2012年02月12日

釜師 吉羽與兵衛展

吉羽與兵衛展呈茶担当名
   (釜師 吉羽與兵衛展会場)      (本日の呈茶担当は宗初先生)

今日は、名古屋栄三越店で8日〜12日に開催されている「三代目襲名 釜師 吉羽與兵衛展」を訪れました。お茶の稽古を始めて釜に興味を持ったこともありますが、もう一つの理由が。それは会場に呈茶席があり、今日の担当がお世話になっている津田宗初先生だからです。先生から同展のご案内をいただき、訪れることに。

霰百会釜軸 宗完宗匠 瑞雲
        (霰百会釜)              (掛物 瑞雲)

会場にはいったら、三代目を襲名された吉羽與兵衛(よしはよへい)氏による、作品解説が始まったところでした。津田先生はじめ社中の方々と、解説を拝聴。いろいろな姿の釜の造りかたを、解りやすく丁寧に説明していただき、勉強になりました。特に印象に残ったのは霰百会釜。利休が利休百会に用いた釜を模したもので、霰模様が見事です。與兵衛氏「この釜の霰模様は、後で付けたのではなく、釜と共に造ります。霰の数は上から下まで一廻りすべて、数は同です。霰の大きさが、下にいくに従って段々大きくなります。鋳型に顔を半分入れて型を作りますが、集中力が必要でしんどい作業です」と釜造りの苦労話も。

氏の作品解説が終わったあと、氏と共に呈茶席で薄茶をいただきました。呈茶席の掛物は、宗初先生所持の久田宗完宗匠筆の「瑞雲」。
釜師・吉羽與兵衛家は、初代が千家十職釜師・大西家13代浄長の門下に入り、1925年大西家より別家を許され、與兵衛の号を受け京釜師として独立。三代目與兵衛氏は、1968年二代目の長男として生まれ、2008年三代與兵衛を襲名されました。さわやかなイケメンです。貴重な勉強の場にお誘いいただいた、宗初先生に感謝です。

午後からは、名古屋の蒐集団体「宝古加美会」の例会に出席。盆回しで、戦前の珍しい絵葉書等をゲット。気分良く帰宅です。

youan164 at 22:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!お茶 

2012年02月11日

ムクロジの実

にっぱち庵のむくろじむくろじの実
   (にっぱち庵 ムクロジの実)      (いただいた ムクロジの実)

昨日、お昼に寄った長野県松川町の「そば処 にっぱち庵」の、カウンター上の花瓶に入れてあった見慣れない木の実。
なんだろうと思い尋ねました。するとご主人から「これはお客さんからいただいた、ムクロジの木の実です。畑にムクロジの実を蒔いて、10年目にやっと実が付いたと、持ってきていただきました」という答え。

枝に造花と見まがう、黄色みがかった樹脂で作ったような実が、鈴なりに付いています。実の中に種子らしい、黒くて丸い姿がみえます。興味深くみていると、ご主人「少しですが、どうぞ」と一枝切っていただきました。有難くいただくことに。

ムクロジはムクロジ科の落葉高木。果皮に多量のサポニンを含み、水を泡立てる働きがあるので、かっては洗濯などに広く利用されたようです。
漢字で「子が患わ無い」、「無患子(むくろじ)」と書くことから、固いムクロジの実は女の赤ちゃんのお守りとして、羽子板の羽根に用いられます。お釈迦様が「無患子の実を108繋いで、念珠を作りなさい」と言われたのが、念珠の始まりという。

いただいたムクロジの実から、黒い種子を取り出す作業。果皮はまさに樹脂のように固く、カッターを使ってもなかなか割れません。どうにか取り出した種子は、重くいかにも固そう。いただいた「にっぱち庵」のご主人に感謝です。種子、庭に植えて10年後に実がなるのを待ちましょうか。(笑)

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2012年02月10日

久方・にっぱち庵(松川)

用事で伊那谷へ。お昼は久しぶりに、長野県下伊那郡松川町の「そば打ち にっぱち庵」に行きました。
「にっぱち庵」は2008年12月1日に紹介しましたが、その後しばしば訪れる蕎麦屋さんです。最近は人気の店とあって、数か月前に来た時は日曜日でお客さんの待ち行列が長く、食べるのを諦めました。しかし、12時45分に行った今日は私達だけ。ゆっくりと蕎麦を楽しむことに。

にっぱち庵 外観にっぱち庵メニュー
     (にっぱち庵 店舗)          (にっぱち庵 メニユー)

お店の方お薦めの「季節の天ざる」を注文。メニューを見ると当店一番人気とあります。店内に「注 そばは、のびやすくコシがなくなってしまうため、当店では、蕎麦の写真撮影は禁止させていただいております。 店主」の張り紙が。というわけで、出てきた「季節の天ざる」の紹介は、言葉だけに。蕎麦は二八の荒挽きで、色あさ黒く太さは中細。二枚に分けて出てきます。角がたって腰がありおいしい。天ぷらは小海老二匹とブロッコリ、ニンジン、菊芋、ごぼう、エノキ等。菊芋の天ぷらが珍しい。カリカリとした歯触り、旨い。(代金は4年前と同じで 嬉しい)

そば湯入れそば湯は、大きな片口の器でたっぷりとでてきます。器は蔓で巻いてあり、初めて訪れた時から同じスタイルの器です。スッキリ系のそば湯が、おいしい。

店のカウンターにある花瓶に、珍しい木の実がありました。お聞きすると「むくろじ」の実とか。紹介は明日に。

「そば打ち にっぱち庵」 長野県下伊那郡松川町元大島1447-13
  TEL 0265-36-2457   定休日 火曜日
  季節の天ざる 1390円  ざるそば 790円(大盛り+390円)

youan164 at 22:50|PermalinkComments(2)TrackBack(0)この記事をクリップ!蕎麦屋 

2012年02月09日

七福神 吟ぎんが(岩手)

七福神吟ぎんが今宵は、岩手県盛岡市・菊の司酒造の「七福神 純米吟醸吟ぎんが仕込み」を楽しみました。
菊の司酒造は創業元和年間(1615〜1623)、酒造業開始は安永年間(1772〜1778)という老舗蔵。「菊の司」と「七福神」が代表する銘柄。「七福神」は、七柱の福徳の神様である大黒天・蛭子・毘沙門天・弁財天・福禄寿・寿老人・布袋の、めでたさにあやかるようにとの願いを込めて、名付けられました。

使用されている酒米「吟ぎんが}は、オリジナルの酒米を持たなかった岩手県が、長年かかって平成9年に開発した酒造好適米。新開発のお酒の名前は全国から寄せられた公募で「吟ぎんが」と、命名されました。「吟」は良い原料を使って念入りに醸造する「吟醸」を意味し、「酒造用の米」であることが一目でわかります。「ぎんが」は、酒造好適米の特性である「心白」の輝きと、きらきら光る酒を表現しており、また「銀河鉄道の夜」宮沢賢治のふるさと岩手を、思い浮かべることができるという。

フルーティないい香り、米の酸味と旨味があり豊かな味。おいしい。東北の酒のあとのシメは、やはり東北・秋田の「太平山 純米大吟醸 天功」。日本酒が旨い。

「七福神 純米吟醸吟ぎんが仕込み」 菊の司酒造 岩手県盛岡市
 使用米 吟ぎんが  精米歩合 50% 
 価 格 1.8L 3400円   購入店 高浜市 マルア

youan164 at 22:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!日本酒 

2012年02月08日

太閤本店の定食(名古屋)

メニュー 太閤定食実際の太閤定食
     (メニューの太閤定食)         (本日の太閤定食)

今日のお昼は、名古屋市中区栄の太閤本店伏見店。太閤本店はしゃぶしゃぶ・会席料理の店で、夜はかなりのお値段ですが、お昼のお薦めは、太閤定食です。
太閤定食、上のメニューで1050円。今日出てきた太閤定食も、ほぼメニューと同じでボリューム満点でした。その上、ご飯、味噌汁お代わりOK。同行者のほとんどが、ご飯のお代わりを。で、食後のコーヒーが200円。約1時間、個室でゆっくりの食事タイムでした。

太閤本店伏見店の太閤定食。以前近くに勤務していた時よく利用しましたが、今でも変わらない内容で、値段もお値打ちのままでした。

太閤本店 伏見店  名古屋市中区栄2丁目2-12(NAP伏見ビルB1)
  TEL 052-222-2323   年中無休

youan164 at 23:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!グルメ 

2012年02月07日

古稀

長寿祈願表

先月、熱田神宮に行った時に見かけ、気になった看板。
「平成24年 歳祝表 健康長寿祈願」の表です。よく見ると、古稀の欄に昭和18年生まれとあります。ゲェ〜、自分のことではありませんか。
古稀はまだ先と思っていましたが、数え年でいえば確かに今年です。

古稀とは知られているように、杜甫の「曲江詩」中の「人生七十古来稀なり」の句から、70歳をいいます。表には、古稀より年齢が上がるに従って、喜寿・傘寿・米寿・卒寿・白寿と続き、100歳が上寿(じょうじゅ)とあります。百寿や111歳の皇寿は聞きますが、上寿はあまり聞きません。
上寿を広辞苑で調べると、「人の寿命の長さを上・中・下に分けた、その最も長いもの。上寿100歳(または120歳)、中寿80歳(または100歳)、下寿60歳(または80歳)とされた」とある。なるほど。

カミさんに「今年 古稀だけど」というと、「アッ そう。昔と違って今は長生きで、皆さん通るからね」とひややか。誕生日がきたら、「この年まで日本酒を楽しめて感謝!」と、少しいい日本酒でささやかに乾杯といきますか。(笑)

youan164 at 22:11|PermalinkComments(2)TrackBack(0)この記事をクリップ!その他 

2012年02月06日

メッセージ入 バラ

花弁にメッセージ

NHKテレビ朝のニュース番組で、「バレンタインの贈物として如何」と、メッセージが入ったバラが紹介されました。(写真はNHKテレビの画面より)

蕾のバラをプレゼントすると、花が開き二枚目花びらに「I love you」等のメッセージが現れるという仕掛けです。どうしてバラの花びらに文字を?と思ったら、作成方法も紹介。文字が印刷されたシールを使い、シールを花びらに当て軽く押すと、金文字のメッセージがバラの花びらに転写されます。色々な文字やもありました。印刷技術の進歩に驚くばかりです。

取材の花屋は、豊橋市のM−styleさん。
番組では、バレンタインの贈物、最近は女性から男性へチョコレートを贈るばかりでなく、男性から女性への贈物も増えているという。その一つとして「メッセージ入りバラ」の紹介。ステキなメッセージ入りのバラをプレゼントされれば、嬉しいこと間違いなしでしょうね。(^^♪

youan164 at 21:30|PermalinkComments(4)TrackBack(0)この記事をクリップ!バラ 

2012年02月05日

長誉新春蔵開き(岡崎)

今日は4日〜5日で開催されている、岡崎市中町・丸石醸造の「長誉新春蔵開き」へ。駐車場はバス等の車で満車。蔵開きに大勢の人が訪れています。

試飲コーナーもうチョット! 試飲コーナー
     (入口の試飲コーナー)        (もうチョット・・)

蔵の入口をはいると試飲コーナー。秋には「大吟醸 家康」となる「大吟醸 竹千代」はじめ、6種類のお酒や梅酒などのリキュールが試飲できました。「もうチョット入れてよ」というお客さんや「金賞受賞酒の試飲はないの?」というお客さんも。担当の方も大忙しです。

試飲のお酒大賑わいの会場
       (試飲のお酒)        (大賑わいの会場)

ふるまい酒がある飲食ができる会場は大賑わいで、座敷はお酒を楽しむグループで全て埋まっています。

ふるまい酒長誉まんじゅう
      (ふるまい酒の樽)        (長誉まんじゅう)

会場の中心にはふるまい酒の樽が二つ。自分で注げるので飲み放題です。おでんやみたらし団子売場は長い列が。吟醸酒を使った隠れた名物「長誉まんじゅう」(6個600円)を、久しぶりに購入。お酒は新発売の「三河武士 雄町48大吟醸」を買いました。
二年振りに訪れた長誉新春蔵開き、楽しい時間でした。


余談ですが・・
NHKEテレで5日15時から、1月21日にNHKホールで開催された「平成23年度NHK全国短歌大会」が放映されました。カミさんも当日NHKホールへ。カメラが観客席を映した時、なんとカミさんの顔がチラリ(約2秒)。ちなみにカミさんの歌は俵万智さん選の佳作で、舞台再登場は来年以降に期待です。

youan164 at 23:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!日本酒 

2012年02月04日

蓬莱泉立春朝搾り2012

蓬莱泉立春生しぼり今日は立春。暦の上では春だが、今年は寒さがまだまだ続きそう。
午前中は、お茶同行会の稽古。
午後からは豊田市・成田屋酒店さんからの電話を待ちます。立春の今日は「蓬莱泉立春朝搾り」が発売されるからです。成田屋さんのご主人が、今朝7時に設楽町にある関谷醸造本社に行き、立春朝搾りの酒に肩ラベルを貼り、そのあと神主さんのお祓いを受けたお酒をお店に運ばれたら、「入荷しました」との連絡があります。
午後1時過ぎに電話があり、豊田市の成田屋酒店へ。お店の前には多くの車、皆さん立春朝搾りを購入のようです。

ラベルには「平成二十四年壬辰 二月四日」とあります。毎年、一枚づつコレクションが増えていきます。嬉しっす。
今宵の晩酌はもちろん「蓬莱泉 立春朝搾り」。フレッシュで米の旨味が広がり、スッキリと切れていきます。旨い。
蓬莱泉の「立春朝搾り」、約1万本が日本名門酒会加盟のお店で販売されるとのことです。全国で各蔵の立春朝搾り、どの位楽しまれているでしょうか?

「蓬莱泉 立春朝搾り 純米吟醸生原酒」関谷醸造 愛知県設楽町
精米歩合 55% 価格 720ml 1575円 購入店 豊田市 成田屋酒店

youan164 at 22:14|PermalinkComments(2)TrackBack(0)この記事をクリップ!日本酒 

2012年02月03日

末廣 伝承山廃純米(福島)

山廃純米 末廣+20 雪の松島

今宵は、先日知人からいただいた東北の酒、福島県会津若松市・末廣酒造の「伝承山廃純米 末廣」と宮城県大和町・大和蔵酒造の「超辛+20 雪の松島」を楽しみました。

「雪の松島」は、いただいた1月15日に紹介したので、今日は「伝承山廃純米 末廣」について。末廣酒造は創業嘉永3年(1850)。酒名は、当家が問屋間の取引に使っていた符丁「アキナイスエヒロク」から、末廣と命名されたという。
「伝承山廃」について。明治末期に山廃造りを創始した、嘉儀金一郎氏が大正初期に試験醸造したのが、末廣酒造嘉永蔵。当時から伝承されるのが、末廣の嘉儀式山廃造りだそうです。

口中に入れると、酸味と甘みが混じり、かすかに苦味が感じられます。複雑な味わいが旨い。燗をつけると甘みがまし、まろやかな味に。「超辛+20 雪の松島」は、表示通りの辛口。燗酒で楽しみました。シメは秋田の「純米大吟醸 天功」。旨いっす。

「伝承山廃純米 末廣」 末廣酒造  福島県会津若松市
 使用米 記載なし  精米歩合 60%

youan164 at 22:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!日本酒