工芸

悠遊舎:閉館のお知らせ

 皆様に於かれましては御健勝のことと存知ます。
 
 さて突然のお知らせで大変恐縮ですが、2018年8月1日を以って悠遊舎を閉じ、それに伴ってギャラリー、カフェなど全ての営業を休止致しました。

 1997年6月30日に悠遊舎を開館してから21年間、また2003年1月には現代工芸を中心としたギャラリーとして悠遊舎ぎゃらりぃを開廊して15年半の間、試行錯誤をしながらも自分なりに運営に努めて参りましたが、一身上の都合により閉館せざるを得なくなったことは本当に残念に思います。

 自分としてもここ数年の間により多くのお客様にいらして頂けるようになり、漸くギャラリーの経営も余裕が出て来て、まさにこれからさらに質の高い、より良い作品、独創性のある作家を紹介していこうと思っていた矢先のことで非常に忸怩たる思いがあります。

 このような形で永きに亘って情熱を注いで来たギャラリーの仕事を中断せざるを得ないことは自分としても本当に残念でなりません。また様々な形でお世話になった方々には本当に感謝の言葉もありません。

 有難う御座います。

 いつか必ずギャラリーを再開出来るよう暫くの間は充電期間として、じっくりと研鑽に努めたいと思っております。また何処かでお目に掛かることもあろうかと思いますが、その時はまた宜しくお願い致します。

 尚、再開までの期間は下記の通りSNS等を運営して行く予定です。

http://www.you-yuusya.com:休止
facebook.com/YOU.Yuusya:継続
twitter.com/you_yuusya:継続
blog.livedoor.jp/you_yuusya:継続
gallery@you-yuusya.com:継続

 季節の変わり目ですのでお身体を御自愛ください。
 今後とも宜しくお願い申し上げます。

悠遊舎ぎゃらりぃ 加藤鉄則

「光の在り処 part 4 透き通るかたち」のお知らせ

2018年6月22日(木)

二十四節気「芒種」七十二候「梅子黄(うめのみきばむ)」

先日の地震は本当に吃驚しました。愛知県でもかなり揺れました。
まだ寝ていましたが直ぐに飛び起きて、
テレビを付け地震速報に見入ってしまいました。
何人かの方にも連絡を取り無事を確認し、漸く一息つけました。
このところ頻繁に地震が起きているので、
災害に備えることは本当に大切なことと改めて痛感しています。
皆さんもくれぐれも気を付けてお過ごしください。

さて明日より「光の在り処 part 4 透き通るかたち」が始まります。
硝子に関わらず陶芸でも漆芸でも、
工芸は常に「道具」か「美術」かの二者択一を迫られると言う、
古くて新しい命題が存在します。
その境界線を越えて存在するモノになれるのか?
作家の自己への問い掛けは常に観る者にも向けられているように思います。
この機会に作家と一緒にその問いに対する答えを見つけてみませんか。

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加藤千佳
1994 兵庫県に生まれる
2015 第57回大阪工芸展 新人賞
    第53回兵庫工芸展 兵庫県教育委員会賞
2016 神戸芸術工科大学先端芸術学部クラフト・美術学科 卒業
    神戸芸術工科大学卒展 学科賞
    大阪工芸展 NHK大阪放送局長賞
    第55回日本現代工芸美術展 入選(’17)
    第55回日本現代工芸美術展近畿展 KBS京都賞
    第54回兵庫工芸展 準大賞
    Young Art Taipei
    神戸アートマルシェ
    KOGEI Art Fair Kanazawa
2017 第3回金沢・世界工芸コンペティション 入選
    県展 (公財)伊藤文化財団賞
    雪のデザイン賞 入選
2018 神戸芸術工科大学大学院芸術工学研究科総合アート&デザイン専攻 卒業180623_kato_work_02
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 水の変化の一種でしかない氷や雪。私は幼い頃から水の状態変化や現象に魅力を感じていました。「草地に白化粧する霜」「冬の朝の窓につく水滴」「氷を境に上と下の情景」「窓ガラスに模様する霜」それらは時に儚く、美しく、脅威であもあります。
 何気ない日常の中に「美」と「芸術性」を感じるのです。
 一定の条件下でしか存在できない氷や雪を、ガラス素材に現れる力の痕跡を利用し表現したいと思います。180623_kato_work_03


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佐々木雅浩
1969 愛知県に生まれる
1993 愛知教育大学総合造形コース 卒業
1995 富山ガラス造形研究所 研究科 卒業
1996 金沢卯辰山工芸工房 ガラス工房専門員(〜2001年)
1997 金沢市工芸展 北陸放送社長賞 
1998 金沢市工芸展 金沢名鉄丸越社長賞
1999 ‘99日本現代ガラス展・能登島 銀賞
    金沢市工芸展 金沢市工芸協会会長賞
     ‘99世界工芸コンペティション・金沢 優秀賞
    吉野谷村 アート アンド クラフトin御仏供杉 大賞
2001 金沢わん・one大賞 優秀賞
    金沢市工芸展 金沢市長奨励賞
2009 第4回KOGANEZAKI・器のかたち・現代ガラス展『VESSEL』
                黄金崎グランプリ
    第4回現代ガラス展in山陽小野田 土屋審査員賞
    New Glass Review 30
2010 国際ガラス展・金沢2010 奨励賞
    New Glass Review 31180623_sasaki_work_02
●展覧会
1995 「日本現代ビードロ展」Fundacion Centro Nacional Del Vidrio(Spain)
1996 「現代ガラス六人展」サンクリノ美術館(熱海市)
2000 「Streams Of Light」Grand Crystal Museum(台湾)
    「日本の現代ガラス展」小野田サンパーク(山口)
2001 「現代ガラスの魅力展」姫路市立美術館(姫路)
2002 「北陸のガラス展」金津創作の森美術館(福井)
2008 「彼方へ -土×ガラス- 安藤郁子 佐々木雅浩」瀬戸新世紀工芸館(愛知)
2015 「韓・日ガラス造形交流展」Glass Island Mac Art Museum(韓国)
2016  アートフェア東京(東京)
    「Collision & Fission – Exhibition of Contemporary Glass Artist」
                   Tianyuan Glass Art Center(中国)
2017 「Life-world /lebenswelt Ausstellung Exhibition」
                  Alexander Tutsek-Stiftung(ドイツ)
    「Japanisches Glas heute」
        Glasmuseum Frauenau/Lette Glass Museum (ドイツ)
2018 「愛知のガラス展〜愛知、教育現場からのガラスの表現」 大一美術館180623_sasaki_work_03
●パブリック コレクション
金沢市、能登島ガラス美術館、吉野谷村、Grand Crystal Museum、星稜高校
富山ガラス美術館、ウェスティン ナゴヤキャッスル、金沢卯辰山工芸工房
Glass Furnace、黄金崎クリスタルパーク、Alexander Tutsek-Stiftung
Lette Glass Museum180623_sasaki_work_04
 私は『工芸』を語る時、「機能性」や「実用性」を条件とする事に違和感を覚えています。『工芸』と言う言葉は明治以降に使われ始め、その後、柳宗悦の民芸運動に端を発する「用の美」という概念が現在の『工芸』の後ろ盾になっている事は否めません。「用の美」と言う概念は用途のある器物を合理的な形で作った弥生土器をルーツにし、現代の日本の工芸やデザインにも大きな影響を及ぼしている事も事実です。
 しかし私は日本人の原初的な行為から現在の『工芸』を見ていくことが重要だと考えており、ルーツは縄文時代にまでさかのぼると考えています。縄文人は素材を用いてその制作過程から神々と交信して形を導き出し、生きる事を祈るように造形表現をしてきました。そうした人間の精神性を素材を用いて造形表現する行為こそが、日本の『工芸』の源流であり芸術活動の根幹だと強く思うのです。
 私は吹きガラスと言う技法を用いて制作しています。それは炎を前にして素材と格闘し素材の見せる魅力的な形体の一瞬をとどめる造形表現です。制作は何人かのチームで行い全員が息を合わせて同じ方向を見つめ、意思を通わせながら制作しなくてはいけません。少しの判断ミスで瞬時にガラスは割れてしまいます。それは非常に儚く危うい素材の一側面です。多くの人は、ガラスは冷たく硬いイメージを抱いていますが、溶けたガラスを扱う私には、熱く柔らかく、時には艶めかしく有機的な形体を表出させます。炉の中で熱せられながら増殖し成形され緩やかに変形していく様は妖艶で、まるで生き物が成長しているかのようです。
 私は吹きガラスの制作現場は古来よりの祭りの場であり、作者は炎の前で精神を研ぎ澄まして神々に祈るシャーマンの様な存在だと感じています。私は作品を作る際、吹きガラスの特徴であるライブ感を大切にして制作をしており、具体的な形体やイメージを持って制作に向かっておりません。その時の気持ちやその場の空気に身を委ね、ガラスの瞬間の表情を見つめながら造形をしています。決して概念を形体にするのではなく、素材から感じるエネルギーに導かれるように形体が生まれ出るような感じです。
 それは自然(素材)と対峙し、神々に生を祈るように造形を行った縄文人の行為と同様の表現活動であり、芸術表現だと考えています。
 私は『工芸』を「用の美」や「応用美術」という枠から解放し、純粋な芸術表現として世に問う事を試みています。それは決して現代アートに迎合するのでは無く、古来より人類が行ってきた自然との営みの中から生まれでる、素材と人間との関係から造形し表現する行為『工芸』の文脈を、既存の芸術の文脈と同列に位置づけさせることです。その為、西洋における彫刻とは異なる文脈で成立してきた、日本古来の美意識から生まれ出た立体表現『工芸』として、作品を世に発信していきたいと考えております。

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高木基栄
1984 愛知県に生まれる
2007 愛知教育大学 卒業
2010 富山ガラス造形研究所 卒業
2011 石川の現代工芸展 大賞
2012 現代茶湯アワード弐〇壱弐 グランプリ
2013 金沢卯辰山工芸工房 修了
    テーブルウェアフェスティバル2013 佳作
2015 世界工芸コンペティション・金沢2015茶の時空間 現代創意賞
2016 アートフェア富山 特別賞
現在  金沢市にて制作

パブリックコレクション:名古屋市立工芸高校、常陸国出雲大社
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 ボクは特に作品を制作する上で特別コンセプトを立てたり、テーマを立てることがあり
ません。学生の頃からコンセプトやテーマがないことが悩みでした。
 さらに言えば、他の作家が自作について堂々と「コンセプトは〜」と自ら話し出したり、すぐにコンセプトについて尋ねてくる観客のことが嫌いです。それは今まで見てきた人たちが話すコンセプトというものについての言葉選びがあまりにも陳腐でリアリティがなかったからかもしれません。
 好きなものや人に対して、その好きな理由を言葉で表すことができる時点で薄い(浅い)という感じに似ていると思っています。
 ガラスという素材を扱う上で、ガラスに対しての向き合い方は作家ごとにそれぞれあると思いますが、その向き合い方・関わりあい方は長年ガラスと正面から向き合い、ガラスについて思い悩むことで、お互いの距離感を掴み出来上がった関係性だと思います。
 ボクの場合は学生の頃から、工芸の素材としてガラスを触り、工芸の造形として作品の形を考えてきたので、今となってはどう転んでも工芸がベースの作品に「なってしまう」ような気がしています。
 一工芸家としてガラスと関わっていると、目の前のガラスのことで手一杯になってしまい、コンセプトやテーマなどという他ごとを考えている余裕はありません。
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●作品「存在証明」について
 このことを前提に、最近の作品について思うことを書くとすれば、今展示で出品している作品は初めて銀鏡反応を使い、作品全体を鏡状にしています。
 最近(まだ深く読み込めていないですが)般若心経に興味があります。般若心経の中の「自分という実態はこの世界の中にどこにも存在はしなかった」という口語訳を読んで、学生の頃から抱えていた「コンセプトがない」というコンプレックスから解放されました。「色不異空空不異色」や「色即是空空即是色」もいいですね。
 全ては「たまたま」です。
 たまたま1984年に、たまたま愛知県で生まれたボクが、たまたまガラス作家になり、たまたまボクが吹きガラスで吹いた球体が集まってできた物体がボクの作品です。
 ボクの作品を見てください。鏡状の作品はそれを見る人の姿も写し込みその表情を変えます。つまり、ボクが見ているボクの作品と、他の人が見たボクの作品は別のものとは言えませんか?そんなことを考えていたら、ああ正に般若心経でいう「空(くう)」だなあと思い、作品の名前を「存在証明」と名付けました。
 そんなことを嘯きながらのらりくらりと作品や工芸について話してみたりもしますが、実は裏では作品を工芸の文脈内でどう串刺しにして、自作を歴史上でどういうポジションとして置いていくか、ということも考えていたりもしますが、全てを書き尽くしてしまうと面白くないので、この先はまた別の機会にお話できたらと思います。180623_takagi_work_04


会期は7月1日(日)まで、会期中無休/10時〜18時です。
尚、6月23日(土)は加藤千佳、高木基栄、佐々木雅浩が、
6月24日(日)にも高木基栄が在廊致します。
この機会に是非、御高覧ください。

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悠遊舎ぎゃらりぃ
〒 448-0804
愛知県刈谷市半城土町大湫99-3 悠遊舎1階
tel (0566)61-0321 / fax (0566)61-0321
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「KOGEI Art Fair Kanazawa 2017」のお知らせ

2017年11月18日(土)

二十四節気「立冬」七十二候「金盞香(きんせんかさく)」

昨夜から雨がずっと振り続けています。
この時間になって漸く少し雨も上がりましたが、
今日はさすがに冬の到来を感じずには居られない寒い一日でした。
それでも世間は忙しく動いています。
17時頃に灯油を買いに近くのガソリンスタンドへ行く道すがら、
夕闇の中を沢山のクルマが列をなして家路を急いでおり、
また遠くに見えるショッピングセンターではネオンが明るく輝いていて、
感傷に浸ってる場合ではないな〜としみじみ思うのでした。

さて11月24日(金)〜26日(日)、金沢にてアートフェアが開催されます。
悠遊舎ぎゃらりぃも出展致します。
この「KOGEI Art Fair Kanazawa 2017」は初めて金沢で開催され、
また工芸に特化したアートフェアとしても日本では初めてのことと思います。
悠遊舎ぎゃらりぃとしても今まで名古屋、神戸、東京と、
様々なアートフェアに出展して来ましたが、
工芸に特化したアートフェアは初めてと言うこともあり、
とても楽しみにしています。
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悠遊舎ぎゃらりぃの出展概要は下記の通りです。

会場:KUMU金沢 -SHARE HOTELS-
部屋:410号室
会期:11月24日(金)/13時〜18時(招待者限定)
   11月25日(土)/11時〜19時(一般公開)
   11月26日(日)/11時〜18時(一般公開)
作家:陶芸→浅野 哲、増原嘉央理
   硝子→川北友果、田中福男
   彫金→石井雄次
   金工→光本岳士
在廊:11月24日(金)→石井雄次、川北友果、田中福男、光本岳士
   11月25日(土)→石井雄次、田中福男、光本岳士
   11月26日(日)→浅野 哲、石井雄次
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今回を機にさらに日本の工芸が飛躍することを心から願っています。
もし宜しければ是非、足をお運びください。
金沢でお会い出来ることを楽しみにしております。

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悠遊舎ぎゃらりぃ
〒 448-0804
愛知県刈谷市半城土町大湫99-3 悠遊舎1階
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市俄古へ! 其の五

2013年11月23日(土)

とうとう市俄古顛末記も5日目、今日はSOFAの2日目のお話です。

実は今回、ちょとした小さな奇跡と言うか、
偶然があったのでそのお話から…

それは亜米利加出発の数日前のことでした。
大阪在住の硝子作家さんから、突然メールを受け取ったのです。
その作家さんは5年程前からお付き合い頂いている方で、
ここ最近は年に1回程度、連絡を取り合うくらいで、
普段は殆どやり取りはなかったのです。

自分も突然のメールに「何だろう?」と用件が思いつかず…
メールの内容はこうでした。

「御無沙汰しています。
実は、自分はこの8月からアーティスト・レジデンスで招待され、
亜米利加の南伊利諾大学で講師をしながら作品の制作を行っています。
実は大学の教授から同じ伊利諾州の市俄古で開催されるSOFAのことを聞き、
その時に真っ先に加藤さんのことを思い出しました。
以前、加藤さんから倫敦で開催されたアートフェアを観に行ったことがある、
と聞いたことを思い出したのです。
SOFAについては何か御存知ですか?」

御存知も何も、
あと数日後にはまさにその市俄古へ行こうとしていた矢先のことで、
自分でもあまりの偶然に吃驚してしまい、
迷わず返事を送りました。
「♫市〜俄古のSOFAで〜、会〜いまっしょお〜!♫」(歌:フランク永井)

今回、自分がSOFAへ行くことに決めたのは誰にも相談すること無く、
全く1人で決めたことでしたが、
今回の市俄古行きはなるべくしてなったのかも知れない、
そんな♥運命♥を感じるような、そんな奇跡だったのだと思います。

SOFA、2日目の11月2日(土)の13時に会場内で待ち合わせて、
久しぶり、2年ぶりくらいの再会となりました。
彼の大学がある炭谷(カーボンデール)市は、
市俄古から鉄道で6時間程の長旅、
距離にして530kmほど南にあるのだそうです。
玉蜀黍畑の広がる大平原を只管走ってやって来た彼は、
最後に会ってからまた少し痩せていました。
あ、走ったのは勿論、列車ですからお間違い無きよう…f^_^;)

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久しぶりの再会、しかも市俄古だなんて!
にも拘らず大して感動の対面にもなることもなく、
まぁ男同士なんてこんなもんです。
彼は以前にも亜米利加へ硝子留学をしていたことがあるので、
英語がそれなりに話せるんですね。
だから会場内で彼が大学で教えている学生やら、
以前からの古い友人の硝子作家やらと久々の再会をしつつ、
自分には会場内に出品されている作品などの解説をしてくれたり。
そうそう、ここでは書けませんが、
亜米利加のギャラリー業界の内情なんかも少しだけ教えて貰ったりして、
それはそれで面白くも恐ろしい(嘘)お話でした。131101_sofachicago_20


そうそう、そんな中の一つにとても興味深いお話がありました。
ある作家の硝子作品がやたらと沢山のギャラリーから出品されていて、
しかも価格は全て数万ドルクラス…131101_sofachicago_24

人気のある作家さんなんだな〜、と思っていたのですが…
その作家、実は数年前にもう50代半ばですっぱりとリタイヤして、
現在は布哇(ハワイ)で悠々自適に暮らしているそうなのです。
リタイヤするまでにかなり人気を博し、
創る作品が飛ぶように売れていたとのこと、
そうやって稼げるだけ稼いだらさっさと作家活動を止めて引退してしまう。
多分、日本だったら大顰蹙ものでしょう。
日本では作家と言えば40〜50代はまだまだ若手、
中堅どころと言われ、「死ぬまで勉強です」みたいなの好きですからね。
勿論、それはそれで一つの真実ですが、
一方で割り切ってさっさと仕事を止めて好きなように生きる人生も、
それはそれでありだな、と自分は思うのです。

いろんな意味で目から鱗のSOFAでした。
作品は昨日のうちに一通り観ていたので、
今日はちょとだけ冷静に会場を回りながら、
そうすることでまた新しい印象を持てたり、
昨日には見えてなかったものが見えて来たり…
自分にとって新しい経験と、
そしてこれからの自分をきちんと考える良い機会となりました。131101_sofachicago_23


その日は一緒に晩飯を、ずっと後回しにしていた市俄古ピザを食べよう!
2人で食べるんならちゃんと征服出来るだろう、と思い、
その前に一先ず彼の宿泊先まで歩いて行くことにしました。
Navy Pierから市俄古美術館近くまで歩くこと1時間程、
日も暮れて、♫街の灯りがとても綺麗ね、市俄古♫(歌:いしだあゆみ)
う〜ん、今日は何故だか歌のフレーズが良く出て来ちゃうな〜…f^_^;)
相変わらずずっと曇り空で天気は悪かったのですが、
風もなく、その分温かかったのが救いでした。
港から街を抜けて摩天楼のネオンを眺めながら歩くのもまた乙なものです。
途中、港近くの公園に家鴨?鵞鳥?が放し飼いされていたりもして…
何だか長閑な夕暮れに気持ちも和もうってものです。
最後の夜ですからね、市俄古の。
彼がチェックインするのをホテルのロビーで待っている間に、
軽く転寝なぞしてしまったり…131029_chicago_30


その後、ホテルで教えて貰った市俄古ピザの店を探すこと10分程、
思っていた以上にその店が混んでいて、
多分待てば1時間程掛かりそうな気配に二人ともうんざりして、
結局近くのファストフードの店で食べることに。
最後の晩餐は、こうして簡単に済ませることとなったのでした。
果たして自分が市俄古ピザを食べる日はやって来るのだろうか…

その夜は明日の荷物の準備で早々にホテルへ戻り、
パッケージもちゃっちゃっと済ませ、
→使い古した下着を持って行って、
履いては捨て履いては捨てをしたお陰で荷物が減ってくれました\(^o^)/
ゆっくり風呂に浸かって寝坊防止のためきちんと目覚ましをセットし、
そのままベッドの中へ…

続く…

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悠遊舎ぎゃらりぃ
〒 448-0804
愛知県刈谷市半城土町大湫99-3 悠遊舎1階
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市俄古へ! 其の四

2013年11月19日(火)

「市俄古顛末記」もいよいよ佳境になって来ました…?

4日目にもなると流石にもう慣れたもので、
まるでずっと前から住んでいたかのように、
自由自在に街を歩けるようになってくるものです。

いつものようにテキパキと朝食を済ませて、
今日は今回の市俄古行きの大本命である、
「SOFA Chicago 2013」の一般公開初日です。
とは言えオープンは11時から、それまでは時間があるので、
今日こそは展望台に登るぞ!との思いでバスで南下、
天気は相変わらずの曇り空でしたが霧は掛かっておらず、
視界はまぁ何とか大丈夫そうでした。

先ずは市俄古最高層のWillis Towerへ!
このビル、寧ろSears Towerと言った方が通りが良いかも知れませんね。
台湾にある「台北101」が出来るまで24年もの間、
ずっと世界一の高さを誇って来た市俄古を代表する摩天楼の一つです。
4年前に買収されて名前が変わってしまった時には、
市俄古市民はかなりショックを受けたそうです。

スカイデッキは103階にあり、
先ずはWillis Towerについて解説された映画を観て、
高速エレベーターに乗れば数秒でスカイデッキへ!
そこからの眺めはまさに圧巻でした!!131029_chicago_11

曇っている所為で地平線は霞んでしまっていましたが、
それでも地上400mから見下ろす市俄古、
その向こうに広がる密西根湖は
日本ではなかなか目にすることが出来ない雄大さでした。

実はスカイデッキには2カ所だけ、
出窓のようにフロアから突き出している空間があります。
勿論、硝子張り(厳密にはアクリル張り)、当然のことながら床も透明です。
幅3 x 奥行き1.5m程度の狭い空間で窓はないのですが、
そこに立つのはかなりの勇気が必要です。
いくら自分が高いところが好きとは言っても、
いくらそこが絶対安全だと言われても…
自分もその部屋に入ってみましたが、
50cm程入るのがやっと、それ以上は外に行けません。
家族連れで来ていた観光客も大勢いましたが、
みんなそこでは大はしゃぎしてました。131029_chicago_16


そろそろ「SOFA Chicago 2013」の時間になろうとしていたので、
バスで会場へ向かいました。
ちょうどWillis Towerのすぐ近くのUnion Stationから、
会場である「Navy Pier」行きのバスが出ていたので、
始発から終点まで乗り換え無しで行くことが出来ました。

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Navy Pierは市俄古市内中心部から密西根湖に突き出した埠頭です。
そこにはちょとした遊園地やお店、レストランなどがあり、
日曜日などに家族連れや友人、
恋人同士などで遊びに来るにはぴったりの場所なのです。
神戸のメリケン広場がちっちゃくなったと思って頂ければ、
何となくイメージが湧くでしょうか。
その突端に大きなコンベンションセンターがあり、
そこが今回の「SOFA」の会場となっています。

ここで簡単に「SOFA Expo」について説明しましょう。
「SOFA」は「Sculpture Objects Functional Art and Design」の略で、
毎年、亜米利加の市俄古、紐育、三太笛で開催されているアートフェアです。
アートフェアって何?って人のために…
クラフトフェアは→
器やアクセサリーなどを作っている人がブースを出して展示販売するイベント
アートフェアは→
ギャラリーが、自分の店で扱っている作家の作品を展示販売するイベント
アートフェアは最近、日本でもかなり盛んに行われていて、
自分も初めてこの夏、
名古屋で開催された「ART NAGOYA 2013」に初出展しました。
「SOFA」の特徴は工芸(絵や写真ではなく)を主に扱うアートフェアで、
且つ、世界最大と言っても過言ではありません。
世界中のギャラリーが市俄古に集まり、
硝子や陶芸、木工やジュエリーなどの作品が一堂に会するのです。
当然のことながらその作品のクォリティはまさに世界最高峰と言えましょう。
現代工芸の最先端の作品たちをそこでは観ることが出来るのです。
勿論、観るだけではなく売買も盛んに行われていて、
特別公開日も含め4日間で1億円規模のお金が動くと思われます。
亜米利加国内はもとより欧州、亜細亜、中東、豪州などから、
60店以上のギャラリーが集結します。
日本からは1店のみの出展がありました。
日本はこれだけレベルの高い工芸を生み出していながら、
意外に海外へのアピールが少ないんですよね。
いつも勿体ないと思っているのですが…
日本文化を海外に紹介するまたとない機会だと思うんですが…
日本について言えば、ギャラリーの出展は1店のみでしたが、
海外のギャラリーで出品している作家は他に何人もいました。
また1つ不思議だったことは市俄古市内にあるギャラリーで、
日本の現代工芸作家(主に陶芸)ばかりを扱っているギャラリーがあり、
ディレクターは亜米利加人のようだったので、
どうしてまた日本人作家を扱うことになったのか聞いてみたかったです。
聞かなかったですが…(忙しそうにしていたので)

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丁度、正午頃に会場入りして、
そこから沢山の作品が展示されているギャラリーブースを観て廻ります。
それにしても硝子が多い、多すぎる!
出品されている作品の半数以上、
多分7割くらいまでが硝子だったのではないかと思います。
しかもデカい!!デカすぎる!!!131101_sofachicago_26

ま、向こうの家は大きいですからね、特にセレブの方々は。
亜米利加では大きい作品が人気ってことなのでしょう。
それにしても流石に硝子の本場とは言え、これだけの硝子作品を観ていると、
途中から少々、食傷気味になって来ます。
価格帯も低いものでも数万円、高いものになると数千万円((◎o◎;)))))
一番売れていた価格帯は数十万〜数百万円ってところでした。
やっぱりレベルが違い過ぎるな〜…ちょとだけ気後れしながら、
半分のギャラリーを廻ったところで会場内に設置されたカフェでランチ。
ランチなんて言える代物ではなかったけれど、
→安いものには手間をかけない、喰えれば良い、と言った感じf^_^;)
外に出るのも億劫だったのでそこで済ませました。131101_sofachicago_19


と・こ・ろ・がっ!
カフェがやはり込んでいたので相席になったのですが、
そのとき一緒になった瑞西人夫妻が陶芸家さんで、
しかも常滑に長く住んでたことがあるとのことで、
日本語が通じたんです!
今回は御主人さんが出品しているとのことで、
瑞西から市俄古までいらしていました。
御主人はMr. Arnold Annen
奥様も陶芸家で Ms. Violet Fassbaender
常滑の方なら御存知でしょうか?
今度、「国際陶芸フェスティバル in ささま」で来日されるとのことでした。
こういう出会いってあるものなんですね〜。
嬉しい限りです(^-^)

ランチを簡単に済ませて残り半分のギャラリーを廻ります。
こちらもやはり硝子作品だらけ、
それでもこれだけの迫力ある作品を観ていると、
自分もさらに質の高い作品を紹介して行ける力を付けなくては、
との思いが強くなります。
そして日本にも世界で活躍出来る作家たちが沢山いることを、
もっともっとアピールして行けるようにならなくては…
気持ちばかりが先行して実態が伴わなければ意味がないんですけどね。

131101_sofachicago_30
まぁ、そんなことを思いながら、
全てのギャラリーを一通り観た頃には身も心もくたくた。
外の風に当たりたくなって会場を後にしました。
Navy Pierには先端のところに使われなくなった灯台があり、
そこから密西根湖が見渡せるので、
曇り空と少し風が出て来てひんやりとするNavy Pierで、
少しだけ熱くなった頭を冷やしながら街へと戻りました。

時間はまだ16時前、
もう一つの展望台があるJohn Hancock Centerへ急ぎます。
夕暮れにはまだ少しだけ早かったので、
本当はもう少し時間を遅らせたかったのですが、
こればっかりは仕方ありません。
Navy Pier からはそんなに遠くもなく15分程で到着、
そのままエレベーターで展望台まで。
このビル、形がちょっと面白くて台形になってます。
つまり低層階に比べ高層階が狭くなっていると言う訳。
そうそう、市俄古は風が強いと言う話を以前しましたが、
高層ビルは高層階になればなるほど、
風の影響で、水平に30cm程は動いてしまうのだそう…
こんなとこ住めるのかな〜f^_^;)131029_chicago_19


131029_chicago_24
John Hancock Centerの展望階は94階、高さ300m辺りです。
高さではWillis Towerには敵いませんが、
展望についてはこちらが上でしょう。
と言うのも密西根湖が近く景観が良い、
周りがやはり高層ビルで取り囲まれているので、
隣のビルの屋上がすぐ間近に見え、しかも様々な建築が目白押し。
Willis Towerは摩天楼の端にあるので、
ちょとだけ面白さに欠けると言えます。
因みに下記の写真、分かりますか?131029_chicago_21

左の白いビルの屋上に日本ではあまり見掛けない屋上プールがあるんですよ。
亜米利加ならでは、ですよね。

曇りとは言え上から見下ろす風景は何とも気持ちの良いものです。
普段の視点とは違ってものの見え方が変わると言うのは、
自分の考え方にもちょとした影響を及ぼすと言うか、
それは今回、久々に日本を離れたと言うことも含めて、
自分の此れ迄と此れからをより冷静に判断出来る視点を持てると言うか…
普段は自分の半径数百m内で物事を考えるのが当たり前になっていますが、
それが数km〜数十kmと言う広い視点でものを見られるようになれば、
自ずと物の考え方も変わって来ざるを得ないと思うのです。

たまには良いこと言うよね、自分もf^_^;)

一旦ホテルに戻ってから、改めて晩飯のために外へ。
今日は何となく饂飩を食べたい気分だったのですが、
流石にそれは無理、それでもせめて麺類が食べたかったので、
本で紹介されていた安くて美味いと言う触れ込みの、
「Joy’s」と言うタイヌードルの店に行くことにしました。
バスで数分揺られて、通り沿いにその店を見つけたので、
次のバス停で降りて少し戻ることに。
ところがお目当ての店が無い、ってか看板が出てない。
おっかし〜な〜、と思いつつ「ここだ!」と思った店に入店。
席に案内されてメニューを見ると表に「Wakamono」の文字。
「若者?」
あれ、店の名前が変わってる?…
メニューを見ても乗ってるのは寿司、いや、寿司”風”料理。
どうも間違えて日本”的”レストランに入ってしまったらしい。
今更出て行く訳にも行かずその店で食べることにしました。
メニューがどんな料理なのか今ひとつ想像出来なかったのだけれど、
メニューの名前が面白くて適当に注文したのは「Godzilla」131029_chicago_28


これ、なかなか美味しかったんですよ。
所謂、巻き寿司なのですが海苔の代わりに天かす、
ネタは桜海老と蟹にアボカド、チーズなど、
味付けは鰻ソースと山葵マヨネーズ。
ガリもちゃんと付いてて、こういうアレンジなら悪くないね。
量的にも丁度良く、これで$14ならお安いです。
他にデザートに林檎パイとアイスクリームを頼んで晩飯は終了。
そう言えば向かいのテーブルで、
白人女子と亜細亜系の男子女子が座って食事を楽しんでたのだけど、
途中から亜細亜ンが白女に箸の使い方のレクチャーを始めて、
それが何とも微笑ましくて、見ていて笑っちゃいました。

そんなこんなで4日目も無事終了。
因みに最初に行こうと思っていたタイヌードルのお店は、
「Wakamono」から100m程南の並びにちゃんとありました。

しっかりせんかい、俺!f^_^;)

続く…

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愛知県刈谷市半城土町大湫99-3 悠遊舎1階
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市俄古へ! 其の一

2013年11月12日(火)

二十四節気「立冬」七十二候「地始凍(ちはじめてこおる)」

昨夜より急激に冷え込んだお陰で、
風邪をひかんばかりの勢いですが、
今のところその気配もなく無事に過ごしております。
が、そうは言っても油断大敵!
体調管理には十分気をつけて風邪など吹っ飛ばしてしまいましょうぜっ!

さて今回は作品展の御案内ではございません。
実は私、先々週の10月29日(火)〜11月4日(月)と、
亜米利加は市俄古(シカゴ)へと行って参りました。
その簡単な御報告をさせて頂こうと思った次第であります。

今回、市俄古へ行って来たのは仕事を兼ねて、
毎年秋のこの時期に市俄古市内にて、
「SOFA expo」と言う大きなアートフェアが開かれるからです。
「SOFA expo」は現代アートとは言っても主に出品されるのは工芸、
陶芸や硝子、木工などの美術工芸品と言う奴です。
自分もギャラリーを始めて10年以上となり、
少しづつこう言うアートフェアに目を向け始めていたこともあり、
ここは一つ、思い切って世界の工芸の世界を観て来ようじゃないかっ、
と思い立ち、思い立ったら吉日、直ぐに航空券とホテルの手配をして、
ひとっ飛び行って参りました。


ひとっ飛びと言うには12時間は長過ぎでしたが、
成田を出発したのが10月29日(火)の18時頃、
長時間のフライトを終えて市俄古へ到着したのは同日16時頃。
そう、日付変更線を越えるので時計が戻ってしまうんですね。

その日の市俄古は雲一つなくよく晴れていて、
風もなく(市俄古は「風の街」と呼ばれるくらい実は風が強いらしい)、
これは快適な旅になりそうな予感が…
市俄古国際空港から市内へは地下鉄で1時間程、
先ずは空港にて1週間有効のCTA Pass(地下鉄、バス乗り放題)を購入し、
そのまま市内へLet’s go!
丁度、夕方のラッシュアワーに打ち当たってしまい、
地下鉄車内は大混雑、それでも親切な市俄古シアンレディーが、
さり気なくボストンバッグを置くスペースを確保してくれたりして、
「良かとこや〜ん、市俄古!」→単純
因みに市俄古は「地下鉄」って言いながら頭上の高架を走ってるんですけどね。
だから車窓は悪くないんですよ。
その代わりチョ〜五月蝿いのがタマにキズ。

そのままホテルへチェックインしたら、
フロントの兄さんが兎に角流暢な英語を話すもんだから→当たり前、
こちらはチンプンカンプン。
それでも何とか言いたいことは伝わって来たので
(1)禁煙ルームなので煙草を吸ったら罰金を$250払えよ!→I see!
(2)誰か友達を部屋に招き入れるか?→No!!
(3)グレードアップしてやったよ(^_-)-☆→Thank you!!!
(4)カードキーは何枚必要?→意味が分からなかったから、
「Sorry?」って聞き返したら「3」枚くれたf^_^;)
ま、いっか…

そんなこんなで部屋に入ったら、
これがまた思った以上に広くて綺麗な部屋だったので有り難や〜、
と、そのまま軽くベッドでバタンキュ〜。
そう、自分は飛行機では眠れない質(こう見えて繊細なのです)。
だからかなりのお疲れ状態でホテルに辿り着いたって訳です。131029_chicago_01


ホテルで少し休憩してから、腹減ったので取り敢えず外へ。
ホテル近辺をぶらぶらして適当なレストランを物色。
こぢんまりしたイタリアンレストランがあったので、
市俄古初めての夜はそこでピザを頂きました。

市俄古と言えば「市俄古ピザ」ってのがあるんですが、
これがまたとんでもない代物!
厚さが3〜5cm程もあるようなジャイアントサイズ!
味はともかく、そんなもん1人で喰えるかっ!?
ってことでレストランに入って最初に聞いたのは、
「Do you have a Chicago pizza here ?」
こう言う場合、何でもhaveを使ってしまうのは英語素人の性ですね。
何とか通じるから良いけど。
「No, ウチのピザは薄いItalian pizzaです。」って言ったと思うので…
「OK, I see.」
ってな訳でメニューを見ながら一番シンプルなチーズとサラミのピザを、
それからミニトマトとカテッジチーズのサラダを注文しました。
ピザの味はまぁ可もなく不可もなく、ってな感じでしたが、
サラダのドレッシングがちょと変わってて、
ウスターソースをベースにいろいろな調味料が混ぜてあるようで、
初めての味でしたが美味しかったんです。
他にデザート(どんなんだったか忘れちゃいましたが…f^_^;)も
一品オーダーしてその日の晩飯は終了。

と・こ・ろ・がっ…
やはり向こうの料理は脂っこくて胃に凭れるんですよね、
その日の夜からもう胸焼けが…

初日の夜は特に出歩くこともなく、
そのままホテルへ帰って風呂入って寝ました。
風呂と言ってもバスタブはめっちゃ浅くて身体全体は浸かれないので、
風呂好きの自分としてはそれが何とも物足りなくて寂しかったです。

そんなこんなで1日目は終了。

続く…

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御挨拶

御訪問いただきありがとうございます。

2008年8月1日よりインターネットでの通信販売を開始することになりました。

2003年1月に工芸専門のギャラリーとして愛知県刈谷市にオープンして以来、5年半の間、様々な作品展を企画して来ました。
沢山のお客様にいらしていただき若手を中心に陶芸、硝子、ジュエリー、とんぼ玉、漆芸や木工家具などの生活により密着した作品を紹介して来ました。
また昨年辺りからよりアートに近いオブジェ様の作品も含めて、より広がりのある、深みのある作品も扱うようになって来ました。

今回、通信販売を始めることになったのはより多くの方、特になかなか作品展の会場まで足を運んでいただけない遠方のお客様に、実際に作品を手にする機会を増やしたいと言う思いからです。
ここ最近になって、時々、遠方のお客様から作家さんへの問い合わせをいただくことが多くなって来ました。
インターネットの普及のお陰で作品を写真に撮り、メールでのやり取りを経た上で作品を実際に購入していただくことも比較的簡単になり、今まで思いもしなかったより広範な地域の方とのコミュニケーションを広げて行くことの重要性をひしひしと感じています。

作家の生み出す作品は基本的には世界に一つしか存在し得ないものです。
そのひとつひとつの作品はどんなに多くの方に知っていただきたいと思っても、大量生産のモノと違って、どうしても限られた範囲でしか広がりを持てないところがあります。
そんな中でインターネットでの通信販売は、その限られた世界を少しづつですが広げて行くことができる可能性を持っていると思います。

自分に出来ることはまだまだ小さいと思いますが、少しづつ新しい一歩を進めて行きたいと思っています。

今後ともよろしくお願いします。

悠遊舎ぎゃらりぃ 加藤鉄則
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