強い好奇心により開けてはならないはずの甕の封印を解き、
あらゆる災いや害悪をこの世にもたらしてきた。
遠い神話の時代よりもたらされた厄介なこの神の贈り物は
時を越え形を変えて現代社会の中に、
また今を生きる私達の中にも確かに存在してきた。
甕の封印からは出られることなく、その内外を蠢くかのように取り囲み、
観る者に甘い誘惑を囁きかける”災い”と、
それでも一人で天を見つめる”希望”を詰め、
自分なりのパンドーラ(全ての贈り物)として創造しました。08_fukunishi_work


柳建太郎「ROBBIT」 210,000円
最近、頭の中のネジが10本程足りないのが分かって来た。
時間で言うと20年程回転が遅い。
精神年齢にいたっては小学校低学年ほどか?
どおりで娘と一緒に遊ぶと波長が合う。
今回は娘と遊びながらドローイングしてみた。
無垢な素直さと幸福感、そして新鮮さを表現出来たと思う。
年々、作品がどんどん複雑に、
また大きくなり制作日数も随分と費やすようになった。
けれど、複雑になり凝りに凝った作品でも、
自分が感じるのはむしろシンプルな面白さだと思う。08_yanagi_work


<陶芸>
熊本栄司「兜 -KABUTO-」 105,000円
戦国時代に武将がかぶっていた武具を現代風にアレンジしてみたら面白いと思い
陶にて制作しました。
基本的には黒を基調とし、金にて豪華さを出し、
両サイドとも髪の毛が前にのめり込むような流れる感じを出してみました。
角の部分には金彩にて波文様で躍動感を出し、
穴をあけて兜の正面に施してある文様が隠れないようにしました。
現代もある意味では戦国時代と言えると思います。
いろいろな困難に負けず前へ前へ進みたいと思います。08_kumamoto_work


竹村智之「SUKUI」 40,000円
未曾有の大災害が起き、何かしら出来ることがあればという気持ちをかたちにしました。
「自然の光、時の瞬きを切り取りたい」と思い日々制作しています。
真白い磁器土を線条に絞り出し積み重ねていきかたちを作り、自然の光や色を自分なりのイメージで彩色し映し出しました。08_takemura_work


田中哲也「ヘキメンノシコウ No.31 -秘められた音へ-」 84,000円
私は7年ほど前から陶と金属を組み合わせた作品を創っています。
一見、金属に見える作品は陶が主体で一部本物の金属を組み合わせています。
この陶と金属の境界線を焼失できないだろうかと思っています。
また、私の作品は現代美術作品であり工芸作品でもあります。
コンテンポラリーアートとクラフトの境界線、
前衛と伝統の境界線を焼失できないだろうかと思っています。08_tanaka_work


藤笠砂都子「the movement of the nature」 180,000円
自然の様々な動きや様子をモチーフに作品を創っています。
鳥が空を飛ぶ姿、川を勢いよく流れる水、植物の美しいラインや生命感など、
日常の中で見つけたちょっとした自然の姿と人間の感情とを繋げながら
イメージをふくらませています。
今回の作品は流れに巻き込まれながらも軽やかに、
且つ力強く解き放つようなイメージで創りました。08_fujikasa_work


<金属>
鈴木祥太「蒲公英」 110,000円
野に咲く草花を金属素材を用いて原寸大に制作し、
植物の美しさ、力強い生命力を金属の中に留意する。
制作工程:
薄板の真鍮版に花びらとなる切れ込みを入れ一つ一つに鏨で筋を入れる。
筋を入れた真鍮版に雌蕊となる棒材を差込み蝋付けし板を重ね合わせる。
銅で制作した葉っぱ、茎と蝋付けし緑青で色付けする。08_suzuki_work


永沼理善「自重力 baby Hoohoo」 150,000円
産業機械や動物、自然現象など様々な「動き」が氾濫する中で、
造形作品による動きを通して
鑑賞者が様々に思いを深めることの出来る造形作品を目指しています。
造形作品における動きは、生産的な必要に迫られた訳ではなく、
その点においては無意味な動作と言えます。
しかし、それ故に
鑑賞者は純粋にその動作そのものやそれを生み出す仕組みや形態に注目し、
思いを巡らせることが出来るのです。
独立して運動を行う物体は何処となく生物的でもあります。
その仕草や佇まいから感じ取れる、
あたかも自立しているかのような意志や感情の存在に、
素直な気持ちと豊かな感性で呼応出来ればと思うのです。
この知的好奇心と憧憬、感覚、感情を触発し、考えること、
感じることのきっかけを提起する作品の制作を出来ればと考えています。01_work


<木彫>
加治佐郁代子「にょきっ」 28,000円
大地の中に眠るもの08_kajisa_work


会期は4月27日(水)まで、木曜休館/10時〜18時です。
是非、御高覧ください。

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佐野曜子 略歴

佐野曜子

1962 東京都に生まれる
1985 成蹊大学文学部英米文学科卒業
1991 能登島ガラス工房制作スタッフ
1996 オーストラリア国立大学
    キャンベラ美術学校ガラス科大学院修了
1997 工芸都市高岡'97クラフトコンペ 奨励賞
1998 Glass Studio SANOSANO設立
1999 第41回富山県デザイン展 奨励賞
2002 第3回清洲国際工芸ビエンナーレ 銅賞
2005 第20回伝統工芸諸工芸部会展 第20回記念賞
2007 第46回日本伝統工芸富山展 高岡市長賞
2008 第26回朝日現代クラフト展 奨励賞

現在、全国各地、アメリカ、
      オーストラリア等で個展、グループ展
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